Okanagan's Twilight Days

人生の黄昏を迎え、日々の出来事を徒然のままに綴っています(*^_^*)

バンクーバー冬季五輪5日目 2010年2月17日

2010-02-17 16:59:42 | 日記・エッセイ・コラム

今朝カーリング予選リーグ日本対アメリカ戦に吸い込まれるように生放送を観戦していた、野球なら9回までであるが、カーリングでは10回まで攻防が続く、ただ各イニング(エンド)ごとに先攻後攻が逆になる、10回を終了して同点なら延長戦となる、お互い最初に投げる“リード”、2番目に投げる“セカンド”、3番目に投げる“サード”、そして最後に投げる司令塔ともなる“フォース(船長の意味であるスキップとかスキッパーとも呼ばれる)”の4人が1チームを組んでプレーする・・・

小生もカナダに在住していたおりは、特にスコットランドからの移民が多いカナダの東部トロントに棲んでいるとき、下宿の近くに手動でピンを拾い上げて並べるボーリングレーンが3~4併設するカーリング場があった、そこへ時々出かけて行きボーリングを数ゲームした後、そこで楽しそうにカーリングに興じる人々を眺めていた、そのときはカーリングのルールなど分からず唯眺めていただけだった、どこがええがや??と・・・

投てき役が30m離れた直径4mのハウスと呼ばれるサークルを狙って20kgのストーンを投げる、するとそのストーンに張り付いた二人のスイーパーがハウスの後ろに立つディレクター役の指示に従いブルームと呼ばれるブラシでストーンの前を擦って滑りやすくしてストーンの速さと方角を自由自在にコントロールする、氷が張られたレーン上には“ぺブル”と呼ばれる1~2mmの氷の粒がアイスメーカー認定レベル4資格者によって散りばめられストーンが滑りやすく、コントロールされやすくしてあるらしい・・・

相手方のストーンがハウスの中心部近くにあればそれを弾き飛ばして味方のストーンをハウス中心部に導くことも出来る、ハウス手前のTake Out Free Areaに味方のストーンを守るためストーンの停止位置を操って置き相手方のストーンの進行路を妨げることも出来る、各エンド最後の投てき者となるスキップが投げた後、如何に味方のストーンがハウスの中心部に置くかが勝負の分かれ目となる、カーリングの攻防はなかなか奥が深い頭脳プレーが要求され“氷上のチェス”とか“氷上のビリヤード”と呼ばれている・・・

各チームには1ゲーム当たり取ってもいい作戦タイムアウト2分と合わせてて75分与えられる、“エンド”と呼ばれる“1回の攻防”につき相手チームと交互に一人2投づつ合計16投投げられる、先攻と後攻がそれぞれ7.3分の1エンドごとに入れ替わる、5エンドのあとハーフタイムが5分とられるが、10エンドの攻防が2時間30分に渡って繰り返される長~~いゲームである・・・

ボーディングスクール

先攻のアメリカがエンド7の表まで6-4とリードされていたがエンド7の裏にスキップの目黒萌絵が放ったストーンが相手のファーストストーン(一番中心部にあるストーン)をハウスの外に弾き飛ばし3点をゲットして6-7と逆転した☆その後も互角の固唾を呑む攻防がつづいたがアメリカの最後の渾身込めたストーンが日本のファーストストーンに当たり動かしたが僅か髪の毛1本の差で日本チーム(リード:石崎琴美、セカンド:本橋麻里、サード:近江谷杏菜、スキップ:目黒萌絵)がアメリカに9-7で勝利した!☆

日本選手の組が整氷後始まったスピードスケート女子500m1回戦(36人エンター)の結果は次の通りである、12組の岡崎朋美(38歳、富士急)は100mを10″49ではいり順調なスタートを見せた、だがスピードに乗れず38″97の17位で終わった、14組の新谷志保美(しんや、30歳、竹村製作所)が10″50で入って38″964で16位に留まった、15組の吉井小百合(25歳、日本電産サンキョー)は10″51で入って38″566で6位につけた☆今季シーズンベストを37″50を持つ16組の小平奈緒(こだいら、23歳、相澤病院)は10″75で入りあと実力を発揮できず38″835で始まった・・・

2回戦は9組の岡崎は入りの100mを10″57で入ったもののあと失速して20番目のタイム39″060で総合16位で終わった、1000mでの活躍を期待したい、新谷と小平は11組で一緒に滑った、100を小平より早く10″49で入った新谷は38″797の小平を抑えて38″765で1回目より2つ順位を上げて総合14位となる、小平は1回目の8位から4つ順位を上げたものの今大会充分実力を発揮できず12位に終わった、1000mでの健闘を期待したい・・・

1回目日本人トップ6位につけた吉井は100mを10″55で入り2回戦5位に当たる38″432で順位を1つ上げ総合5位に入賞を果たした!☆1000mでも上位を狙ってもらいたい、この種目でも実力を充分発揮したのは韓国勢と中国勢だった、彼女等は入りの100mをななな~~んと10″20前後で入ってしまう!☆金メダルに輝いたのは韓国のイ・サンファの1′16″09(38″249/37″850)だった、銀を獲得したのは1′16″14(38″307/37″838)のウォリフ(ドイツ)だった、銅メダルは1′16″63(38″487/38″365)で中国のオウ・ホクセイが獲った・・・

フィギュアスケート男子ショートプログラムに出場した三羽烏はほとんどのジャンプを無難にまとめ好スタートを上げて19日のフリープログラムに臨むことになった、高橋大輔(23歳、関西大学院)はトップのプルシェンコに0.60pt に迫る自己ベスト90.25pt の得点を挙げ3位につけた☆☆織田信成(22歳、関西大)は84.85で4位につけた☆、小塚崇彦(たかひこ、20歳、トヨタ自動車)は79.59て゜8位につけた☆3人ともメダルを狙える位置にあるといいであろう・・・

サイプレスの1230mのコースで行なわれた女子スノーボードクロス予選1回戦に出場した9位1′31″23で1/16ファイナル3組に進んだ土井奈津子(30歳、クルーズ)は転倒して途中棄権している、練習中にキッカーを降りたときに頭を強打し目まいを起こした藤森由香(23歳、アルビレックス新潟)は欠場した、さぞ悔しかっただろう・・・

明日18日には今日アメリカを接戦のすえ破って勢いのついたカーリング女子クリスタル青森の日本チームは強豪カナダと10エンドを戦う、明日からスノーボード・ハーフパイプ男子の予選と決勝が行なわれる、国母よ、あきもせず国会まで持ち込んでことを大きくした、人の表面しか観れない自民のやからどもを見返してやれ!スピードスケート男子1000mもある、またショートトラック男子1000m予選とショートトラック女子500m決勝も行なわれる・・・

コメント
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