そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

いっそ自由選挙で首班を選んではどうか

2011-06-08 | マスコミ報道

 原発は外部の、IAEAと国内の調査委員会がどれほどの調査結果を出すか興味深い。嘘と勝手な理屈で塗り固めていた、東電の内部まで踏み込んでもらいたものである。

 一方政治状況は、語るに値しない状況である。茶番劇の後は、大連立を口にしていた連中が突然ヘンな理屈を言いだしている。小異を捨て大同につく度量も見られない。

 何よりも次が見えてこない。こんな時代であるから、強力なリーダーシップがいるのか?それとも調整型の人物が良いのか?単なる管理型で良いのか、先頭に立つ人物像が見えてこない。

 政界再編まで考えているようすもなく、誰か特定の人物を担ぎ出す動きがあるわけでもない。火中(渦中)の栗を拾う度量のある人物も見当たらない。指導力がないと、下ろされる菅直人である。次の人物は指導力が問われるのであろう。

 管を下ろすことだけで動いた茶番政局は、先の見えないドタバタ劇の最中である。

 大連立が出来たとしても、次には批難し合う関係になる間柄である。自らの選挙を考えているのであろう。総論で大連立を打ち上げても、いざとなるとしり込みしてしまう。そんな中でも、被災地では現場の人たちが懸命に活動している。

 この際、先日の提案以上に踏み込んで、党議拘束をなくして各議員が自由に首班を指名してはどうだろう。小学校の級長を選ぶ感覚である。人物本位で選ばれること確実である。

 そもそも、政党は違いがあってこそ存在意義がある。今は全くそれがない。あるいは、政党のメンツを前に出す時ではない。各自自由投票で首班を選ぶべきである。

左にフォトアルバム<根室の奥座敷標津岳>をアップしました。 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大腸菌の猛威

2011-06-07 | 政治と金

 ドイツで、大腸菌(O104)感染の溶血性尿毒症候群(HUS)による死者が23人、感染者と思われる人が2300人を超えている。

 日本でも直前に、生牛肉のユッケを食べて、同じく大腸菌(O111)による死者が相次いだ。これは同じチェーン店で原O111因も解り易い。子どもが重病になっていた。

 ヨーロッパの原因はよく解っていない。当初、スペイン産のキュウリが原因と疑われ、外交問題にまでなったが、結局解らずじまいである。今回は女性に死者が多い。

 昨日は、モヤシが怪しいと言われたが、これも検出されなかった。この分だと、カイワレ大根が怪しいと言われ、菅直人が人前で生で頬張った日本のO157同様に、原因は解らずじまいになるだろう。

 それにしても、大腸菌は何故にこれまで人を脅かすのであろう。逆説的に聞こえるかもしれないが、あまりにも環境から多くの雑菌を排除したことにある。

 大腸菌そのものは、決して強い細菌ではない。生体内にはいると、排せつ物が毒素となって脅威を与えるのである。他の菌が極端に少なくなるために生き残り、大腸菌は人の中入ってくるのである。生体に不都合なだけで、大腸菌は強い菌ではなく競合相手がいれば、多くの場合は負ける。

 環境が良くなると、人にも触れる経験がなく、抵抗力なく大腸菌は増えることになる。貧乏人は病気にならない例えに類似する。

 酪農家の子供に、アレルギー症が少なく大腸菌に無反応なのはそうしたことを物語っている。

 それにしても、大腸菌が次々と変異するようである。地球上の人類の80%が都会に住むようになった。インフルエンザウイルスもそうであったが、やがてこの二つは人類を脅威に落としこめるかもしれない。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大連立なら党議拘束をなくせ

2011-06-06 | 政治と金

 茶番劇が終わりに近づいている。菅政権が震災でどんな手落ちがあったのか、全く問われることにない政変劇である。指導力がないと言Jjp_m0926469_thum120 うことであるが、良く解らない。彼以外の政治家ならどんなことが出来たのかもよく解らない。

 唯一考えられるのは、浜岡原発を止めたことである。国民には受けたが、政財界では否定的であったが、そうした反発を案じSan_snk20110602573view てか、菅は原発反対ではないと言った。時すでに遅しであったのかもしれない。

 海外メディアに小沢一郎は、不信任案が出れば賛成すると言ったが、同時に原発反対の立場も明確にしている。そのことの報道はなく、政局ばかりが走ってきた。

 いったい何があったのかよく解らない。次にやりたい人物も出てこない。原子力政策の方向性も、社民党以外のどの党も出していない。原発の存在そのものが問われる現実がある。政局の中に、表面上原発はない。世界中がFUKUSIMA原発じこで大きく動いているのに、日本ではほとんど政党間の論議にもなっていない。

 指導力が問われているのは、党内の小沢派をいじめにかかったためである。むしろマニフェストが放置されたまのにことの方が、民主党の存在にとっては大きいはずである。

 自民党と変わらなくなった民主党、これまでとはかなり変わって民主党寄りになってきた自民党である。どちらが政権についても大きく変わることはない。

 とすれば、日本の政治が動くなら、この際大連立もあって良いかと思われる。ただし、その時には「党議拘束」をなくすべきである。

 少なくとも、TPP消費税原子力発電については、各党に賛否両論者が存在する。これらはどれもが日本の将来の在り方を左右する、極めて大きな問題である。国会議員は党議拘束によって、自らの声で話すことが出来ない。

 党議拘束を外すことによって、これらの論議が活発になるであろう。問題の本質が浮かび上がることになるだろう。

 折角大連立するのであれば、この3点以外にも党議拘束をなくす緩やかにするべきである。日本の政治が不活発なのは、政治家が自らの声で語らないからである。

コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

そりゃ茶番劇だもの仕方ないサ

2011-06-04 | マスコミ報道

 菅直人と鳩山由紀夫が、辞任にの前提になる「目処がついた時期」でもめている。鳩山ボッチャマを詰めの甘さをしたたかな、菅が上手く利用したのであろう。

 鳩山は、ペテン師と呼んでいる。この男にはそんなこと言う資格などない。普天間基地では、国民とアメリカを騙したのである。彼はもっと大きなペテン師と言われて良かろう。

 今回のことは、どの道茶番劇である。騙そうが騙されようが、知ったことではない。鳩山は自らとお母様が出資した党である。壊されてはたまらない。交わした文書からそのことが読み取れる。

 鳩山のメンツの問題である。そんなレベルの高いことではないのだ。世襲の大御殿住まいの坊ちゃまには、たたき上げの政治家の心情など到底理解できることではない。

 したたかな菅直人は自らの政権の延命だけを考えていた。鳩山を翻弄させることで、不信任案を乗りきった。それは手法として、あるいは政治家の狡猾さとしてあっても良いかもしれない。しかし、それは政策上のことでなら容認できるが、保身のためなら到底許されることではない。

 この程度の政治家に、史上最大の震災を乗り切ることが出来るか何とも心ともとない。いつまで経っても、復興の目処など立たないから、菅はいつまでも辞めない・・・は、ブラックジョークではないかもしれない。

 いずれにしても、単なる茶番劇であり、嘘をつこうが騙そうが大したことではない。国民から見放されていくことに変わりはない。

左のフォトアルバムに<ちょっと春めく藻琴山>をアップしました。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

そりゃ茶番劇だもの仕方ないサ

2011-06-04 | マスコミ報道

 菅直人と鳩山由紀夫が、辞任にの前提になる「目処がついた時期」でもめている。鳩山の詰めの甘さをしたたかな、菅が上手く利用したのであろう。

 鳩山は、ペテン師と呼んでいる。この男にはそんなこと言う資格などない。普天間基地では、国民とアメリカを騙したのである。彼はもっと大きなペテン師と言われて良かろう。

 今回のことは、どの道茶番劇である。騙そうが騙されようが、知ったことではない。鳩山は自らとお母様が出資した党である。壊されてはたまらない。鳩山のメンツもある。そんなレベルの高いことではないのだ。世襲の大御殿住まいの坊ちゃまには到底理解できることではない。

 したたかな菅直人は自らの政権の延命だけを考えていた。鳩山を翻弄させることで、不信任案を乗りきった。それは手法として、あるいは政治家のずるさとしてあっても良いかもしれない。しかし、それは政策上のことでなら容認できるが、保身のためなら到底許されることではないのである。

 この程度の政治家に、史上最大の震災を乗り切ることが出来るか何とも心ともとない。いつまで経っても、復興の目処など立たないから、菅はいつまでも辞めない・・・はブラックジョークではないかもしれない。

 いずれにしても、単なる茶番劇であり、嘘をつこうが騙そうが大したことではない。国民から見放されていくことに変わりはない。

左のフォトアルバムに<ちょっと春めく藻琴山>をアップしました。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

埋蔵金はそのままで増税へ

2011-06-03 | 政治と金

 「社会保障と税の一体改革」言うけれど、実態は高負担をどのように覆い隠すかという内容である。税の一体改革とは、消費税を10%にするとのことである。2015年には、消費税を10%にして医療や年金の財源にするとのことである。

 不信任案提出の、ドタバタ茶番劇の最中に与謝野馨が持論を通した。医療では、70才の前半の10%負担を20%にするとのことである。

 現役世代の負担を軽減をして、低収入者の年金負担を減らして加入を促進さす。収入の多い高齢者には、支払いを減らすとのことである。これでは、高収入者の加入が減ることになる。却って年金財源を悪化するとの指摘もある。

 消費税の増額は何処で織り込み済みになったかは解らないが、菅首相が唐突に打ち上げた10%の数字は着々と進んでいる。後4年しかないが、本当に消費税を倍にすることが出来るのだろうか?

 生活保護の見直しも同様であるが、政府は自分たちの負担を少なくして、国民の負担を上げて行こうと言う魂胆は変わらない。

 民主党の『埋蔵金』探しは、何処に行ったのだろう。あれほど騒がれた、事業仕分けもまったく功を奏していない。結局は政府のやることはほとんど手を付けられずに、国民負担増は片手落ちである。それが民主党の公約だったはずである。議員定数も手を付けることもない。

 しかし多くの国民は、もうお忘れのようである。

 「母屋で重湯をすすっている間に、離れではすき焼き食べている」と言った、塩爺の言葉は改善されていない。特別会計は実施的に放置されたままである。権益は残されたままである。

 次々と公約を反故にしてきた民主党ではあるが、このことが最も大きなことである。大きな行政改革を伴うからである。それを置きっぱなしでの、消費税増税である。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

茶番劇は終わった

2011-06-02 | マスコミ報道

 馬鹿っかみたいな茶番劇は終わった。菅直人が震災に目途がついたら、次の若い世代に政権を譲ると言って、一件落着した。小沢に忠誠を誓った連中は、腑抜け常態である。不信任案賛成を投じた2名とPhoto 欠席した30数名は行き場を失った。

 鳩山のよく言えば説得、実態を言えば変身に小沢一派が翻弄されたと言える。マスコミが喜んで僅差を期待して計算したが、大差で菅政権の不信任案は否決さえた。

 自民党は、民主党内にゴタゴタを残した分、不信任案提出は成功したと言える。公明党との連携も確認できただけでも、儲けものである。こんな時期に提出した不評の不信任案であるが、意外と自民党はほくそ笑んでいる。

 翻って民主党は後処理に大変である。小沢一派の処理は大きな問題として残る。原則主義を崩すことのない、岡田は容赦しないであろう。小沢を除名できれば、彼の裁量を見直してもいい。

 菅の引き際は明確にはされていない。この男が簡単に引くとは思えない。震災の目途は何時か解らない。鳩山と岡田の認識には大きなズレがある。更に、菅の認識もかなりずれていると思われる。

 若い世代に譲ると言っている。つまり、小沢や谷垣の年上には渡さないということである。

 震災は菅政権をここまで延命させた。それだけでも有難いと、菅は思うべきである。これでまた日本は、首相を一年で交代させることになる。その度に茶番劇が繰り返される。こんな政治で良いのだろうか。

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

不信任案という低レベル

2011-06-01 | マスコミ報道

 自民党と公明党は本気である。内閣不信任案を提出した。仮にこれが通ると、民主党は分裂する。それだけの数を抱えていると言うことにもなる。

 それでは次は誰が政権を、どのような形で担うことになるかが、全く検討されていない。単なる不信任案である。仮に通ったとしても、僅差であることに変わりはない。安定政権には程遠い政権が、震災を受けたこの国を担うことになる。

 否決された場合は、もっと悲惨なことが起きるかもしれない。自民党も民主党同様に分裂含みとなる。

 こんなことをやっている場合かと誰もが思っているであろうが、そうした感覚は国会議員にはない。菅憎しの小沢一郎と、その一派が一時の達成化を得るだけのことである。

 珍しく共産党が欠席を決定している。民主党内からも多くの欠席者が出るかもしれない。85名の造反者は70名程度でも可決されるかもしれない。

 最も悲惨なシナリオは、解散が行われた場合である。こんな時期に選挙をやるのかとなる。解散には打って出ないだろうとの読みもあるが、それは国民のことを考えてくれた場合である。菅政権はそんなことは考えるとは思えない。

 一年持たない首相を抱えるこの国の国民は不幸である。こんな低レベルの諍いに明け暮れる、放射能が撒き散らされたこの国に未来はあるのかと思う。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

羅臼港

春誓い羅臼港