そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

外務省が朝日テレビに恥ずかしげもなく抗議

2015-02-06 | 安倍晋三
外務省は、『平成27年2月2日放送の「報道ステーション」において,シリアにおける邦人人質殺害事件につき報じる中で,総理の中東訪問に関し,「そもそも外務省関係者によれば,パリのテロ事件もあり,外務省は総理官邸に対し中東訪問自体を見直すよう進言していた」旨報じ,また,エジプトで行われた総理の政策スピーチに関し,「外務省幹部によると,この内容についても総理官邸が主導して作成されたという」と報じるなど,あたかも外務省の意に反して,中東訪問が行われ,スピーチの当該部分が作成されたかのような報道がありました。』がこれが事実に反しているので訂正願いたいと、朝日テレビに申し入れた。
これは二重の意味でおかしい。
先ず、外務省の主張が正しいのであれば、余程低レベルの国際感覚しか持ち合わせていない官僚で、この省庁は覆われていることになる。二名の邦人の拘束が、ほぼイスラム国がやっていたことは把握していた。自らが述べているが、次に何が起きるか、これまでやってきたことを考えれば、容易に想像がつく。余程判断能力の欠如した官僚ばかりであることを、自ら報告しているようなものである。
次に、そんなことを知りながら中東歴訪すること自体の、無神経さを問われるべきである。ましてやイスラエルでは、すべての中東イスラム諸国が疑問を抱くような発言と行動をとっている。安倍首相はそうしたことを総合的に考慮して、中東歴訪に踏み切ったという発言を繰り返している。余程判断能力のない連中を身近に侍らしているのだろうか。それとも、やはり安倍はイスラム国の挑発をして、危機感を国民に植え付けたかったのであろうか。
いずれにしても、外務省がおバカなのか、安倍の中東歴訪で意図的な挑発をしたかのどちらかである。
それにしても安倍首相は、メディアを攻撃するのがお好きなようである。


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