そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

国政を担う力量も思想もない維新の会

2022-02-13 | 維新の会
大阪がコロナ対策が相当ひどいことになっている。100万人当たりの死者数は全国下から3番目の、21.7人である。因みに同類の大都会の東京あ6人であるから3.5倍にもなる。高齢者や基礎疾患のある感染者の扱いが酷いようである。吉本の芸人に死に損ないは病院が断るのあたり前だろうとまで言わせている。
大阪府はこれまで行政改革として、金にならないものを切り捨ててきた。投資対効果がないのである。特に非常時にしか多くの人が気にかけない保健所のような施設は、格好のターゲットになってきた。橋下の前の太田府政の時代から削減してきた。太田は施設に手をかけたが、橋下は人員を減らし予算を削ってきた。最新の機器も買うことも出来ず、施設と人員を三割減らされては、本来の保健所の機能が発揮できるわけでもない。
維新の会は何かと問題が多い。新参者の政党であるが、寄せ集めの感は拭えない。イソジンでうがいすればコロナは死ぬとか、百均から雨合羽がなくなったので寄付しろとか、ヒトラーに創業者が比喩されたが、例えばなしの内容すら相手も知らずにいるなど、兎に角チョンボが多い政党である。
人気取りに腐心するあまり、有象無象集めた感がある。お気に入りの右翼新聞読売と協定を結んだり、吉本興業やローソンやセブンイレブンやイオンや製薬会社や保管会社などとも包括連携協定を結んできた経緯がある。目先の浅薄な思い付きのことが余りにも多く、いつの間にか自民党の補完政党になってしまっている。維新の政策は、都構想やカジノ誘致や万博誘致に見られるように、上っ面の経済振興を掲げる一般受けを狙った藻が多い。
規制緩和とか費用対効果とか上っ面だけを追った取り組みが、府民の命を危うくしているのが今日の結果といえる。維新の会は、国政を担うほどの力量もなければ、国民を幸福に生活するように取り組み思想もない政党である。
コメント (1)
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