＜十両＞
○ 池男王子（８－４）
「Facebookでアカウント停止くらってる」という王子。ふんどし画像をのせたのがいけなのかったのでは？とファンから指摘をうけると、「写真はふんどしだけど顔写ってるしで大丈夫そうなんだけどね。 浴衣セックスしたいとか書いたからかな？ 色々思い当たる事がありすぎて分からんw」と苦笑い。これにはファンのあいだからも「ウケる」「さすが」と笑いがもれる。下ネタでアカウント停止を食らうのであれば、まらずもう力士としては勲章ものだろう。
＜幕下＞
○ 明烏（２－４）
「すっきりしない取組」と首をかしげるものの、まらにはわずかな兆しも感じられ、勝ち判定。これでようやく２勝目。
＜序二段＞
○ 播潟（３－３）
「暑いですね。とりあえず塩分と水分だけはたっぷりとるようにしています」という播潟。やはり健康管理はすべての基本。「暑くて熟睡できなかったです」とはいうものの、しっかり勃起させて３勝３敗。星を五分にもどして、つぎの一番に勝ち越しをかける。
まらずもう名古屋場所十二日目、西大関・玉椿が通算１００敗を達成しました。１００敗達成は幕下・明烏につづき史上２人目となります。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
＜通算敗北数ランキング＞
| 敗北数 | 勝利数 | |
| 明烏 | １１０ | ７１ |
| 玉椿 | １００ | １７９ |
| 月乃猫＊ | ７６ | ７４ |
| 池男王子 | ６５ | ９３ |
| 蒼狼 | ６１ | ７８ |
| 飛埒王＊ | ３５ | ４７ |
| 陸奥里 | ３２ | ３１ |
| 河豚狸 | ３２ | ２７ |
| 萬海 | ３１ | ３２ |
| 朝乃立＊ | ２５ | ４８ |
| 金精山 | ２５ | ３０ |
（７月１９日１２：００報告分まで。＊は引退力士）
・大関・玉椿のコメント 「わしが入門したとき、師匠の大黒柱に『まらずもうはうまく負けることができたら一人前』って言われたのを思い出すよ。うまく負けることができているかはわからんけど、１００回負けるまで現役をつづけられたことに関しては自分をほめてやりたいね」
○ 摩羅の川（１０－１）
横綱・摩羅の川、昨日・一昨日の取組でようやく本来の調子を取り戻した様子で、11日目の朝勃ちも好調だったようだ。目覚めた時の小太郎は昨日ほどの硬度はなかったものの、それでも立派な勃起を披露。更にそこからグイグイと前へ出る力強い相撲で10勝目。ようやく横綱らしい取組が続いたことに「ファンの皆様にはご心配をお掛けしました。今後も精進します」と気を引き締めながらも、すこし嬉しそうにインタビューに答えていた。
○ 汚痔（１１－０）
大事な終盤戦、今朝は出張のため朝早くに発たねばならない。だが早めに発つ日は早めに勃つ、息の合った安定した相撲。早起きのため久しぶりにソファーで朝まで寝る。寝しなのビールも綺麗に決まって得意のガブリ寄りで会心の白星。早朝出張も乗り切り、いまだ単独首位をキープ。
○ 玉椿（６－５）
「暑いね。梅雨明けだって？」と汗だくの玉椿。「なんかもうさ、汗が鉄みたいな味がするんだよね。頭もぼーっとしてるしさ」と貧血ぎみのような症状を訴える。それでもまらのほうは「睡眠時間はたっぷりとれたからね」と快調。玉椿らしからぬ豪快なまらずもうで、ようやく白星先行。「まあ、今夜からはまた徹夜する日がつづくから、勝ち越しできるかは自信ないけどね」と言いながらも、会心のまらずもうに笑顔。
○ 蒼狼（５－６）
スランプ中の蒼狼は連敗を４でストップさせて「私は勝ちましたのはひさしぶりですね」と、ひさびさの朝立ちにほっとした表情。ただ「あとなんかい勝てますか、私はわからないです」と失った自信を回復するところまではいかないようだ。
○ 家満（１０－１）
この日はきわどい相撲、一瞬のすきを逃さず勝利をものにした家満。日ごろは圧倒的な強さだけに技巧が目立つことはないが、いざとなったときには確かな技巧が冴えわたる。それにしても珍しく持続力のない、やや苦しい土俵で客席もひやり。「起きたその時は立ってたけど、起きてしばらくするとふにゃちん状態。なんかちょっと悔しい気分」と本人も不満げ。
＜十両＞
○ 池男王子（７－４）
上位力士となかなか昇進できない力士の違いは、調子の悪いときには悪いなりの相撲でだましだまし勝てるかどうかにある、と言われている。けさの王子は「目覚めは今一つだった」と言うものの一瞬のタイミングを逃さず「立ち合わせて勝利！」と、調子がのらないときのお手本のような相撲。土俵下の玉椿広報部長も「きょうはうまくまとめたね。こういう相撲が安定してとれるようなら、幕内昇進、三役も狙えるんだけどね」と高評価。
＜幕下＞
● 明烏（１－４）
暑さのためになかなか寝つけず、まらにも力が入らない。覇気のないまらずもうではやくも負け越し確定。
＜三段目＞
● 金精山（０－２）
協会に連絡がなく関係者を心配させていた金精山からようやく連絡が入った。「なかなか報告できずすみません。7月１３日と18日は黒星でした。多忙につき記録を報告する余裕がないため、今場所は上記の二日以外は休場させてください」とのこと。これに対し、玉椿広報部長は「今場所はゆっくり休んで、落ち着いたらまた元気な姿を見せてほしいね」とコメント。
＜序ノ口＞
● 茸の山（１－５）
四日前に念願の初勝利をあげたものの、きのうきょうとまた連敗を喫した茸の山。ふがいないまらに「あの勝ちはやっぱりまぐれだったのか」とがっくり肩を落とす。勝ちパターンを見つけるまでは、まだまだもがき苦しむ日々がつづきそうだ。
○ 摩羅の川（９－１）
昨夜は嫁から和食攻勢を受けた摩羅の川。昨夜のメニューは茸ご飯に豆腐の味噌汁、主菜は鮭の切身、副菜に肉じゃがとホウレン草のお浸しといった内容。 元来和食好きの摩羅の川は、この旅館の朝食のような食事を大層気に入り、茸ご飯を３度もおかわりして翌朝分が無くなってしまったほどの食べっぷり。やはり茸とまらの間には密接な繋がりがあるのか、茸ご飯を腹一杯に食べた今朝の摩羅の川・小太郎コンビは絶好調。目覚める前から勃起をしていたのだろう、目覚めた瞬間には硬度・角度がＭＡＸ状態で、昨日の「今場所一番」と言っていた勃起を凌ぐ勃ち具合。 正に「隆々とした勃起」を見せ付けて白星。
○ 汚痔（１０－０）
前日は赤羽で試合観戦。勝負師として、別競技の試合からも得るところは大きかった様子。その後自宅最寄駅前の家系ラーメン屋でガツンと大食いと、まさに若さあふれる土俵態度。寝苦しい夜でもソファーからベッドへと流れるいつもの取組で流れるように白星。汚痔流、勝利の方程式でただ一人全勝をキープ。しかし横綱を目指すだけあって満足はしていない。「今朝も立合のタイミングは難しく、優勢劣勢を交互に重ねながらの相撲だった」と反省を怠らない。いよいよ残り５日、優勝・悲願の横綱昇進へのカウントダウンが始まるが、「週末はレースで早朝出発なのが気がかり」とのこと。終盤戦、最後の山を残す形だが、先場所多崩れした終盤戦のリベンジと思えばこの逆境も願ったりかなったり。逆境に磨かれてきた男として、この状況に不足はあるまい。まずは一番一晩、夢に向かって歩を進めるだけだ。
○ 玉椿（５－５）
「きのうは休みだったからね、夏クールのアニメをいくつか見てみたんだけど・・・、きのう見た中でいちばんおもしろかったのは『じょしらく』かねえ・・・」と言いながらどことなく渋い顔。「どうも、萌えアニメかヒット作の続編ばっかりで、これは！ってのが見当たらないんだよねえ。たしか序ノ口の茸の山がアニメに詳しかったはずだから、夏アニメのおすすめを聞いてみるわ」。ちなみにまらずもうのほうは休みということで睡眠も十分にとれて快勝。今場所は連敗スタートで周囲に心配をかけたが、ようやく星を五分にもどした。
● 蒼狼（４－６）
場所の序盤はまらの調子もよかったのだが、やはり勝てるうちに勝っておくべきだったようだ。ここ数日は好調に気がゆるんでしまったのか、つまらないミスを繰り返しているうちに、ほんとうに調子を崩してしまった。スランプに気づいて、生活を見直しはじめたときには、すでに手遅れ。「今日はだれか見ても完敗です」とふにゃちんを前に、がっくりうなだれていた。
○ 家満（９－１）
連休明けで眠気に負けそうになるも、飛び起きた息子に起こされ、難を逃れる。それにしてもよくできた息子さん。たっぷり休めたので息子さんは元気いっぱい。
＜幕下＞
○ 明烏（１－３）
お気に入りの地下アイドルのライブ会場で酒をのみ、まらも心もリラックスできた明烏。日頃のストレスから解放されてひさびさの勝利。
＜序二段＞
● 河豚狸（２－３）
「本日は黒星です。本人曰く『惨敗』です。暑さにやられたようです。寒冷地仕様なその皮下脂肪を落とせばいいのでは、と突っ込みたくなりました」と茶柱親方。たっぷり脂肪のついた河豚狸のおなかを、冷たい視線でしばらく眺めて「……夏バテ対策に、豚の角煮でも作ろうかと思います」。連想ゲームのように夕食のメニューも決まったようだ。
＜序ノ口＞
● 茸の山（１－４）
「最近暑すぎてやばいわぁ」と茸の山。沖縄出身で暑さに強いと思われがちだが、本州の蒸し暑さはまた別物らしい。まらにも元気がなく、早くも負け越し決定。
本日のまらずもうブログの更新は、担当者の帰宅が遅くなるため、深夜になる予定です。
ご迷惑をおかけいたしまして、申し訳ありません。
○ 摩羅の川（８－１）
昨日の休日で充分鋭気を養ったためか、昨晩食べた奥様手製のビーフシチューが好影響だったのか、今朝の小太郎は目覚めた時には痛いくらいパンパンに膨張。起床後もなかなか収まらない元気の良さを見せつけ、今場所一番の勃起具合で圧勝。大関・汚痔に１日遅れる形で勝ち越しを決めた。取組後はようやくの快勝に横綱も納得したようで、顔を綻ばせながらインタビューに答えていた。
○ 汚痔（９－０）
アルコールが入ると爆発的な力を発揮する汚痔のまら。昨夜は新大久保ではしご酒、しっかり燃料を給油すると、帰宅後は電車道のように脇目もふらずにまっすぐベッドへ飛び込み、そのまま熟睡。その勢いのまま朝もしっかり勃起して、無傷の９勝目をあげた。重厚な四つ相撲のイメージの強い汚痔だが、けさは胸のすくような速攻相撲。綱取りにむけ芸の幅の広さをアピールした形だ。
○ 玉椿（４－５）
あとひとつ負けると通算１００敗に到達する玉椿。あまりの弱さを心配したファンからきのこの山ホワイトをもらって、「うわあ、まらの形をしてるねえ。雁の部分が白いのは、白星の意味かねえ。こりゃ縁起物だねえ」と笑顔。ファンの声援に後押しされる形で、わずか１時間の睡眠時間にも負けずしっかり勃起。とりあえず通算１００敗はおあずけとなった。
● 蒼狼（４－５）
勝ち越しにむけてどうしても勝っておきたい蒼狼だが、自らに課した『半立ちは負け』ルールを破ることはプライドが許さない。「私は今日は半立ちですね」ときっぱり負け宣言。玉椿広報部長も「モンゴル人としての誇りを忘れない、ということだろうねえ。自分に甘い力士が多いなかでこの姿勢は立派だよ」と土俵態度を絶賛。
○ 家満（８－１）
「早朝の地震にビックリして目覚めた」と、立合いに変化され、タイミングを狂わされた形の家満。そんな不意打ちのような立合いにも、まらのほうはまったく動じない。本体が目をさませば、まらのほうはそれに自然に反応して勃起。これには周囲にいた関係者も「まるで呼吸をするかのように勃起しやがる」とあきれ顔。睡眠時間が足りないということでもういちどベッドに潜り込んで二度寝しても「マラはずっと元気なままだった」と圧倒的な勃起力を見せつけて圧勝。
＜十両＞
● 池男王子（５－４）
きのうの飲み会では「ダメな酔っ払い女がいたので面倒見ながら一緒にトイレ行ったら、個室の中でおっぱじめようとしだした。つか、途中までやってるのを美奈ちゃんに見られたｗ 女子の声がデカかったし、みんなが待ってるっぽかったのでＢまででストップしといた」と、あいかわらずお盛んな王子。無駄に消耗したスタミナを回復しようとしたか、「ラーメンにニンニクをアホみたいに入れて精力増強を狙った」というが、うまくいかないときにはなにをやっても裏目。けさは「自分のニンニク臭に参った」とうんざりした表情で起床。まらにもいつもの勢いがなく、４敗目。
＜序二段＞
● 播潟（２－３）
「せっかくの休日ですし、ネットのエロ動画を見てはずみをつけようとおもったんですが、退屈すぎてぎゃくにうんざりしちゃったというか……」と播潟。好きな女優のタイプについてきかれると「貧乳な女優さんがいいです。板垣あずさとか神河美音とか……」との回答。どうやら典型的なロリコン趣味のようだ。
○ 摩羅の川（７－１）
本日は休日だった摩羅の川、昼近くまで寝てからの取組となった。やはりぐっすり眠ると体力も回復するようで、昨日とは一転しスッキリした目覚め。 小太郎も目覚めと同時にビンビンに怒張しており、久々に摩羅の川らしい相撲内容で中日を終えて７勝１敗。「ここ最近は負けないための相撲をとっていたので、今日の内容で自信を取り戻した。体力もだいぶ回復したので、明日からは攻めの姿勢で挑みたい」と気合いを入れ直している様子だった。
○ 汚痔（８－０）
急に夏になった感のあるこの週末。「あまりの暑さに立合が乱れまくりました」と全勝の大関もこの暑さにはてこずった様子。自在流の達人大関、当初は例によってソファーで失神、夜半に寝苦しさからベッドへ移動とこの日も流れるような奔放な相撲。そのまま寝直して、暑さで目が覚める。さすがにこの暑さ、すぐには勝ちを決められずがっぷり四つの長い相撲に。汗だくになりながらも体勢を整えて辛くも白星で起床。「これだけ暑苦しいと寝しなのビールも、ソファーも今ひとつ効果が薄れちゃいますね」と苦戦を認めつつも、きちんと結果は出して勝ち越し一番乗り。だが本人は「とりあえず一安心」とだけ、笑顔はなし。目標は勝ち越しではなく優勝、そして独走しながら終盤崩れた先場所のリベンジ。これからの１週間が本当の勝負となる。
● 玉椿（３－５）
「いまのバイト先、冷蔵庫内の作業でさ、室温が１１～１３度なんだよね。仕事中は涼しくていいんだけど、外にでたとたん暑いんだよね。急激な温度差って身体にわるそうだよな」と口をつくのは愚痴ばかり。「だからといってそんなにやる気のな態度はどうかと思いますよ。なんですか？ そのふにゃちんは。恥ずかしくないんですか？」とあきれる記者たちに、「うるせえ、人並みの羞恥心があったら、まらずもうなんかやらねえよ」と逆切れ。
● 蒼狼（４－４）
蒼狼は「すみません、報告しますわすれてました。あしたがんばります！」といきなり土下座。まらの調子自体は悪くないのだが、つまらない取りこぼしのせいで、いまいち波に乗り切れない。なんとかならないものか。
○ 家満 （７－１）
きのう節目の通算１００勝を決めた家満。「いきなり夏になった感じがしますね」と夏の暑さを警戒しつつも、アイス大好き夏男。「薄着で寝たので、マラに影響ないか心配でしたが、そんな不安などつゆ知らず、本日もいいテントを張りました」とアウトドアシーズンに手際のよいテント張りを披露。
＜序二段＞
○ 河豚狸（２－２）
「昨日、ほれぼれするような一本糞が出たのは神からの暗示だったのかもしれません。ええ、もう、きれいな一直線のうんこでした」と自慢げな茶柱親方。弟子の河豚狸も親方の芸術的なうんこに大興奮、ふだんからは想像もつかないくらいの立派な勃起を披露した。親方は「昨日は横浜中華街で夕食をとりました。中華と相性がいいのでしょうか」と勝因を分析していたが、周囲からは「いや、勝因はうんこだろ」「そりゃあれだけのうんこを見せられたらな」と、うんこを絶賛する声。
まらずもう名古屋場所七日目、西前頭９枚目・家満が通算１００勝を達成しました。１００勝達成は史上６人目となります。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
＜通算勝利数ランキング＞
| 勝利数 | 敗北数 | |
| 摩羅の川 | １８０ | １２ |
| 玉椿 | １７６ | ９８ |
| 毛呂乃＊ | １７０ | ２４ |
| 雲虎＊ | １６４ | １６ |
| 汚痔 | １５７ | １７ |
| 家満 | １００ | ２ |
| 池男王子 | ９０ | ６３ |
| 蒼狼 | ７６ | ５７ |
| 月乃猫＊ | ７４ | ７６ |
| 明烏 | ７１ | １１０ |
（７月１４日報告分まで。＊は引退力士）
・玉椿広報部長のコメント 「家満の特筆すべき点は、なんといっても勝率だね。なんせ１００勝するまでに２回しか負けてないんだぜ。茸の山みたいに負けすぎるのも問題だけどさ、勝ちすぎるのもそれはそれで『大丈夫か？ 身体が悪いんじゃないか？』って心配になるよね」
○ 摩羅の川（６－１）
摩羅の川は前日からのどの痛みと咳を訴えていたが、ここで体調を崩しては後半戦に影響が出ると判断。昨夜は嫁の作った特製親子丼を食べ終えると、さっさと風呂に入って就寝してしまった。けさも目覚めがかなり悪く、体が重いうえに目がなかなか開けられない。小太郎の反応もイマイチという具合。それでも横綱は、ほんの一瞬小太郎が硬化した瞬間を狙って、重い体を引きずりながら起床。ギリギリのところで白星を拾った。取組後のインタビューには「体調が悪いにしても内容が酷い。応援して下さるファンの皆様には申し訳ない」と答えていた。
○ 汚痔（７－０）
綱獲りで単独首位をひた走る汚痔、今朝は友人とサイクリングの予定、それも朝５時出発予定。さらに天候が読めなかったため、午前4時に判断するとの連絡が入り、寝坊の緊張から午前２時前に起きてしまうという苦しい展開。だが相撲の神様はここで汚痔に味方する。起きたものの外は土砂降り、少なくとも予定通りの出発は無いと判断して 再度ベッドへもぐりこむ。その後６時前ぐらいに自然に目が覚め立合いもきれいに決まり、まさに自然体の勝利。準備を整えてサイクリングに出て行った。この炎天下で自転車をコキまくり、足腰にさらに磨きをかけた汚痔、まずは明日、勝ち越し一番乗りを懸ける。
○ 玉椿（３－４）
「きのうはバイトが休みだったからね、とにかく寝だめしたよ。１５時間くらいは寝たかもしれん」と玉椿。寝すぎて頭がぼんやりしているのか、記者に「けさは快勝でしたね」と水を向けられても「ああ、勝ってたね。正直、眠くて眠くてまらずもうどころじゃないんだがね」と反応が薄い。「夜からまたバイトだからさ、めしくったらまた寝るよ」とあわただしく花道をひきあげていった。
● 蒼狼（４－３）
相撲には負けたものの笑顔で土俵を降りてきた蒼狼。「私は15じかんねました。すっきりしました。いらいらするのはなおったかな」。今場所はやたら不機嫌なことが多く、周囲を心配させていたが、どうやら睡眠不足が原因だったらしい。あす以降は気を取り直して、蒼狼らしい自由奔放なまらずもうが見られそうだ。
○ 家満（６－１）
おととい関取として初めての敗戦を味わった家満。だが一つの負けがかえってよい転機になったのか、相撲ぶりはむしろ良くなってきている。「久しぶりによく寝た。よく寝たのでまらも大変元気」とさわやかな朝。敗戦を引きずるような様子は微塵もなく、こんもりともりあがるまらに満足しての目覚め。のびのびした相撲を取り戻し、まらものびのび。
＜序二段＞
○ 播潟（２－２）
「蒸し暑くてよく眠れませんでした」という播潟だが、まらはしっかり反応。「とくになにか工夫したわけでもないんですけどね」と首をかしげるが、勝ち越しに向け、この勝利は大きい。
＜序ノ口＞
○ 茸の山（１－３）
「あまり目覚めがよくなかったが勝っていた。初勝利なのか」と茸の山。先場所まらずもうに入門しておとといまでに１０連敗。ようやく掴んだ初白星にも、どこか飄々とした態度。連敗記録が歴代２位まで伸びていたこともあり、ファンからも「初勝利を喜んだらいいのか、連敗記録が途切れたことを残念がればいいのか、ちょっと複雑な気分だ」との声。
まらずもう名古屋場所七日目、序ノ口・茸の山（２７）が入門後初勝利をあげ、入門時から継続していた連敗記録を１０でストップさせた。１０連敗は、ほしの山（現・玉椿）の記録につぐ歴代２位の記録。月乃猫（現・黒棒親方）・明烏といった豪華なメンバーを抜いての大記録に、ファンの間からは「入門後初勝利を喜べばいいのか、記録が途切れたことを残念がればいいのか、複雑な気分だ」との声も。
・連続敗北（8連敗以上）
| 1 | ほしの山 | 14連敗 | 平21名古屋初日～平21名古屋14日目 |
| 2 | 茸の山 | 10連敗 | 平24夏初日(1)～平24名古屋5日目(3) |
| 3 | 月乃猫 | 9連敗 | 平23名古屋13日目～平23秋6日目 |
| 4 | 明烏 | 8連敗 | 平22名古屋6日目～平22名古屋13日目 |
・茸の山のコメント 「あまり目覚めがよくなかったが勝っていた。初勝利なのか」
・玉椿広報部長のコメント 「ここまできたら、わしの１４連敗を抜いてほしかったんだが、なかなかうまくいかんものだね。まあ、茸の山ならまた記録をつくるチャンスはあるさ」
