○ 摩羅の川（３－０）
昨日は仕事から帰るなり嫁と２人で飲み屋に出かけた摩羅の川。翌日は久々の休日とあって、本人にとっては飲み過ぎとも言える酎ハイ３杯に日本酒１合を摂取。愛妻からも「いい加減飲み過ぎでしょ。ほどほどにしてよね」と注意されるほど酔った摩羅の川。帰宅するなり布団に直行。そのまま意識を失う形で３日目の取組となった。今朝はアルコールの影響からか、完全にタイミングが狂って不利な体勢からの取組となったが、時間をかけてじわりじわりと詰め寄り、最後は痛いほどの豪快な押し出しを決めて３勝目。取組後は「ニンニクの里・青森らしく、揚げ物料理や鍋料理でニンニクの効いたものが出ました。今日の勝利はニンニクのお陰ですね」と、ニンニクの臭いを周囲に撒き散らしながらインタビューに答えていた。
○ 汚痔（１－２）
序盤戦、立ち合いがしっくりこない大関。気を引き締め直し昨夜は素直にベッドへ直行。多少過ごし易かったのも幸いしてか、珍しく途中で目が覚めることも無く朝まで熟睡、腰の構えもピタリと決まる。今朝は危なげなく、労せず白星。綱獲り硬さもほぐれてくるとともに、まらの方の硬さは増してきた。まさに盤石の相撲。
○ 玉椿（１－２）
昨夜はバイトが休みということで、ひさびさに夜に寝て朝起きるという生活サイクルで土俵にあがれた玉椿。「いやあ、いくら寝ても寝たりないね。１０時間も寝たんだけど、まだ眠いよ」と苦笑い。数日ぶりのまともな睡眠ということで、ひさびさに快勝。初日からいいところなく２連敗ということで、今夜は理事長に呼び出しを食らっていたが、「３連敗と１勝２敗では怒られ方が違うからね。勝ててよかったよ」とほっと一安心の表情。
○ 蒼狼（１－２）
ひさしぶりの快勝にも「たまたまです」と仏頂面の蒼狼。いったいなにがそんなに不満なのか。場所前、部屋の関係者に「平幕のくせになにが帰省だ？ えらそうなことは三役になってから言え」と説教されたのを根に持っているのか。
○ 家満（３－０）
休場明けとは思えない強さを見せ、今日も苦もなく当然のように白星。傍目には完全復活にしか見えないものの、当人には当人にしか分からない歯車のズレがまだまだ気になる様子。「本日も早朝に目覚めてしまった。体調が優れないので、今後も気の抜けない取組が続きそう」と３連勝にも笑顔はない。
