○ 摩羅の川(10-1)
横綱・摩羅の川、昨日・一昨日の取組でようやく本来の調子を取り戻した様子で、11日目の朝勃ちも好調だったようだ。目覚めた時の小太郎は昨日ほどの硬度はなかったものの、それでも立派な勃起を披露。更にそこからグイグイと前へ出る力強い相撲で10勝目。ようやく横綱らしい取組が続いたことに「ファンの皆様にはご心配をお掛けしました。今後も精進します」と気を引き締めながらも、すこし嬉しそうにインタビューに答えていた。
○ 汚痔(11-0)
大事な終盤戦、今朝は出張のため朝早くに発たねばならない。だが早めに発つ日は早めに勃つ、息の合った安定した相撲。早起きのため久しぶりにソファーで朝まで寝る。寝しなのビールも綺麗に決まって得意のガブリ寄りで会心の白星。早朝出張も乗り切り、いまだ単独首位をキープ。
○ 玉椿(6-5)
「暑いね。梅雨明けだって?」と汗だくの玉椿。「なんかもうさ、汗が鉄みたいな味がするんだよね。頭もぼーっとしてるしさ」と貧血ぎみのような症状を訴える。それでもまらのほうは「睡眠時間はたっぷりとれたからね」と快調。玉椿らしからぬ豪快なまらずもうで、ようやく白星先行。「まあ、今夜からはまた徹夜する日がつづくから、勝ち越しできるかは自信ないけどね」と言いながらも、会心のまらずもうに笑顔。
○ 蒼狼(5-6)
スランプ中の蒼狼は連敗を4でストップさせて「私は勝ちましたのはひさしぶりですね」と、ひさびさの朝立ちにほっとした表情。ただ「あとなんかい勝てますか、私はわからないです」と失った自信を回復するところまではいかないようだ。
○ 家満(10-1)
この日はきわどい相撲、一瞬のすきを逃さず勝利をものにした家満。日ごろは圧倒的な強さだけに技巧が目立つことはないが、いざとなったときには確かな技巧が冴えわたる。それにしても珍しく持続力のない、やや苦しい土俵で客席もひやり。「起きたその時は立ってたけど、起きてしばらくするとふにゃちん状態。なんかちょっと悔しい気分」と本人も不満げ。