● 雲虎(7-3)
毛呂乃ウイルスによる扁桃腺炎で、38度を超える発熱や頭痛、のどの痛みに苦しむ雲虎。「偶然にも勃起するタイミングで起きられれば勝ちを拾えたかもしれないが、勃起するまで粘るような気力もなし。そもそもこの調子で勃起するのだろうか」と粘りを見せる余裕すらなく、あっけないまらずもうで3敗目。これで優勝争いからは完全に脱落。「もはや今場所の楽しみと言えば、毛呂乃関がどんな戦い方を終盤にみせるかくらい」と、敗北宣言。
● 玉椿(5-5)
「風邪はだいぶよくなってるんだけど、まらの回復は遅れてるねえ」と首をかしげる玉椿。けさは横綱・雲虎も似たような症状で敗れたことに、「あれはやっぱり毛呂乃のせいだったんだねえ。まあ、わしも横綱も、荒ぶる毛呂乃のお怒りには抵抗する術はないわな。こうなったら嵐が過ぎるのをじっと待つしかないさ」とあきらめ顔。
○ 毛呂乃(9-1)
荒れる名古屋場所、毎回の報告で、横綱・雲虎や同じく綱とりの玉椿が惨敗していく模様を楽しんでいる勃起師範・毛呂乃。師範として最初の今日の取組、予定より2時間も遅れて悠然と起床した。師範としての力を見せつけんと、自らのまらに「広がるな!たため!」と言わんばかり、まらを踏みつけるアブノーマルプレイ。踏まれ、まらが一瞬真下を向いたのもつかの間、こともなく立ち上がるまら。師匠との激闘を乗り越え、踏まれても踏まれても立ち上がるその姿。勃起師範として確かな一歩を踏み出した。ファンに囲まれ、師範として一筆、と色紙を差し出されると「敬具」の2文字をしるす毛呂乃。具を敬う。勃起師範として女性器への敬意を表す、毛呂乃の座右の銘だ。
○ 摩羅の川(10-0)
雲虎・玉椿ら上位力士が毛呂乃の細菌攻撃に苦しむ一方で、さすがに岩手までは毛呂乃ウイルスが届かないようだ。けさは小雨の影響もあり気温も低く、快適なコンディションで試合をする事ができた摩羅の川。立合いの出足こそやや遅れぎみになったものの、直ぐさまムクムクと盛り返し、パンツが邪魔だと言わんばかりに、まらがパンツから顔をだす完璧なまらずもう。「やはり気温が低めだと調子が良いですね。今日は寝ている途中で目が覚めることもなく久々に熟睡できましたよ」としばらく勃起を維持したまま上機嫌なコメント。
○ 汚痔の山(9-1)
自宅のネットワークが不調で協会への結果報告が遅れていた汚痔の山。きのうはPCまわりの点検に奔走し、その疲れからソファーに倒れこむような形での就寝。そのまま勝った状態で朝を迎えたが、疲労感が抜けなかったか勝ちの権利を捨ててベッドに移動。勝っている状態での二度寝に周囲からは心配の声もあがったが、「早起きした時点で勃っていると心に余裕が持てるのかその後の展開も楽」と、自信たっぷりにベッドでもしっかり勝利を決めて、1敗をキープ。
○ 蒼狼(8-2)
新入幕・蒼狼は快進撃で早くも勝ち越し。幕内力士としての自覚も十分で、今後判定基準もあえて厳しくすることを宣言。「私はこんなに勝つとは思いませんので、半立ちは●にしますこれから」と決意表明。負けていた時の二度寝、立ち合いが弱い時の判定などの誘惑が多く、それゆえに「心」を問われるまらずもうだが、新入幕ながらこの男、みごとなまらずもう精神だ。
○ 月乃猫(7-3)
赤羽は立ち飲み屋やピンサロなどの多い庶民的な歓楽街として知られているが、「昨日は赤羽で午前中から終電近くまで飲んだり遊んだりしてました」と、そんな赤羽を思いっきり満喫した月乃猫。歓楽街での荒稽古で精力を消費しつくしていたため「帰って寝たのも2時近くで今日は無理だと思ってました」と半ば勝負はあきらめていたのだが、まらずもうの神様は稽古熱心な力士に微笑みかける。けさ目覚めてみると「昨日の立会いとはうって変わってなかなかの一本勃ち。すぐさま起きて快勝できました」と、予想以上の好結果に笑顔。