1週間前ぐらいになるでしょうか気のよさそうなおじさんがサロンに入ってこられ「ベットいらん?」。
詳しく聞くと、知人が新しいベットをもらったが部屋が狭く模様替えをするので日が無く、不用になり捨てるというので、もったいないから誰かいる人ない?かと探している。
タイミングよくほしいという人がサロンに来られていたので紹介したのですが、数日たっていらないと連絡してこられました。
日が迫ってきているので、やっぱり捨てるしかないかと思ったのですが、もう一回誰かにと思ったとき、宅老所「蒲生の家」が浮かび、ここなら利用者さんでもほしい人が居るかも知れないと電話しました。
数分所長は考えられてましたが、もらうわ!私もうまく繋がったので嬉しくなりました。話はとんとんと進み2日後に引き取ることになりました。
そして昨日電話で「ほんまに良いベットやった。おおきに。ところうで紹介してくれた人知り合い?」「まったく知らない通りかかりの人」。
宅老所の所長はお年寄りが自宅に居るような自然な(当たり前ですがないのです)場作りに自分の身を削って頑張ってられ、私は尊敬をしている方です。
その方が、「じつはいろいろあって人が信じられなくなっていた時、こんな良いベットもらって嬉しかった」と伝えてくださって、私は素直な方の語り口と信念を持って進めてられていても、人に裏切られることもあるのだと切なくなりました。
久しぶりに嬉しい!で私にも暖かな心を下さったとやっぱり嬉しくなりました。
私も一杯なことがありますがこんな出会いもこの場所にサロンがあるからと思って【この場所を何とか守りたい】と思っています。
資金のつぼはますます細ってきています。助けは来ると信じて今日も励みます。