京呉服わき ごふくや日記

着物って楽しい!
呉服屋の女将の独り言?楽しいことや裏話、思うままに・・・

満員電車

2008-12-05 21:51:07 | ひとりごと
先日の夕方、京都の染工房の作品を見るため
お店を少し早仕舞いして出かけました。

ちょうど通勤の時間帯になったのでしょうか・・
電車はぎっしり・・・
今まで「通勤」というものをしたことがない生活、
そして、人ごみは苦手・・・
あの混雑した車内はとっても苦痛・・・

身動きもとれず、ぎゅうぎゅう押されながら、ふと考えました。
その日は着物ではなかったのですが
もし、着物だったら・・・

あ~、いい着物や帯は着たくないな~
汚さないために・・
やっぱりロングのコートが必要
それも、汚れてもいいもの。
ん~~、この状態・・
足袋はどうなる??
踏まないでよね
もしも、もしも、草履が脱げたら・・・
そして、取り残されたまま電車から押し出されたら・・・
きゃ~、お気に入りの草履だったら泣くに泣けない・・

満員電車の不快感は憂鬱なマイナス思考に。
いけない、いけない
何とか対策はないものか・・・

満員電車からやっと降りて・・、ふぅ~~
サラリーマン、学生の皆さん、大変だな~
しみじみ・・・
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お細工物日記 桔梗袋(大)

2008-12-02 16:29:06 | お細工物日記
先日、手が何とか細かい縫い物ができるようになったため
久々に行ってきたお細工物のおけいこ。
宿題になっていた「桔梗袋の大」を仕上げました。



桔梗らしい色目、古典風、モダン、それぞれに布あわせも楽しいのです




同じ物を底の側からみたところです





右の小さ目の二つは、以前に作った桔梗袋の小です。

桔梗の袋なので、口布も裏地も秋の柄に・・・

こういうこだわりを先生は、厳しく教えてくださいます
裏地や紐の色あわせ、柄や季節の統一感、
袋を開けたときの、表との調和や意外性。
何でもいいやではなく、最後の最後まで手を抜かないこと。

このことは、着物を扱っている私にとって
とても参考になります。

今、仕上げに入っているのは、「菊袋」
そして、その次には「梅袋」
季節と共に・・・
・・・私の場合、季節に追われてるかも・・・

コメント (2)
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