京呉服わき ごふくや日記

着物って楽しい!
呉服屋の女将の独り言?楽しいことや裏話、思うままに・・・

浴衣の衿元と衣紋

2015-07-24 13:57:49 | 着付あれこれ
蒸し暑い毎日が続いております。
わきのセールもいよいよ明日まで・・・是非お立ち寄りくださいませ。


さて明日は、花火大会もありこちで行われ、浴衣で行こうという皆さんも
たくさんいらっしゃると思います。

街で浴衣姿を見かけてちょっと気をつければ・・と思うことがあって、
今日は浴衣の着方でちょっとだけアドバイスです。

もちろん上手に着ていらっしゃる方も多いですが
こんな感じの衿元のお嬢さんたち・・・よく見かけます

【1】



動いて、もう少し緩んでくると、こんな感じ






衿の合わせ方が、浅いのですね・・・。
どうしてかな・・・と、後から見ると




子供のように、衣紋が抜けてなくて衿が立ってるの方がほとんどです。




程よく衣紋が抜けると
衿が首と肩のラインに沿って、衿あわせの角度も深く合わせることができます。
胸のトップ、ふくらみを包む角度にすると、滑らないで着崩れもしません。


【2】



写真【1】と【2】の違い、お分かりになるでしょうか・・・

【1】だと、子供っぽくて、なんとなく垢抜けない感じ・・・
【2】の方が、清潔感があってきれいだと思いませんか?


衣紋を抜くのは、難しいですよね。
着付け教室でも、長襦袢の衿を思うようにきれいに合わせるのに、みなさん苦労されます。
衿を合わせているうちに、ちゃんと抜いたつもりが、いつの間にか



になってしまって・・・


自分で浴衣を着るとき、ちょっと衿元、意識してみてください。
浴衣でも、着物でも、ちょっとだけツボを押さえれば、もっとステキに着られます



もしも・・自分で着る事を断念した場合・・・もちろんわきでも着付けはさせていただきますのでご利用くださいね。
(特に手のかかる着付け以外は、浴衣2160円で承っております)



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