京呉服わき ごふくや日記

着物って楽しい!
呉服屋の女将の独り言?楽しいことや裏話、思うままに・・・

お手本のような着付けのお荷物

2015-03-11 21:57:32 | 着付あれこれ
3月のこの時期に、強い寒波・・・
また大雪のニュースも聞かれ、このところ東京も寒さが堪えますね。


そうは言うものの、やはり卒業式のシーズン、
毎日のように着付けのお客様が、ご相談や打ち合わせ、お荷物の持ち込みなどでご来店くださいます。


そして、皆さんがこのブログを検索してくださる時のワードに「着物の持込み」が目立ちます。
皆さん、わからないのですね・・・


以前から何度か私のお願いをかねて、持込の方法を書いているのですが
先日お預かりしたのは、こんなお手本のようなお客様のお荷物です。





木綿の風呂敷にとてもコンパクト
お持込くださるときも、スマート
こんな風呂敷包みを抱えていたら粋ですね



風呂敷包みを解くと・・・





帯、着物、長襦袢と重ねて、小物は、東袋に一まとめ




その東袋を、開けさせていただくと・・・





きちんと畳まれた、紐や伊達締め。
お菓子の箱には、折れないように衿芯を丸めたものと、クリップや必要な細かいものを
まとめて入れていらっしゃいます。
たぶん、当日草履とバックはお持ちくださるはず・・・


こんなお荷物をお預かりすると、私は何もしないでサッとお着付けに入れます。
とてもとても助かります・・・・


この時期、着付け当日まで何組ものお荷物をお預かりすることになりますが
着付け教室のスペースは、そんなに広くないもので
大きな荷物がお稽古の場をふさぐとご迷惑になるかと
お稽古のたびに場所をあちこち移動したりしています・・・


皆さんが、お着物の扱いに慣れなくて分からないのは、とてもよく分かります。

だから、お持ち込みしてくださるときのお願いです・・・・

・着物、襦袢、帯、それぞれにたとう紙から出し、薄紙などが入っていたら取っておいてください。

・しつけは取っておいてください。

・小物や下着など、新しいときは箱や袋から出し、値札やシールなど取っておいてください。

これだけでも、とても手間が省けて助かるのです
たとう紙や箱、余分なものをお預かりすると、
気をつけているのですがお返しするのを忘れてしまう事もあり、かえってご迷惑をおかけする事にも
なりかねませんし


今、ホームページに着付けに必要なものをまとめて 参考にしていただけるようにと
準備をしているところです。


お客様もお荷物が持って着ていただきやすく・・・
そして私も、助かって・・・
これぞwin・winだと思いませんか


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