京呉服わき ごふくや日記

着物って楽しい!
呉服屋の女将の独り言?楽しいことや裏話、思うままに・・・

おべべや・本日オープン

2010-09-11 23:09:36 | おべべや
なんとか、無事に?むりやり?「おべべや」オープン!!


朝一番に、先日もご紹介した当店最年少のお得意様、かなちゃんが
お祝いの花を持って来てくれました。




秋らしい、私の好みを良く把握していただいて渋い色目のお花
どうもありがと


お越し下さったお客様には、「おべべや」と「わき」両方を見ていただき
それぞれでワイワイととても楽しい初日でした。

画像もアップしたいのですが
時間がなく・・
早いうちにご覧いただけるようにと思っています。


今日は、ブログを見て訪ねて来て下さったN様、暑い中ありがとうございました。

ブログを見てくださってと聞くと、また頑張って書かなくてはと励みになります
N様のようなお客様が「おべべや」のお客様です。
どうぞ、これからも気軽にお越しください。

ある呉服店でお店の人に囲まれて販売されたというお話を伺い
お帰りになった後、主人と話しました。

うちでも囲んでみようか(笑)
でも囲み方のノウハウ知らないんだよね~~

今まで、イヤな思いをなさったこと、そして失敗はおべべやではけっしてさせませんから

明日も暑くなりそうですが
どうか皆様めげずにお出かけくださいませ





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おべべや 明日オープンです

2010-09-10 22:56:27 | おべべや
今日も準備に明け暮れて
準備不足のまま・・・明日オープンになりそう・・・です


今日は「おべべや」という店名について。
この計画を考え始めてから、ずっとあれこれ店の名前を考えていました。


それで、結局落ち着いたところが「おべべや」。
ご存知かと思いますが
「おべべ」は、ずっと私がハンドルネームで使っているものです。

「おべべ」は着物の幼児語です。
はるか昔、親戚のおばさん達に「ええべべ着せてもろて~~」といってもらって
恥ずかしいようなうれしいような・・
懐かしい記憶が心に残っています。

着物を伝えていきたいと考えた時
「おべべ」という響きがやっぱり好きで・・
さんざん考えてやっぱり「おべべや」でいっかと。





写真の「おべべ」ちゃんは、ずいぶん前に
私が着物の好きな女の子をイメージして作ったものです。
おかっぱ頭で、着物の柄は桜。

その頃、小学校に入ったくらいの年齢の女の子・・
成長したおべべちゃんは、ちょうど今、年頃の女の子でしょうか
今もかわいい着物をおしゃれに着こなして楽しんでいる・・ということにしましょう


着物を始めてみようかな・・という皆さんのために「着物事始め」の店に。

「着物事始め おべべや」
楽しい店にしていきたいと思います。


明日から23日まで。
どうぞ、遊びにお越しください。
アンケートにお答えいただいたお客様に粗品を用意しております。


それから
今回、影が薄くなっているかも知れませんが

本業?の「京呉服 わき」でも
秋の新作をご覧いただきます。

またまた、素敵なものが揃っておりますので
ぜひ、ご覧くださいませね












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おべべやについて~~おべべやとは~~

2010-09-07 23:32:44 | おべべや
これまで、「おべべや」を始めようと思ったきっかけについて
いくつか書きました。

だから・・どんな店にしたいかといいますと・・


おべべやは、着物事始めとうたったように

たとえば、着付を習ってみようかな
着物を着てみたいな
着物ってどんな感じかな

なんて、少し着物に興味を持って下さったときに
気楽にのぞいて、着物がどんなものかご覧頂けるようにと考えています。

ハードルを低く、価格も抑えてこれなら着物を誂えて着てみようかな
と思っていただけるように・・・
まず、着物の世界に一歩を踏み入れていただけるように


おべべやで扱う着物や帯はなるべく価格を抑えます。

基本は10万円以下。お仕立てまでを含めた価格で表示しています。
とはいえ、たとえば着物であれば、表地を選び、裏を選んでいただき
湯のしや、湯通しをし、そして自分にぴったりのサイズでお仕立てをし
というオーダーです。

価格を、なるべく抑える。
でも、センスは、わきごのみのまま
「わき」で扱っているものに比べれば品質はある程度妥協していますが
自分たちで納得できる品選びをしています。
けして、安かろう悪かろうではありません。


敷居もハードルも低く
着物を始める人に、やさしい店に




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おべべやについて~~きっかけ2~~

2010-09-06 22:48:49 | おべべや
お客様にご案内を発送させていただきました。
そろそろ、お手元に届くはず




着付教室をしていて感じること
そして、今年もでしたが浴衣の着付けをしていて感じること・・
着物にも寸法があることを伝えたい


着物は、少々寸法が違っていても、着ることができます。
平面をうまく体に合わせて巻いていくからです。
だから、お母さんの着物や誰かから譲っていただいた着物でも着られます。

立体的な洋服では、そういうわけにはいきません。
体に合わなければ、カッコわるいですよね。



しかし
やっぱり着物にも「自分のサイズ」はあるのです。
着た時に、きれいですし、着るのもとっても簡単で楽なはずです。


今年も浴衣の着付けをして、既製品の浴衣を小柄でスマートなお客様に
何人も着つけました。
浴衣くらい自分で着たいと思っても、幅は広いし、おはしょりはたくさん余るし・・
これではきれいに着るのは大変です。
現に、今年、花火の着付が終ってホッとしていたところに
飛び込みのお客様がいらっしゃいました。
おはしょりの処理がうまくいかずに、触っているうちにあちこちが崩れてきたと
駆け込んでいらっしゃったのでした。

特に、ここ何年か私は、既製品の浴衣に疑問をもっています。
どこでも売っていて、寸法のアドバイスなどないですし
たぶん、大部分の若い方たちは、浴衣は仕立て上がって吊るされて売っているものだと
思っていらっしゃるのでは・・・?

今年、私は何人ものお客様に、反物のことをお話ししました。
特に小柄なお客様に。
150センチくらいのお客様が既製品を着るのは、無理があります。
着たとしても、美しくないと思います。
本来は、こういう反物から仕立てるのですよと
お話しすると、びっくりされる方があります。

そういうお客様の反応に、私はまたがっかりするのです。
そして
やっぱり、これは教えていかなければ・・・という気持ちがムクムクと。

着物は一反の反物を裁って(切るとは言いません)
自分の寸法に合わせて
ミシンでなく手で縫うこと(ミシンの仕立てもありますが)
ほどいてつなげば、また一反の反物に戻ること
反物から、着物は作ること  
を知ってほしい
「誂える」楽しみを知ってほしいと思います。

買って帰ってすぐ着られる物ではないことを知ってほしい。
楽しみに待っている時間
仕立て上がってきた着物のたとう紙を開ける楽しみ
躾をとる楽しみ

いろんな着物のわくわく感を伝えていきたいと思うのです。



オープンまで準備ももう少し・・・
頑張ります












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「おべべや」について~~きっかけ~~

2010-09-04 23:00:37 | おべべや
このところずっと準備に追われております「おべべや」オープン。

「おべべや」について少しお話しようと思います


おべべやは、仕立て上がって10万円までのおしゃれな着物や帯を取り扱います。

どうして?

きっかけはいくつかあります。

そのひとつ

着物を着たいと思った時、とりあえず安いからリサイクルショップでそろえたり
お母様やおばあちゃんの着物から始められる方も多いと思います。

都内の古布を扱うお店に、お細工物に使う古布を探しに行った時のことです。
お店であれこれ見ていると、二人連れのお客様の会話が耳に入ってきました。
どうやら
着物初心者の方が、お茶か何かの時に着る着物を
ちょっと着物を知っている先輩?にアドバイスを受けながら
探していらっしゃる様子。

そのお客様、お友達、お店の人の会話。
それを近くで見ていて・・・・
『これでいいのかな・・・?』と疑問符

お店は古着を扱ってはいますが
店員さんはそれほど詳しいとは思えないし・・・
着物の先輩も、ちょっとアヤシイ感じ・・・

みんなこんな風にあやふやに着物を買い始めるんだな・・
失敗が少ないといいけれど。
確かに失敗してもいいお値段には違いないけれど・・・。
口出ししたいのをグッとこらえてその場にいた私です。


着物を始めるとき
的確なアドバイスが欲しい。
ホントは私たち呉服屋がしなければいけないのです。

でも、呉服屋は敷居が高いのでしょうね・・

敷居を高くしているつもりはないのですが


だから、着物を始めたいと思っている方に
わかりやすい、買いやすい店を作ろうと。
正しくは、京呉服わきの中の一角にそのスペースを作るという事なのですが。

リーズナブルだけど
自分で着物を誂える楽しみや喜びを知ってほしいのです。
それから
ちゃんとした知識をもって着物を選んで欲しい。
逆に自分で着物を選べる知識を付けて欲しい。

着物を伝えるために、わきは
着物を始める人にやさしい店でありたいと思います。
それが
京呉服わきのプロデュース
着物 事始め「おべべや」です。

つづきは、また・・

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