お宿&かふぇ 布屋 《主人のひとりごと》

120年経った京町家を改修した民宿『布屋』

思い出の地 北海道その2(北斗星・小樽編)

2013年07月04日 11時21分17秒 | 旅先で
列車に乗ると眠くなるのはカタンコトンという固有の振動のせいか、いつの間にか津軽海峡を越えて列車は北海道に入っています。空も段々明るくなってきて2階席の窓からは海が見え隠れします。青森からは進行方向が逆になってます。



飛行機ではこの旅情は味わえません。はるばる北海道へ来たなという実感がわいてきます。夜はお休みしていた車内放送が入ります。間もなく函館です。函館には6時35分到着です。さて電車男は浴衣(寝台車は浴衣がついてます)から着かえて撮影準備に入ります。函館で再び機関車を付け替えて札幌に向かいます。寝台車を何両も歩いてまづ先頭車に急ぎます。しかしこんなに早くから誰もいないと思っていた先頭車にはすでに同好者が数名います。函館到着と同時に津軽海峡線を牽引してきた電気機関車の切り離し作業を撮影すると、急いで今度は最後部へ走ります。非電化区間の札幌までは、今度は残り少なくなってきたディーゼル機関車のDD51が牽引します。これを撮るために今度は急いで一番後ろへ行かないといけない。途中4号車の窓からあきれ顔のうちの奥さんが手を振ります。



はあはあ息を切らして最後部へ。北斗星は12両編成と長い編成の列車なので大変です。なにしろ停車時間は8分です。同好者も急いで走っています。朝の6時半ですよ。物好きですね。ここでDD51が重連で先ほどの最後部に連結されます。ここからまた進行方向が変わるわけです。





列車が長すぎてホームからはうまく撮影できません。乗り遅れたら大変なのですぐに列車に戻ります。はあはあ息を切らして戻ってきた僕に怪訝な顔のうちの奥さんです。普通の人には理解できない電車男の習性ですね。北斗星の函館からの車窓がまた素晴らしい。噴火湾沿いをゆっくりと青い列車が、青い海沿いの鉄路を進んでいきます。途中駅で後から来た札幌行の特急「スパー北斗」に抜かれます。特急が特急に抜かれるのもいいものですね。そんなに急いで何処へ行く・・という我が北斗星です。ぼんやり景色を眺めていたら「間もなく終着札幌です。」と車内放送が入ります。札幌には定刻の午前11時15分に到着しました。飛行機だとあっという間ですが、ホームに降りたつと16時間もかけて北海道にたどり着いた実感が湧きます。その足で今夜の宿泊地小樽に向かいます。小樽駅は地上駅のままなので駅の建物や1番ホームも昔のままでなんかホットします。



35年以上前の学生時代に来た時と同じように小樽駅の駅名標のまえでパチリ。早速ホテルへ荷物を預けて町を歩きます。その前にお昼ごはんです。夜に海鮮を予定してるんのでここは洋食系にします。小樽駅からほど近い稲穂の商店街にある店を目指します。





ニュー三幸です。1階がビアホール、2階が和食堂、3階がホールになっている予想以上の大店です。やはりこうして地元のお客様に愛されているお店が一番落ち着きますね。しかしここはメニューがビーフシチューのオムライス、ナポリタン鉄板焼き、名物あんかけ焼きそばから丼ぶり、定食系とありとあらゆるモノがあります。1階席は天井も高く、テーブルも広く、奥のガーデン席ではなんとジンギスカン真っ最中という大変僕好みのお店です。かなり悩んだすえ



「ポークカツ・イタリアン」¥1050にします。これにやはりサッポロビールの中ジョッキでしょ。ボリューム満点というか、かなりカロリーオーバーですが、おまけにランチご注文のお客様は ソフトドリンクバー付きとかなりオトク。長旅の疲れを癒した我々は満足して市内観光に出発です。つづく。


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1 コメント

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乗りた~い (敬&伸)
2013-07-04 23:00:41
乗りた~~い
乗りた~~~い
乗りた~~~~い
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