お宿&かふぇ 布屋 《主人のひとりごと》

120年経った京町家を改修した民宿『布屋』

鉄旅 2019 伯備 小倉の旅 その1

2019年06月23日 16時11分38秒 | 旅先で
このコーナーに投稿するのが1年ぶりとなりました。フェイスブックの「布屋」のページに最近の動向を投稿していたので、こちらをだいぶご無沙汰してしまいました。スマホから気軽に投稿できるのでパソコンに写真を取り込んでから記事を書いてゆくのには時間がかかってしまうので億劫になりますね。さて、この1年で京都観光も様変わりしてきました。どこに行っても外国人だらけの京都を敬遠する動きが徐々に感じられるようになってきました。そして宿泊予約の方法も以前のように宿に電話をして空き状況を確認してから予約するという方法が最近はとても少なくなってきているのを実感します。今年に入ってから予約の電話が全然かかってきません。普通の時期だけでなく、桜の頃の超ハイシーズンですら静かなモノです。やはり「スマホ」という画期的な道具がもう当たり前の世の中になったわけです。そういう自分だって「スマホ」やパソコンで旅を組み立てているくせに。という訳で今年も6月の梅雨シーズンに旅に出ました。毎年5月のいい時期はうちの奥さんが出かけるので仕方ありません。彼女は今回は「奥入瀬・八甲田 豪華旅行」でした。僕は去年同様JR西日本の「おとなびパス」で鉄旅です。このおとなびパスもみどりの窓口では販売せずJR西日本のウエッブサイトからの予約をしてカード決済で今年からは、なおかつ列車の指定席もすべて自分でしないといけません。最終的に出発前にみどりの窓口に出向いて切符を受け取るシステムです。京都駅のみどりの窓口もいつも外国人で混雑していますからこんな格安きっぷの客まで相手にしてられないのが現実です。
さて6月18日の朝7時過ぎの新快速で新大阪に向かいます。JR西日本の切符なので新幹線は新大阪からしか乗れません。スタートは8時4分発の「さくら547」からです。



8両編成の「さくら」は結構混んでいます。でも事前に座席指定を受けているので山陽九州新幹線はグリーン車並みの2列2列のゆったりシートです。1時間半でお城が見える福山に到着です。



電車男はここで「福塩線」のホームへ。2両編成の電車で府中まで乗ります。



今回の旅は今まで乗っていない線に乗るのも目的なので車窓を楽しみますが電化区間の福塩線の沿線はちょっと平凡でした。電化されている府中まで45分ほど乗ってまた元来た道を戻ります。福塩線というのは福山と広島県の塩町を結んでいますが府中から先は8時11分の次は15時5分まで無いので諦めざるを得ません。福山から倉敷へ向かいます。今回は倉敷駅で「駅撮り」をします。JR西日本の岡山辺りは広島辺りに比べてまだまだ旧国鉄時代の列車が結構走っています。
手始めに



特急「やくも」にカメラを向けます。松江のお客様が「やくも」は揺れるので苦手ですと結構聞きます。岡山から松江、出雲方面を結ぶこの特急は伯備線で中国山地を越えますがカーブがすごく多いのでスピードを出せるように振り子構造になっているのでよく揺れるんです。「やくも」に使われている旧国鉄型の381系も残すはここだけなので鉄道ファンには貴重なんです。どうでもいいことですが・・・。御多分に漏れず倉敷駅も外国人が目につきます。黄色の通勤電車とかも撮っていると、ホームの列車到着案内に「回送」の文字があります。あれっ、この時間に回送列車はないはずなのに??ホームでは行きかう観光客に混じってカメラを下げた若い男性がひとりいます。長らく駅のホームで電車を撮っている最近の僕はこういう人がいると反応するようになってきました。「なにか 来る?」そして現れたのが



なんと電気検測試験車の「クモヤ443」です。これはラッキー!めったに見れないしどこを何時走っているかわからない車両です。撮影後にちょっと彼に聞くと「ツイッター」で走る時間とかが解るそうです。最近はこういった若者に話しかけると結構イロイロ教えてくれます。僕のようなおじいさんの電車男は情報が限られますが、そうかこうして若者は情報を得るんだ。ぼくもこれからは「ツイッター」で最新情報を得よう。と、ひとつ賢くなります。その後今日の倉敷駅でのメインの貨物列車を待ちます。初めての駅での貨物列車の撮影はどこを通るかわからないので、事前の調査も必要です。ここだろうというホームで待ちます。そして予想通りやってきました!



水島臨海鉄道から岡山へ向かうこれもなかなか見れない「ディーゼル機関車」が牽く貨物列車です。いまのところ順調です。つづく。


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