お宿&かふぇ 布屋 《主人のひとりごと》

120年経った京町家を改修した民宿『布屋』

さよならきょうと ノキロアートネットさん いつのひか また。

2010年09月21日 19時46分29秒 | 京都観光
今から7,8年前にノキロさんが西陣にある京町家を自分たちで手直しされてギャラリーを始められたのが丁度僕たちが京町家を改修して始めた民宿とほぼ時が同じ頃です。その頃は勿論町家を利用した飲食店は三条辺りを中心にして結構増え始めていましたが、ギャラリーや民宿はまだそんなに多くなかった頃で町家のお店ということでクロワッサンの別冊「暮らしの形を考える」という本の町家の今というコーナーに共に掲載していただきました。それからそれぞれの道を歩んできて、今年僕たちはかふぇの営業をやめ、そして彼らは拠点を広島の福山に移して新たな道を進むそうです。何度も申し上げますが町家のお店は今でも増え続けていますが本当に町家を愛して「住みながら暮らしを営んでいる」かたの少ないことか・・。そんなナカ頑張ってきたお二人でしたが色々描く夢があるようでそれに向かって新たな一歩を踏み出されます。9月一杯でお店を閉められるといことで先日二人で久しぶりに訪ねてきました。相変わらずセンスのよい品揃えで最後のTHANKS MARKETを開催されています。この先何年か後には僕たちもお役に立てればいいかなあと思っています。お互い頑張りましょうね。(詳しくはリンクのコーナーからどうぞ。)

西国三十三箇所巡礼の旅 4番施福寺 その4

2010年09月17日 19時25分17秒 | 旅先で
無事お参りを済ませ下界へ降りてきました。さて目指すは南田辺駅前へ。大阪の人でもそんな駅何処にあるの?的な地名です。天王寺から阪和線で二駅目にある普通しか停まらない南田辺駅前に「スタンドアサヒ」があります。オモテから見ると何の変哲も無い駅前居酒屋ですが・・・。開店時間の5時を少し過ぎたので心配しながら、がらっと戸を開けるとカウンターに2席空きが・・・。よかった。夕方5時過ぎでカウンターは満席。テーブルもご近所のオジサマオバサマで結構混んでいる。その訳は何しろ「安い」そして「旨い」であります。お父さんとお兄さんがダイドコを守り、カウンターにはちょっとこわい妹さんが取り仕切る家族経営のお店。この店の名物「小鉢」と呼ばれる煮炊きモノの品(これが小鉢ではなく中鉢です)¥350、しめ鯖が¥300(これが赤垣屋も黙る旨さ)ヤキトリ2本で¥200(チェーンの焼き鳥屋が真っ青)に始まり、造り盛り¥600、鰻ざく、ねぎぬた、土瓶蒸しが¥600(中を見てうちの奥さんが感激した松茸に鱧まで大量に入っている)鰻の肝焼き、鯖まぶし、生ビールが¥400と全てに感激。ふと気がつくとうちのの奥さんは焼酎3杯目。〆に松茸ご飯¥300を食べて大満足であります。ふーっよく食べるわ。これで一万円でお釣りがくる。うちの奥さんが「居酒屋の名店や」と店の外に出てポツリとのたまうのでありました。しかし京都から遠い!帰りは2時間半かかりました。でも、又行きたい。終わり。

西国三十三箇所巡礼の旅 4番施福寺 その3

2010年09月16日 19時12分57秒 | 旅先で
さて心斎橋に戻るもまだ日が高い。折角「大丸」の前のホテル泊なのでうちの奥さんはすすっとデパ地下へ。まだ食べるん?翌朝は天気予報が外れていいお天気に。心斎橋から御堂筋線の終点なかもずで泉北高速線に乗り換え和泉中央駅へ。ここからバスに乗り継いで槇尾山に向かいます。途中までは普通のバスでしたが調査の結果、槇尾中学前から「オレンジバス」に乗り換えます。槇尾中学前で降りたのは京都から来られた65歳くらいのご夫婦と僕たちだけ。待っていた「オレンジバス」は9人乗りの古ーーいハイエース。えっこれに乗るの?一路オレンジバスは山道を上ってゆきます。槇尾山で下車。ここから山道を30分登ると4番札所「施福寺」があります。なんだかんだ文句を言いつつ現在は楽に登れますが昔の人はここまで歩いて登ったんだと思うとオレンジバスにも感謝せねば。蒸し暑い下界に比べ通り抜ける風が気持ちいいです。帰りのオレンジバスは勿論同じメンバー。しかし土日とか乗れない人が出るのでは・・。ま皆さんここは大体クルマで来られますね。我々はこの後、今回のメインイベントである居酒屋に行かねばならないので電車派なのです。つづく。

西国三十三箇所巡礼の旅 4番施福寺 その2

2010年09月15日 18時37分36秒 | 旅先で
今日は夕方から雨がパラパラ降る京都です。先日までの酷暑も一段落ですが結構蒸し暑い夜です。さてたこ焼きを賞味した我々が次に目指すは「串カツ」です。地下鉄なんばから動物園前へ。なんか庶民的な雰囲気になります。ちょっと匂うガード下を抜けると「じゃんじゃん町横丁」です。その昔「西岡たかし」(五つの赤い風船)が唄っていた雰囲気そのままの細い通りの両側に「立ち飲み屋」やら「碁会所」やら「寿司屋」やらが並んでいます。立ち飲み屋の中にはスナックみたいなカラオケ装置があり、日曜の真昼間なのにお客さんが満員でニギヤカに唄っています。スゴイとこを通り抜けると新世界。ごちゃごちゃしたところに通天閣がそびえています。途中なんかやたら張りぼてで飾られた串カツ屋が立ち並んでいますが、やはり我々はじゃんじゃん町にある「八重勝」へ。しばし行列に加わるもすぐ入店。揚場に立つごっついご主人の前の特等席にて「二度漬け禁止」の串カツを頬張ります。うちの奥さんの第一印象は「店の掃除が行き届いている」です。ゆえに何を食べても美味しい。串カツ3本¥300から始まり、どて焼き、じゃがいも、かぼちゃ、とんかつ、あなご・・・・・・・
しかし何でもでかい。どんどん注文どんどん出てくる。ここの串カツは一般的なパン粉が少なく山芋入りの衣が特徴です。揚場前のご主人の手さばきを眺めつつうちの奥さんが「仕込み大変や・・」そしておなか一杯で心斎橋へ戻ります。つづく。

西国三十三箇所巡礼の旅 4番施福寺 その1

2010年09月14日 16時23分27秒 | 旅先で
やっと秋に近づいてきた京都です。暑い暑いといっているうちに9月も半ばにさしかかろうとしています。ここ最近は、歯医者や泌尿器科といった病院(年ですね)に通っていてなかなか外出をしていませんのでこのコーナーへの話題もないままとなっていましたが先日札所巡りの続きを敢行しました。第4番「施福寺」は河内の国にあり札所巡りの難所のひとつであります。今回は大阪に宿泊して、「たこ焼き」「串カツ」を食べて翌日お参りに行く計画を立てました。例によって宿泊予約サイトの「一休」で念入りに大阪のホテルの立地、価格等を調査した結果、翌日の行動に便利な心斎橋の大丸の向かいにあるホテルNに40日前早割りでリノベした部屋を予約。いざ大阪へ。夕方前にチェックインを済ませて心斎橋へ。普段人ごみを知らない生活をしているので日曜日の人出の多さにクラクラするも道頓堀へ。うちの奥さんが「たこ焼き」とうるさく騒ぐので立ち退きでもめている「大タコ」へ。心斎橋に最近出来たドーナツ屋も並んでいましたが、ここも勿論行列。その間に「嘆願書」に署名し、6個¥300のたこ焼きを道頓堀を眺めながら食べます。大タコの看板どおり中にでっかいタコが入ってい美味しい。久しぶりの道頓堀ですがこんなにきれいやったっけ。でもたこ焼きを食べるには丁度いい雰囲気ですね。そして向かうは勿論「通天閣」。つづく。