お宿&かふぇ 布屋 《主人のひとりごと》

120年経った京町家を改修した民宿『布屋』

洋食「ぼんじゅーる」

2007年02月16日 18時43分02秒 | 京都で食べること飲むこと
基本的に洋食が好きとみえて、洋食屋さんには結構行きます。でも多いのが月曜休みのお店。今回登場の洋食「ぼんじゅーる」も月曜と第3火曜がお休み(うちと同じ日が休み)ですが、月曜祝日でも休まれるので、月曜祝日営業、翌火曜休みの我々が、やっと火曜日に行って来ました。(ややこしい話)烏丸六角東入るのオフィス街の中にあるお店で本来はランチタイムに行くべきですがなにぶん時間的に無理なので夜に伺いました。入口でメニューを検分したところ夜はハンバーグやビーフカツを主体にしたコース風のようです。うーん「えいっと」入店。コックコートに赤いチーフのご主人が、「コース仕立てでお時間がかかりますけど」と言われつつ席へは同じくコックコートの奥様が案内。ビーフカツとロイヤルハンバーグのコースをオーダー。先ずオードブルと称して「海老コロッケ」。次に「トマトのスープ」そしてメインの「和牛のカツ」「サラダ」「ライス」洋食とあるが写真の皿の盛り付けはフレンチスタイル。ビーフカツはポーションこそ小さいが選ばれた肉を使いこだわりを感じます。ボトルワインの赤を1本頼み、二人で¥6800はお安いのでは・・。聞けばオープンは1951年。なんと50年を超える老舗ではないか。今のご主人が2代目だそうで、高松出身の先代はなんと店の2階で趣味的な「讃岐うどん店」をやっているとの事。ゆったりとごはんを頂いた帰り今度は2階も訪ねてみようということになりました。

烏丸仏光寺弐題その2

2007年02月09日 20時25分57秒 | 京都で食べること飲むこと
カルパッチョのサラダ・りんごの冷製スープ・穴子の飯蒸し・あさりの酒蒸し梅風味・ハムと白菜のグラタン・手羽中のピリ辛唐揚・小柱と野菜のゼリー寄せ・小海老とお餅のかき揚げ・京風冷やしうどん・白和えの最中・牛タンの塩焼き・鰹のタタキ・フルーツのカマンベールチーズ和え・サツマイモのスティック・マグロのサラダ・赤地鶏の生ハム添え・焼きおにぎり・トマトのカナッペ・ピザ・デザート3種の全20種が少しづつ供されておひとり¥2500。烏丸仏光寺を東に少し行くと写真の営業中の札しかかかっていないお店があります。看板類は一切ありません。去年の春にお泊り頂いた4人組の女の子に教えてもらったお店に、家族4人で行ってきました。(ちなみに上記メニューは彼女たちから頂いたモノ。)娘の仕事終わりと息子の教習所に合わせて予約したので21時スタートで23時少し前にお店を出た我々はお腹が一杯で、翌朝までお腹が空きませんでした。1月にも行かれたお客様がいて、女性3人組は残念ながら残してきたとのこと。ゆっくりお酒を飲むという感じではないが、お腹を空かして行ったほうがいいです。「びすとろ希味(のぞみ)」というお店。

烏丸仏光寺弐題その1

2007年02月08日 20時02分39秒 | 京都で食べること飲むこと
烏丸仏光寺を西に入った京町家にお住まいだった知人の両親は高齢でもあり御商売を廃業されてしまいました。その京町家が昨年ブーランジュリー カフェダイニングとして再生されたのでやっと先日お邪魔してきました。間口が相当広い総2階の大正時代の町家です。幸いランチの時間が午後3時までと長いので、民宿の掃除を終えてからでも間に合います。自転車を店前において中に入って圧倒されます。なんと2階部分を取っ払ってあり、屋根の野地板が見える店内は、非常にうまくテーブルがレイアウトしてあります(すごい席数)。庭に面する席は少しグレード感があり、店内は女性客が楽しそうに食事をしています。ここは自家製焼きたてパンがお替り自由でパスタランチで¥1000。周りが女性客ばかりで納得。京町家を利用した店舗として「布屋」の対極にあるシャンデリアが下がっているインテリアで、ふたりでうーん、うちももっとテーブル一杯入れたらお客さんたくさん入れるやろなーと、絶対しないだろう事を話していました。何しろ最近出た「京都を買って帰りましょう」というムック本に紹介されてるコメントが「夫婦ふたりでのんびりやっていて和める」なんて書かれています。布屋のことを良くご存知なライターの「N」さんの執筆で、この本の500円はお値打ちです。

「鳳飛」の焼きそば

2007年02月02日 21時18分25秒 | 京都で食べること飲むこと
昔から言われることは正しいですね。「節分は寒い」。今日は節分前日の2月2日、今年は暖冬のおかげで町家暮らしもたいそう楽でしたが、今朝は雪。ずっと暖かかったので結構こたえます。でもこれが普通なんだから。寒さも1日だけみたいで明日からは又暖冬に戻るようです。さてこの間神戸で焼きそばを食べてきましたが、京都でもおいしい焼きそばがあります。広東餐館「鳳飛」。うちから自転車で15分くらいの北大路堀川を少し北に行った西側。一度うちの息子と行きましたが彼いわく「このミセ中華料理屋らしくないな。」一見昔ながらの民家風ですが、昔の京都にあった中華料理屋はこんな感じが多かった。大三元や第一楼、平安楼。床がタイルで茶系の店内はなぜか落ち着きます。多分このミセは紫明にある「鳳舞」に関係あるのでは・・。そんなことを思いつつ、焼きそばと餃子。メニューはそんなに多くはありませんが、ひとつづつ丁寧に作られるし、お店のおばちゃんも庶民的でいい感じです。もう少し近かったらいいんですが、冬場はちょっと行くのが寒いですね。