お宿&かふぇ 布屋 《主人のひとりごと》

120年経った京町家を改修した民宿『布屋』

電車男 おとなびパスで 山陰へ その4

2018年06月23日 19時03分50秒 | 旅先で
出雲市駅に着きました。普通の人はここから出雲大社を目指しますが、はるか45年前に行って縁結びのお守りも授かった(あまり効果はありませんでしたが)電車男は駅のホームで特急「やくも」とか撮影します。そしてこれから向かう松江に行く電車に乗り替えます。僕の切符はここからJRの特急に乗れば30分もかかりませんがあえて改札をでて隣の駅から



一畑電車に乗ります。一畑電車と言われても地元の人はわかりますが普通の人は???ですね。出雲の地に広がる宍道湖の湖岸の北側を迂回するように走っている小さな私鉄線です。中井貴一の電車の運転手さんの映画で出てきた電車です。(残念ながら僕は見てないけれど)2両連結の小さな電車が出雲市から松江まで結んでいます。しかも1時間に1本くらいしか走ってないし時間も倍はかかるので出雲市から松江まで乗る人は多分僕くらいでしょう。16時22分発で出発。



出雲大社への乗換駅を過ぎると車窓に「宍道湖」の静かな湖面が広がります。30分ほど進むと「一畑口」という駅に停まります。



すると先頭車で運転していた運転手さんがドアを開けるなり、急いで走って最後尾へ。



なんとこの駅で進行方向が変わります。世にいう「スイッチ・バック」をするんだ!知らなかった。しかも運転者さんがなんと女性です。最近はJRとかで時折女性運転手さんを見かけますがまさかこんな地方私鉄でも女性運転手さんが進出しているんだと電車男は変なことに感心します。



先ほどと反対側に座りかえて夕暮れ近い宍道湖を眺めるうちに終点「松江しんじ湖温泉駅」に到着。30分で行けるところを1時間かけて松江に降り立ちます。しかも今夜の宿はJR松江駅前なのでこの駅前から市内バスで松江駅へ向かいます。今夜の宿は



スーパーホテル松江です。松江にはドーミーインもありますがお風呂もあって軽朝食もついてポイントを使うと¥5000くらいなので今回はスーパーホテルにします。以前泊まった米子はお風呂が1か所しかなかったがここ松江は女性のニーズもあるのか男性用、女性用とあります。



機能的な部屋。フロントで渡されたレシートみたいな紙に鍵の代わりの暗証番号が印字してありドアについているテンキーで開錠します。京都のゲストハウスでよく見かけるスタイルですね。夕暮れが近づいてきました。今夜の夜ご飯は



街の中心部にまで歩いて、居酒屋も考えたが昨夜回転すしだったので今夜は洋食にします。レストラン「西洋軒」です。ドアを開けると意外なことに湾曲したカウンター席です。オムライスが人気だそうですが夜ご飯なのでBセットと瓶ビールにします。まづ



懐かしいポタージュ・スープ。そして



エビフライ+牛肉のブロシェット+ハンバーグ+コキールまでついていてお値打ちです。それとサラダとライスに珈琲までついて¥2100.ご主人が奥の厨房で作り、奥さん?がサービスという理想的なお店です。ランチタイムはもっと混むので2階の席も使うそうですが夜はカウンター中心だそうです。近くの市民会館に出る俳優さんとか卓球の石川佳純選手とかの色紙がさりげなく飾られているお店でした。満足してホテルまで歩いて帰ります。







なんだか小樽の運河を見ているようだ。そして松江の夜が更けていきます。
つづく。

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