お宿&かふぇ 布屋 《主人のひとりごと》

120年経った京町家を改修した民宿『布屋』

紅葉だより 2014

2014年11月19日 15時16分32秒 | 京都観光
朝晩寒い日が続きます。そのせいか今年の紅葉は少し早目かもしれません。10月19日に鳥獣戯画展に行ってからこれで一か月お休みなしで来ました。お客様から紅葉の様子を毎日伺いますがやはり自分の目で確かめようと清掃作業が終わった午後に例によって自転車でちょこっと出かけてきました。まづ御所へ。



ここから見る大文字山がやはり京都らしい。



イチョウが色づいています。



御苑の中は隠れた紅葉スポットです。鴨川を渡り京都大学の南側の近衛通りから向かうは



真如堂です。自転車での登りはだんだん年とともにきつくなってきました。山門脇に自転車をとめて



塔の周りは見ごろですが本堂前はまだ緑も交じってます。



金戒光明寺にむかう小道は結構きれいです。



金戒光明寺はなんと今年ライトアップもしています。そして自転車で10分くらいの永観堂へ。



門から入ってきた人々が皆さん「わあ きれい」と



拝観しないで塀の外から中をパチリ。



拝観券売り場も今週の週末は行列の対応用にロープが準備されています。



門から係員に先導されてバスもしずしずと入ってきます。みな吃驚。お隣の南禅寺へ。



平日ですがかなりの人です。





三門の両脇のもみじがきれいです。



法堂前も見ごろです。



普段あまり人がいない水路閣周辺も写真を撮る人で賑わってます。



イチョウともみじをみて帰路につきます。11月18日時点での真如堂、永観堂、南禅寺の様子でした。午後4時を過ぎると急に寒くなってきます。以上お知らせまで。








秋の始まりと古本市2014

2014年11月02日 19時06分01秒 | 京都観光
ここ数日空模様が怪しいです。急に曇って雨が降り出したり、またすぐ止んで晴れ間が出たり。10月の末にうちの奥さんの友人からお茶花の展覧会のチケットをいただいたのでお昼間ちょっと抜け出して出かけてきました。



永観堂と南禅寺の中間にある「野村美術館」です。主に春と秋に開館している小さな美術館です。小さな美術館なので靴を脱いであがります。常設展をみて(お茶の関係の美術品が展示されています)階下のお茶花の展示をみます。静かなひと時をすごして外へ。



美術館の前は我が母校の高校です。ほんと今から思うとすごい場所にあったんだ。こんな観光地のど真ん中です。僕が通っていた頃の建物も残っていますが体育館とかがなくなって新しい校舎に建て替わっています。ちょっと懐かしい。そして隣の南禅寺へ。



10月23日の時点ではまだ紅葉は始まったばかりで観光の方も少ないです。帰りに永観堂へ。



こちらも門前は静かな佇まいです。





でもちょっと色づき始めています。そして数日後の10月31日に例の秋の古本市にやはり昼間ちょっと出かけてきました。秋は手作り市で有名な百万遍「知恩寺」であります。御所を抜けて自転車でむかいます。



ちょうど御所の一般公開の日です。今年は天皇陛下の傘寿記念で二日期間が長いです。



ちょっと紅葉が始まっています。



あれっいつもは閉まっている「建礼門」が開いています。



紫宸殿が外から見えます。平日なので結構空いてる感じです。小雨がぱらついてきました。いそいで向かいます。



鴨川の荒神橋を渡り



古本市へ。



小雨模様で人出もイマイチです。雨除けのビニールがかけられていてとても選びにくいのとあまり時間もないので早めに切り上げます。



今回はあまりじっくり品定めができなかったのでこの2冊だけ買ってきました。先日新聞記事をみて思わずえっ?なぜ!と唸った早く亡くなられた「赤瀬川原平」の本です。「中古カメラウイルス図鑑」。よくよく考えたら僕が今電車男で使ってるカメラは3台とも中古カメラです。もちろん全部フィルムカメラですが・・。「路上観察学入門」とか「京都オトナの修学旅行」とかいろいろ楽しい本をありがとうございました。合掌。