お宿&かふぇ 布屋 《主人のひとりごと》

120年経った京町家を改修した民宿『布屋』

グリル「にんじん」

2005年09月28日 21時48分33秒 | 京都で食べること飲むこと
先日久しぶりに、グリル「にんじん」に行ってきました。(写真はエントランスです。料理の写真は、ご主人の険しいまなざしに合いそうで撮れません。)まだ娘が小さい頃から行ってますので、かれこれ15年位前から行ってます。別に毎月行くとかそんな顧客ではなく、突然食べたくなって行くくらいですから年に1,2回くらいの利用です。場所が少し遠いのでわざわざ行くわけです。でもわざわざ行く価値はあります。値段が手ごろで、ボリュームがあって、おいしくて、付け合せの野菜が十分な量で、そして豚汁が洋食にまたよく合う。僕は「ビーフストロガノフ」うちの奥さんは「ビーフカツ」。ドミグラスソースがまたおいしい。それぞれご飯と豚汁でお腹もいっぱいの満足満足です。場所は北大路白川を上り洋服の青山の道を山のほうに上がって行き左手にあります。駐車しにくいガレージがあります。ご主人はあまり愛想がありません。職人さんだから。僕は、そこが又好きですが。そしてこういうお店に行くといつも思いますが、「正直に、いいものを手ごろな値段で提供すれば長くお店は続けられるということを。」だって僕達が行きだして15年位経つが、ホントはいつからされてるのかな。世の中には、見習うことがいっぱいあります。

ホホエミのパン

2005年09月25日 23時22分56秒 | 京都で食べること飲むこと
今年の残暑は厳しかったけど今朝は少し肌寒いくらいでした。9月も中旬になるのに、朝ごはんの時に、エアコンを入れていましたが、やっと今朝から出格子の窓と、庭の窓を開けて、自然の風が通り抜けるようになりました。昨夜から2泊していただいた埼玉からお越しの女性二人が昨日レンタサイクルでカフェめぐりをして来ました。朝10時に出発し、北白川の「プリンツ」に行き、鴨川の荒神橋にある「ホホエミ」でパンを買い、その足でお昼の「かふぇ」でバタバタしている僕たちに、差し入れをしてくれ、直ぐまた出かけて行きました。その後、五条の「エフィッシュ」に行き、夜ご飯に「ぎろぎろ・ひとしな」という中々セレクトした一日を過ごして、21時ころ帰ってきました。やっと自転車に乗っても、快適に過ごせる季節がやってきました。これから秋は、自転車が一番ですね。写真は、差し入れしていただいた「ホホエミ」のパンです。中々優しい味のパンです。ありがとうございました。

布屋の花(9月)

2005年09月14日 22時00分39秒 | 布屋
毎日残暑が厳しい京都です。今日も日中は30度を越える暑さで、おまけに昼過ぎからは雲行きも怪しくなり、ただでさえお客様の少ない「かふぇ」は昼間のほんの一瞬を除いてノーゲストが果てしなく続きました。先日の月曜日に、久ぶりに「谷川花店」(たにがわはなみせ)に顔を出し、ちょっとお使い物の小さな植木を買い、我が家用に「撫子」やらを仕入れてきました。谷川さんは、千本出水のバス停のまん前にある、町家を自分たちで改修して花店をされています。久ぶりにのぞきましたが、置いてあるお花や、木が段々山野草が多くなってきたみたいで、うちの奥さんと、谷川さんの奥さんの好みが合ってきたみたいで二人で「あーでもない」「こーでもない」と言いながら、何種類か買ってきました。そのうちのひとつが写真の撫子です。工事の際に降ろした瓦を残しておき、そこに「われもこう」とかと一緒に活けてあります。近くにはススキもあり、店は秋模様ですが外はうだるような暑さでほんま、いまだに残暑お見舞い申し上げます。です。

雨戸、その他のこと。

2005年09月08日 22時02分58秒 | 布屋
台風14号の通過に伴い、念のためオクの間の窓にある雨戸を久しぶりに閉めました。木製の雨戸のしまい方は経験がないと、とても難しいんですが、その昔ホテルに入社したての頃、嵐山にある「ホテル嵐亭」(ホテルとは名ばかりの純日本風旅館です)に3年ばかり勤務していましたが、そこにある明治時代の御殿建築の粋を尽くした建物に雨戸があり、しかも大きな建物の片側全部にあり、1枚でも入れそこなうと、いちからやり直さないといけないシロモノを経験しているので、うちの雨戸の4枚くらいは、簡単です。でも幸い京都は大きな被害もなくよかったです。当日キャンセルされた方が、翌日来られて、キャンセルしたこと少し残念がっていました。写真は先日久しぶりに東山方面に自転車で出かけました。円山公園の奥にある片泊まりの宿「御三家?」の場所を見に行ってきました。とても静かな山に囲まれたところにあり、これから秋になればライトアップされる高台寺にも程近く、素晴らしい環境にあります。うちの後に行かれる方のために道案内が出来るようにとの目的で行きましたので、後泊される方は、お尋ね下さい。

「一澤帆布」のてぬぐい

2005年09月02日 17時28分04秒 | 京都観光
「大分仲良し5人組」メンバーの従兄弟さんが一澤帆布にお勤めで、先日その「K」君がわざわざ「うちわ」と、なんと「てぬぐい」を届けてくれました。白と紺の2本ですが、題字は僕が好きな「永六輔」が書いたものです。さすが「一澤帆布」と感心しつつ大事にしますね。手ぬぐいは昔から好きで、土鍋でご飯を出す時に板を敷いていますが、畳が傷むので手ぬぐいも敷いています。その昔、浅草の「ふじ屋」で購入した品で(結構皆さん京都で手ぬぐいを買われていますがうちの奥さんが下町育ち、というわけで浅草の手ぬぐいを使っています)、「かまわぬ」「いとしい」「よきこときく」とかの文様です。てぬぐいといえば、「京のてんてん」さんが、以前は、うちから歩いて5分くらいにありましたが、残念ながら西陣に移転されました。うちをチェックアウト後に清明神社に行く途中にあり、よかったのですが、今その後は、古書とカフェの「ことばのはおと」になっています。ちょっと面白そうな、和み系のカフェです。