お宿&かふぇ 布屋 《主人のひとりごと》

120年経った京町家を改修した民宿『布屋』

鉄旅 2019 伯備 小倉の旅 その3

2019年06月28日 16時28分40秒 | 旅先で
大阪でG20会議がある関係で京都駅もコインロッカーが使えないようで旅のヒトは不便ですね。
さて旅のつづきです。
西条から乗った電車は3両編成で初めは混雑していなかったのに広島に近づくにつれてどんどん人が乗ってきてかなりの乗車率です。なにぶん新型車両とはいえ3両なので混雑には対応できていない。大阪周辺の東海道線では最低でも8両は連結しているし新快速は12両なのでせめて6両くらいは欲しいですね。広島からは修学旅行生も乗ってきて大混雑です。みんな宮島口で降りてゆきました。僕はこのまま終点の岩国へ。



岩国から先、下関方面はまた黄色の旧型電車になりますが観光のつづきです。



駅前は工事中もあってなんかあまり風情が感じられませんが市バスで20分ほど行くと山の上には岩国城が見えます。時間的にそこまでは行けませんが





日本三大名橋の錦帯橋です。仕方ないですが往復¥300と有料です。ここも御多分に漏れず外国の観光客が多いです。お天気がいいので川に足をつけたりしています。橋を渡ると向こう岸は静かな公園になっています。橋のたもとの土産物店のソフトクリームが人気があるらしくかなり行列です。今日の第一目的の列車に間に合うように僕は岩国駅へ戻ります。普通の人は岩国から山陽線で西へ向かいますが敢えて僕は岩国から徳山に山側を走る「岩徳線」に乗ります。



岩徳線もいままで乗ったことがないので初乗車です。2両連結のタラコ色のディーゼル列車です。15時51分の次は17時15分まで無いので乗り遅れたら大変です。この列車にも通学の高校生とかが乗っていますが都会のどんどん来る電車ではないので放課後のクラブ活動とか学校生活も制約が多いだろうからかわいそうですね。



岩徳線の一つ目の駅が「西岩国駅」で名駅舎のひとつです。降りたくても次が来ないので車窓からパチリ。そしてどんどん山の中に入ってゆきます。山村のちいさな集落にある駅にぽつぽつお年寄りや高校生が降りてゆき車内は段々人がいなくなり、これぞローカル線です。そして長いトンネルをくぐると山口県に入ります。一瞬銘酒「獺祭」の蔵が見えます。こんな山の中にあるんだ。1時間半ほどのローカル線の旅が終わり徳山に到着。ここから



また「こだま」に乗って一路九州を目指します。そして今夜の宿は小倉です。





昨夜と打って変わってコンパクトなビジネスホテルの「西鉄イン」です。でもここは最近のビジネスホテルのトレンドである大浴場(中くらい)があります。さっぱりとして夜の小倉へ。



太田和彦の本に出ていた銀天街の「武蔵」です。太田和彦の最近の本には割と料金の高めの割烹風の居酒屋が多くてちょっと一人で行く感じではありませんが、昔の本を引っ張り出すと初めの頃はその町の昔からある居酒屋を紹介しているのでなにかと参考になります。そりゃそうですよね何時までも同じお店を記事にしていたら本が売れませんよね。僕もここ数年は一人でこういう居酒屋に入るのも慣れてきてごくごく自然にガラガラ「ひとりです」なんて入れるようになりました。高知もそうでしたがここもひとりなんでなんとかカウンターの隅っこへどーぞと言われます。次に来た人は「あっ 今 一杯」と言われていました。ラッキー!
瓶ビール(中)2本+タコ刺し+自家製ポテサラ+角煮+串カツ(2本だが でかい!)で¥2860です。シアワセ。そしてホテルへ戻ります。つづく。



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1 コメント

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よろしおすねぇ (NOBU&YUKI)
2019-06-29 14:00:32
長文拝読!画像GOOD!
続きを楽しみにしています
やはり FBではだせない臨場感

伯備線は昔と変わらず~
趣がありますねぇ!
BOKUなら 千福飲みたいなあ
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