お宿&かふぇ 布屋 《主人のひとりごと》

120年経った京町家を改修した民宿『布屋』

「スカイプ」

2010年07月21日 19時42分18秒 | その他
連日35度近い京都です。これから京都へお越しの皆様、くれぐれも水分補給を忘れずに。熱中症にご用心。祇園祭巡行以後、ホンマかなり強烈な日差しです。そんな暑さに負けず「レンタサイクル3日連続」の快挙が生まれました。2泊していただいた女性仲良し二人組が連日の猛暑もものともせずに連日雑貨屋さんめぐりに出かけられました。やはり目的がはっきりしている旅は多少の暑さに負けない気力が充実しています。ほんとお疲れ様でした。
さてイギリスへ旅立ちました娘より「スカイプ」にチャレンジしようとのことで、カメラとマイクを購入して連絡を取り合い某日ついにイギリスにいる彼女とお話しました。いろいろ手配やらパソコン上のやり取りをしていざ繋がると半信半疑だったうちの奥さんがいきなりパソコンの前に坐り(普段はパソコン一切知らん顔なのに)「あらマイチャン元気・・・」と会話を始め、気がついたら1時間くらい話しています。しかしテレビ電話で元気な娘を見て安心したのか最近は機嫌がよいうちの奥さんでした。あんなに長く話しても無料とは文明の進歩を痛感します。写真は娘がいるイギリス南部のイーストボーンの町並みです。なかなかよさそうな町のようです。

謹賀新年 2010

2010年01月12日 17時22分50秒 | その他
謹賀新年 本年も宜しくお願い申し上げます。
年末からなにやら忙しくしていたらもう今日は13日です。松の内までには新年のご挨拶をしなくてはと思いつつ毎日バタバタと過ぎてゆきます。年末に営業を終えてから改修工事が始まるまでに色々片付けもしないといけないし、年始は今年から始める「西国三十三箇所巡礼の旅」の第1回もあるし、工事も1月7日から始まるしで慌しく過ぎてゆきます。写真は毎年初詣に行く「立木観音」です。いつもはミセの休みの平日にしか行けませんが工事が始まったので逆に大工さんがお休みの日曜日に行きました。平日でも初詣の頃はかなり混みあいますが、日曜日とあってかなりな人出。いつもの調子で石山寺を越えて暫く行くと道路は大渋滞。狭い川沿いにある駐車場も満杯。かなりな階段を上がりお寺まで行きますが、その階段も人で渋滞。平日の人出に慣れているので土日の人出の勝手が違い、こういうときは平日休みの方が良いねといいつつ無事お参りを済ませました。工事の様子はこれから順次お知らせしてゆく予定です。本年も宜しくお願い申し上げます。

原種の藤袴

2009年10月17日 17時06分51秒 | その他
秋の紅葉の季節が近づいてきました。毎日朝早くから11月の宿泊のお問い合わせをいただきますが、京都市内全て一杯かと思います。先日は急に11月に受験が決まったお母さんの悲痛な問い合わせがありました。しかも土曜日。どこかご存知ありませんかと言われましたが、かなりムツカシイ。どうされたかな。さて9月末から玄関先に「原種の藤袴」を2鉢置かせてもらってます。地元の放送局が行っている「守ろう!藤袴プロジェクト」の一環です。最近京都に来られた方はお気づきかもしれませんが「一保堂」や「松栄堂」とか老舗の前にさりげなく置かれた藤袴をご覧になったかも。うちも良く来られる美術関係の方のご紹介で置かさせていただいてます。そして10月中旬から花が咲き出しました。すると不思議なことに毎日蝶がやってきて盛んに蜜を吸っています。渡りの蝶の「アサキマダラ」らしいです。本当に自然はすばらしいですね。でも温暖化で藤袴が開花する時にこの蝶が里に降りて来れなくなるそうです。正常な地球環境が何時までも続きますように。

花粉症

2009年04月02日 19時58分42秒 | その他
ここ数ヶ月にわたって「咳」が頻繁に出る。そして数日前から「はな」「くしゃみ」のどがガラガラ状態。これは久しぶりに風邪をひいたみたいだ。というわけで四条の藤井大丸裏のM内科医院に。ここは父の主治医であり友人だった先生の病院。ここも代が代わって今は老先生の娘さんが診察しています。うちの奥さんとウマが合うらしく、家族全員のかかりつけでもあります。数年ぶりの診察。僕曰く「ここ数ヶ月せきがひどく、洟もひどく、お客さんにも風邪ですかと言われます。軽い気管支炎かもしれない」先生曰く「熱の出ない気管支炎は無い。これは花粉症や」「先生、花粉症は女性だけのもんやで」僕。「誰がそんなこと決めた!花粉症は男性のほうが多いの」「えーっ、そういえば結構この時期男性もマスクしてるな」ということで花粉症デビューを果たしました。幸いうちの奥さんほど重症ではなく、夜中にでかいくしゃみも出ません。しかしうちの奥さんの連続でかいくしゃみ攻撃は何時まで続くんでしょう。写真は久しぶりに宇治の「中村藤吉本店」に行きました。平日でも並んでいるのには吃驚。でも抹茶ゼリーはここが一番かな。

暮らしにちょこっと骨董展”09 春 開催します。

2009年03月13日 17時00分50秒 | その他
知り合いの骨董商の「かのんちゃん」が この春も 布屋 奥の座敷で 「暮らしにちょこっと骨董展」を 開催します。実は去年の秋も開催しましたが、あまりお知らせをしなかったので 今回は 前もってお知らせをします。
4月10日 金曜日 12時から18時
4月11日 土曜日 12時から17時
4月12日 日曜日 12時から17時 の 3日間 開催します。
写真は 秋の様子です。
今回は 「涼しげな和ガラス」や「小さな可愛い豆皿」を中心に色々持ってくるみたいです。以前 天神さんの露天を やってたり 今は HP主体(布屋のリンクコーナーからのぞいてください)で 販売しております。かふぇで 皆様に提供している 珈琲カップに使っている器や サラダに使っている ナマス皿も 実は かのんちゃんに頼んで 仕入れてもらいました。
さて今回は どんないいものが登場するか。当日は 骨董展だけでも お気軽にお越しいただけますのので 是非 お立ち寄りください。  

花畑牧場の生キャラメル

2009年03月06日 18時46分30秒 | その他
3月に入り雨の日と晴の日が交互にやってきます。こうして春が近づいてくるわけで、町家暮らしにとって春は待ち遠しいです。先日釧路から来ていただいたお客様が「ハイ」とお土産を手渡されました。なんと「生キャラメル」。この冬、伊勢丹で北海道展の際に長蛇の列だったそうで、ネットでもなかなか買えないというシロモノ。ありがたく頂戴しました。花畑牧場は帯広の近くにあるらしく、地元では簡単に買えるらしいです。思い出すのは30年前。まだ学生の頃北海道をウロウロしていた時代に帯広千秋庵(今の六花亭)が当時売り出した「ホワイトチョコレート」が旅人の間で大人気になり、わざわざ帯広まで出向いて「ふきのとう」のパッケージに包まれたホワイトチョコを何度買いに行ったか。聞くところによるとその爆発的な売れ行きで本家?の千秋庵と喧嘩別れして「六花亭」を名乗るようになったとか。ひとつのヒット商品で爆発的な売り上げ現象が起きるのは何時の時代も同じですね。

こんにちは「ラパン」君

2008年05月23日 17時24分20秒 | その他
3月にさようならをしたゴルフの後にやってきたのが写真の「ラパン」君。娘の友人がスズキ自販に就職した時から、買い換えるときは「軽」にしようと決めていました。色は娘と友人で決めた「ミルクティー」色で屋根をミニのように白に塗り分け、アルミホイルも白色という完全なお嬢様向けカラーリングです。たかが軽と初めて乗った時に室内が広いのにビックリ。今まで乗っていたゴルフより天井高があり、窓はパワーウインドーでドアもいちいち鍵をかけないでもいいし、ドアミラーも自動でしまえるし・・・。今時何言うてんのと言われそうですが、実にゴルフは全て手動だったからこれは便利便利。(当たり前なんですが)そして一番嬉しいのが、先日京都市上京区役所区民部市民税課から来た軽自動車税納税通知書に¥7200とある。ゴルフは排気ガス規制が適合せず毎年毎年10%も税金が上り、昔のモノを愛する僕にとってはとてもつらい税のシステムでしたからもっと早くから軽自動車にしておけばよかった。しかしこのかわいいラパン君から作務衣の僕が降り立つと「ちょっとあまりにも似合わないー」と娘の談。僕もそう思う「ラパン」君でした。

さよならゴルフ

2008年03月21日 17時30分14秒 | その他
東山の花灯路も始まりいよいよ春が近づいてきました。「かふぇ布屋」もここ数日忙しい日が続いています。よく来られる方が観光の方と相席になって「最近いつもお客さん多いですわ」とか会話しているのをオーダー品を運びながら耳にします。返せば何時もは空いているということやん。さて息子が生まれた時から乗ってきた我が愛車フォルクスワーゲン・ゴルフをついに手放しました。今年大学2回生になりますから19年間乗りました。走行距離は全然少ないんですが最近調子があまりよくなく4月で車検になり、ここ数年修理費だけでも相当かかり、ガソリンもハイオクで、排気ガス規制で税金も毎年増えてゆくという状況でついにお別れの時が来ました。クルマがお好きなお客様の中で時折ガレージにとまっている赤いゴルフを見て年季もんですねと声をかけられたゴルフ君ですが先日引き取られていきました。実は僕にとっては2台目のクルマで、学生時代から12年乗ったのが同じくフォルクスワーゲン・ビートル。これはグリーンでカエルみたいな色でした。何事も長く使い続ける僕です。

五十肩顛末記

2008年01月29日 14時56分04秒 | その他
うちの奥さんは12月に金沢に行って奇跡的に直った五十肩だが僕のほうは1月に入り徐々に悪化してきてついに日曜日の夜には疼いて眠れなくなるところまで来てしまい、月曜の朝ごはんで台所に立った時には左腕が上らなくなってしまった。掃除の際には雑巾がけも出来ない状態で、意を決して近所で評判の整形外科医の元に馳せ参じた。自転車のハンドルも持てない状況で(片手で行きましたが・・)受付に駆け込んだところ受付のスタッフに「本日は予約のみです」だそうで、待合室もリハビリ室もご近所のご老人で一杯。水曜日にお越しくださいと言われてしまった。かくかくしかじかの理由で今日しか来れないと哀願の末、何とか診察してもらえましたが、午後3時頃になりますとの事で再度出直し。結局診察が終わったのが夕方近くになりました。レントゲンを見た先生曰く「骨の間にカルシウムがたまったいる。ここ痛いですか?」と痛い所を思い切り押す。イテテテと僕。そこに注射を1本。薬と湿布を頂き、痛い左腕をかばいつつ帰宅。ところが今朝起きてみるとあらあら不思議、左腕が上ります。流石、近所の名医。あんなにご近所のご老人で混み合っている筈です。でもホント五体満足で生活できることに感謝しないといけないと痛感した日でした。写真は先日伺った「御室さのわ」。次回にご報告いたします。

大晦日

2007年12月31日 17時08分52秒 | その他
写真は先ほど購入した「村上ソングス」。毎年、年の終わりに本屋さんに行って今年最後に買う本を悩みます。別に大晦日にわざわざ本屋に行かないでも、最近は正月から営業しているお店はたくさんありますが、なんとなく1年の〆のようなもので、ホテル勤務時代からの習慣です。そして今年最後が「村上春樹」。まだ千駄ヶ谷で「ピーター・キャット」というJAZZが流れているお店をやっていた頃からの読者です。これを正月に読もうと思います。
今年は4月に入院した父があっけなく6月に亡くなり、暫く色々大変な1年でした。入院する直前の4月の初めには、車で桜を見せに市内をぐるっと廻った時は元気でしたが、人の命の脆さを痛感しました。新年は例年のような正月飾りもせず、何時ものような年末の年賀状制作に追われる事も無く、静かに年を越します。というわけで
「喪中につき年頭のご挨拶ご遠慮申し上げます」
本年もご愛顧ありがとうございました。又来年も宜しくお願いいたします。
合掌。