お宿&かふぇ 布屋 《主人のひとりごと》

120年経った京町家を改修した民宿『布屋』

阪堺電車の旅 その2

2014年02月06日 13時56分13秒 | 旅先で
今朝の最低気温がマイナス2度。停めてあるクルマは真っ白です。そして家の中は冷蔵庫状態です。今日は午前8時30分から定期健康診断に行くので昨夜は民宿はお休みです。という訳でミセとか通り庭とか暖房をつけてないので冷え冷え状態なのです。無事健康診断から帰ってきました。1年に1回このような「ミニ人間ドック」の健康診断を受けだして5,6年になります。自営業は健康管理も大切です。
さて大阪のつづきです。堺の宿院から終点の「浜寺駅前」に向かいます。道路を自動車と一緒に走ったり(併用軌道)普通の鉄道のような線路を走ったり(専用軌道)して終点の浜寺公園に近い浜寺駅前まで来ました。



駅と言ってもホームが一本だけの駅員さんもいない可愛い駅です。10分ほどすると次の電車がやってきて、折り返してまた大阪へ戻ってゆきます。



真っ赤な車両や、きれいな水色や、黄色とかに塗られていますが、側面は広告のラッピングが全面的にされているのでちょっと写真には不向きです。でも一番古いタイプは(水色のタイプ)はラッピングがされてないので、この電車を狙って電車写真を撮りますが、この時期は寒いので線路際で待つのも苦行です。あまりの寒さに電車写真も途中でやめて折角ここまで来たのでちょっとお参りに行くことにします。







太鼓橋で有名な「住吉大社」です。本殿にお参りして(本殿が5か所もあります)なにやら案内を見つけます。





なにやら囲われたお社の周りで、皆様一生懸命に小石を探しています。敷き詰められた小石に三文字が書かれていて、3つ揃うとお守りになるそうです。ちょっと試しに探してみましたが寒いし、時間もないのでやめます。そのあと「住吉」の交差点で電車を撮影したあと(近所のおばちゃんに寒いのになにしたはんにゃろ?という冷たい視線を浴びつつ)もうひとつの終点「住吉公園」で再度電車をパチリ。





この電車よくよくみると{昭和3年製造」とあります。86年前の電車が現役の鉄道なんて他にあるんだろうか?!このあと阿倍野にむかう途中駅の「姫松」で下車。



学生時代によく聞いていた関西フォークの「加川良」のレコードの駅です。



レコードジャケットの絵と建物自体は変わってないことに感動して帰路につきます。終点「天王寺駅前」に降り立つと目の前に巨大なビル。「あべのハルカス」です。日本一の高さのビルの下からカタコと日本一?古い電車が発着している街「大阪」。なかなか奥深い街ですね。おわり。