お宿&かふぇ 布屋 《主人のひとりごと》

120年経った京町家を改修した民宿『布屋』

西国三十三箇所巡礼の旅 第7番 岡寺 

2011年04月21日 19時13分55秒 | 旅先で
高取の町をぶらぶら歩いていると

こんなにきれいな花畑。しかも「かか牛」がいます。かかしの役が出来るのかな?
のどかな町並みをゆっくり見すぎて壺阪山の駅に戻ると丁度電車が・・。一人しかいない駅員さんが切符はいいから早く乗れと案内してくれます。(近鉄といえど30分くらい電車がこない吉野線なのでこれはありがたかった)そして二つ先の岡寺で下車。ここでもひとりしかいない駅員さんが親切に岡寺までの道案内をしてくれます。駅から岡寺まで約4キロあるため普通は隣の飛鳥駅からバスやタクシー利用になります。気の毒そうに僕たちに駅からの道順を教えてくれます。壷坂を10キロくらい歩いてきたともいえず素直に教えに従い歩き出します。飛鳥に来たのは6,7年ぶり。そのときも岡寺に立ち寄っているのでお寺の前の急坂も知っています。岡寺では

石楠花と桜の競演。夕方近いので拝観の人も少なく静かです。このお寺も本尊「如意輪観音」を拝めます。

高さ4,5メートルの日本一大きな塑像です。やはり本尊を拝んでこその西国巡礼ですね。
約15キロくらいの散策を終え帰途につきます。お寺の前から夕方に2本位しかない奈良交通のバスで橿原神宮東口へ向かいます。このバスが僕たちが乗ろうとしたら車内は黄色の帽子の小学生が20人くらいだけ乗っていて「あれこのバスはスクールバス?」という状態。ニギヤカな小学生と共にバスに揺られて駅に向かいます。しかしこのバスは子供たちを自宅近くのバス停へ送り届けながら進むのでやたら寄り道したり戻ったりで15分位のところを30分近くかけて駅へ向かいます。
のんびりした飛鳥地方の巡礼の旅を終えて橿原神宮から急行で約1時間、京都へ戻ります。勿論我々二人とも爆睡であります。

西国三十三箇所巡礼の旅 第6番 壷阪寺

2011年04月20日 18時26分30秒 | 旅先で
月一度の終日お休みの日に途絶えている巡礼の旅に出かけます。今回は日帰りです。午前6時起床。生憎の空模様。天気予報では午後から雨と雹に注意と出ています。うちの奥さんは完全に出かける意思がありません。そこをなんとか押し切って京都駅8時発近鉄橿原神宮行き急行になんとか間に合いました。目指すは飛鳥の先にある「壷阪寺」へ。駅前から奈良交通の小さなバスに乗ります。すごい坂を登ったところにお寺があります。ミーツ「関西のお寺」本に出ている通りここは「ザッツ・仏像ワンダーランド」の世界。

インド発の巨大な石仏像がいたるところにあります。
そして今までの西国巡礼のお寺のご本尊はやれ秘仏だ、やれ毎月一日しか開帳しないとかばかりでしたが、ここは違います。

本堂八角円堂に安置されている十一面千手観音はその大きな瞳で衆生の眼病治癒に霊験があるそうで我々当たり前に目が見えることに感謝しつつ寺を後にいざ高取城跡への道を進みます。
寺の裏手から山道を分け入ります。途中

五百羅漢像が刻まれた山道を進みます。こんな山の中の岩に沢山の羅漢さんが刻まれていますがふとなぜという疑問がわきます。
かなり険しい山道を進むと突然

飛鳥にある猿石が現れます。これも何故?
さらに山道を進みます。近頃体重オーバーのうちの奥さんはかなりきつそう。1時間ほど進むと山の中に石垣が。

日本三大山城のひとつ「高取城跡」です。何故こんな山の中にこんな大きなお城を作ったのか?どうして石垣の石を運んだのか?
天守閣もあったようでどうやって材木をあげたのか?結構きつい山道なので二人で?だらけになります。そして雨も降り出します。勿論誰もいません。丁度屋根つきのベンチがありここでお昼。ウインドブレーカーを持ってきて正解でした。この後ひたすら山道を下ると城下町の高取に出ます。まっすぐな街道沿いに武家屋敷やらが残っています。中には

こんな町医者もあります。のどかです。近鉄の壷坂山駅まで戻り次の7番「岡寺」を目指します。

夕暮れの御所の桜

2011年04月19日 12時59分58秒 | 京都観光
家族4人で花見をしました。第三日曜日は宿泊をお休みして、土曜日のお客様が帰られた後の清掃作業を終えたら午後1時。それから自転車で出町へ。出町商店街の肉の岡田で例によって「串カツ」「ハムカツ」「ミンチカツ」等を買い込み(隣の出町ふたばは例によって行列が最高潮です)三角洲の近くの桜の木の下へ。4月も中旬というのに今年はまだ桜が残っています。娘が一番よく飲みます!しばしお昼寝の後は皆それぞれお買い物へ。僕は一乗寺の古本の萩書房と恵文社へ。
夕方になり御所を通って帰ります。
もう桜は散ってるだろうと近衛邸跡の枝垂れに寄り道。

誰もいないベンチのそばで枝垂れが満開。

昼間は大賑わいの拝観口の八重の桜が薄明かりの中で満開でした。
誰もいない御所を気持ちいい風に吹かれて帰途につきます。
夕暮れの御所の桜もいいものです。

月曜日のお昼ごはん 4月編

2011年04月14日 19時57分55秒 | 京都観光
24日ぶりの休日です。(でも前日のお客様をお見送りしてからなので実質は半日の休日)
久しぶりにお昼ごはんに出かけました。
ここはやはり「にんじん」です。

こんなに大きなローストビーフがたっぷりのサラダと共に。豚汁とごはんがついて¥900です。
やはりここのランチのコストパフォーマンスは抜きん出ていると思います。
相変わらずご主人は愛想無いけど、キッチンから美味しく食べてる客の姿を見て微笑んでるように思えます。
職人です。
ご飯の後は何処も桜で混んでるだろうと足を伸ばして岩倉にある「実相院」へ

静かに桜を愛でます。(でもここの本堂はかなり痛んでいます。大きな地震が来ると心配です)
その後銀閣寺方面へ行きましたがあまりの人出なので寺町の一保堂でお茶にします。


平日限定の「おうすセット」これが¥767です。おうすの後でほうじ茶もいただけます。
店員さんがお茶の淹れかたについて細かに説明してくれます。ホンマ採算度外視ですね。
その後
烏丸御池の近くのドーナツ屋さんへ。「ニコット&マム」といいます。町家のドーナッツ屋さんです。

やさしい味わいのドーナツが美味しい。
最後に最近出来たパン屋へ。

北大路新町上るの「さざなみベーカリー」です。
ハード系のパンが美味しいです。
あっというまの半日でした。

桜便り 2011

2011年04月07日 20時31分11秒 | 京都観光
ここのところ休日返上で頑張っています。ゆえに何処にも出かけていません。先日一保堂へ「京番茶」を買いに行った時に御所へ寄ってみました。寒かった3月が終わりやっと暖かな日が来ました。

出水の枝垂れが満開です。
もう少し足を伸ばして近衛邸跡の桜へ。
暖かな日差しの中、皆桜を楽しんでいます。

帰りに丸太町通りを通ったらあのマドレーヌの「松屋長崎」は跡形も無く

コインパーキングになっていました。
あんなに美味しかったマドレーヌはもう二度と食べれなくなりました。