お宿&かふぇ 布屋 《主人のひとりごと》

120年経った京町家を改修した民宿『布屋』

電車男 四国くるり きっぷの旅 その5

2017年06月24日 16時54分53秒 | 旅先で
雨が降りそうで蒸し暑い京都です。さてつづき。
旅に出て3日間なんてあっという間ですね。もう帰る日です。高知で宿泊したホテルが予想以上に居心地がよかったので最初の予定(朝7時発に乗るつもりでしたが)を大幅に変更して部屋でのんびり作戦を練ります。シングルですが結構広くて窓際にデスクがあり7階の窓の下を路面電車が通りガタンゴトンという音が聞こえて旅の気分が出ます。持参した時刻表(今回はコンパクトな時刻表です)で思案します。今日もお天気です。ホンマ日頃の行いです。8時半になったので駅へ。今日は



高知始発の南風8号からスタートです。先頭車から前よりが自由席で一番前が空いているのでそこに陣取ります。乗車率30%とかなり空いています。発車と同時に運転席横に陣取り慣れないスマホの動画で運転風景を撮影します。帰ったらこの春から幼稚園に行きだした孫と一緒に見るためです。彼は「南風(みなみかぜではなく、正しい特急の名前の”なんぷう”と言います)はディーゼルやで、じいちゃん」と日頃の教育の賜物です。



高知から30分ほどで土讃線は山の中に突入します。四国山地を縦断するので四国随一の車窓風景でしたが今は結構新線に切り替わり長大なトンネルの連続です。でも写真の「大歩危」あたりが川沿いに眺めのいい線路を走ります。1時間ほどで阿波池田に到着。ここで徳島に抜ける「徳島線」に乗り換えます。阿波池田始発の吉野川沿いに走る徳島線ですが平坦な道のりでちょっと予想外。2両連結のディーゼル列車ですが後ろの車両は「回送車」として乗れなくしています。JR四国しか見たことのない節約運転です。減るもんじゃないのでゆったりと乗せればいいのにといつも思います。そして途中の



阿波川島で降りて(写真をよく見ると後方に天守閣が見えます。地元有志で再建した川島城です)ここで後から来る特急「剣山」を待ちます。JR四国の特急名は読みずらいのが多いですね。これは「つるぎさん」ですし宇和島あたりのは「宇和海(うわかい)」です。どうでもいいことですが・・・。この「剣山」が今では珍しくなったキハ185系で運転されてるからわざわざ乗るわけです。自分でも物好きすぎるかと思いますがこの車両もそう長くはないので撮影も兼ねて乗ります。でもあえなく20分くらいで徳島着。



徳島駅は地上駅でホームの端っこから徳島運転所の気動車が見えます。日本全国でも残り少ないキハ40系が止まっています。どこで何時に使われるのかわからないの残念ながらホームから撮影するのみでした。そして



駅前に出ます。ここでお昼は名物の「徳島ラーメン」といきます。老舗の駅前支店で中華そば風のラーメンで満足。まだ帰りまで少し時間があるので乗ったことのない「鳴門線」に乗ります。徳島駅の端っこのホームのベンチに座ってぼんやり列車を待っていたら女の子に声をかけられます。ランドセルをしょった(3年生だそうです)可愛らしい子から「次のに乗るの?」「そう」おもむろに隣のベンチに座って待ち時間に宿題を始めます。この子が人なっつい子で「おじさん 山登り?」リュックにトレッキングシューズなのでそう見えたのかな?「山登りじゃなく観光だよ(電車に乗りに来たなんて言えない)」「鳴門に行くの?」「そう(でも行ってすぐ引き返すなんて言えない)」宿題の答案から名前が見えたので「まかはちゃんって言うんだ。可愛い名前だね」「お父さんがハワイのマカハビーチからとったの」なんて会話をしていたら



一両の鳴門行ディーゼル車がホームに入ってきて乗り込みます。まかはちゃんが先に乗り後から乗った僕に隣に座ってと合図します。そして出発。「おじさんは京都から来たんだよ」と言うと「平安時代の首都ね」だって。そして列車は



長大な吉野川鉄橋を渡ります。「長い鉄橋だね」と僕。するとまかはちゃんが「日本で3番目に長い川だよ、おじさん」と。そして橋を渡り終えた駅で「バイバイ」して、その子は降りてゆきました。あんまり変なおじさんに声をかけないことを(僕も変なおじさんですがもっと変なおじさんに)祈る僕でした。



鳴門駅も末端駅です。改札で切符を見せて乗ってきた列車に再度乗りますというと駅員さんがちょっと苦笑いします。そりゃそうでしょ。徳島まで戻り今度は高松行の特急「うずしお」で高徳線を高松に向かいます。



高徳線も平凡な風景の中を走ります。一瞬海が見えますがすぐ住宅街を走り高松へ。夕方ですがここで「マリンライナー」で岡山へ向かいます。岡山で前回お正月休みで入れなかったお店を思い出しなんとか記憶をたどって駅前を歩きます。スマホで捜せばいいんですが所詮アナログ人間ですね。自分の感と記憶で探し出します。



そうです「ドミグラスソースかつ丼」の味司 野村です。意外なことに入り口にある自販機で「食券」を購入します。そして



ドミグラスと普通の玉子とじの2種類を同時に味わえるセット(子膳)でお腹いっぱいになります。岡山駅でまたまた新幹線の動画を撮って



こだまで帰ります。このこだまは西明石で20分も停まりのぞみ2本に抜かれます。姫路からだと新快速とたいして時間が変わらないかも・・・。新大阪から新快速で京都に着いたのが22時でした。半年分の電車に乗って大満足の「四国くるりきっぷ」でした。長い間 ありがとうございました。完。








電車男 四国くるり きっぷの旅 その4

2017年06月22日 18時51分00秒 | 旅先で
雨も収まり蒸し暑い日が戻ってきました。昨夜は新幹線が停電でかなり遅れたようでほんと一週間早かったら僕も巻き込まれて帰れなかったかもしれません。さてつづき。
窪川から特急列車で1時間あまりで高知へ到着。ここの駅は新しい階上駅でバリアフリー完備で便利ですがなにか味気ないです。駅前広場もすっきりしていて南国の陽光が降り注いでいます。なにしろお天気に恵まれた。



駅前ホテルに荷物を置いて(高知パシフィックホテルです)お昼ごはんに出かけます。高知はさすが県庁所在地だけあってホテルも松クラスから梅クラス以下まで豊富ですが翌日の出発が早い予定なので駅近で捜しました。ちょうど全館リニューアル記念で宿泊だけで¥5600がありしかもここもじゃらんのポイント2600を使ったので¥3000で泊まれます。荷物を置いてお昼ご飯は中華で捜します。こういう時にスマホを使うのが世の常識?ですがまだ慣れないので足で捜します。ところが駅前には食堂があまりなくてぶらぶら歩いていたら「はりまや橋」まで来てしまいます。アケード街をあてもなく歩きますが全然中華料理のお店がありません。真昼間の歓楽街に紛れ込みました。やれやれ。もうどこでもいいやと細い角を曲がったらありました。





いい感じの中華料理店です。ランチもあります。迷わず入店。午後1時過ぎの店内は年配のひとり客や家族連れなどで静かな雰囲気です。そして「オモテの看板の週替わりランチ下さい。」とオーダーします。



¥1080で この内容に大満足です。ここは餃子も美味しいらしく廻りで結構オーダー率が高いです。このあと僕は目的があるのでビールも我慢します。そして駅前にもどり



土佐電(土佐電鉄)の一日乗車券¥1000でいざ市内電車巡りに出ます。カメラ片手に駅前から桟橋線に乗り、途中駅で路面電車の撮影をします。はりまや橋を中心にして伊野線、ごめん線、桟橋線と十字に走っています。でもせっかく来たから「高知城前」で降りて高知城に向かいます。宇和島もそうでしたが高知城も街の真ん中にある小高い丘の上に作られています。



結構階段を登ります。宇和島では見かけませんでしたが高知城はさすがに外国人もかなりいます。



雨が多いこの地方独特の大雨の際の雨水を逃がす工夫が石垣に見られます。



ここの天守閣も現存12城のひとつで重要文化財です。小さな天守ですが急な階段を登ると





市内が一望です。昔の殿様はよく考えて城を作ってますね。でも時間がないので観光もそこそこに土佐電に戻ります。何度か乗り換えて西の端にある伊野近くまで行きます。はりまや橋周辺はどんどん電車がやってきますがローカルな周辺部はなかなか次の電車が来ません。朝倉駅前で折り返し今度は東の終点の後免町に向かいます。



路面電車ですが終点に近い辺りは専用軌道になり、結構スピードを出します。終点まで乗ると45分くらいかかります。結構な乗りごたえ。



段々夕暮れてきた。再びはりまや橋へ戻ります。乗ってきた電車でまた戻るので運転者さんもちょっと首を傾げています。物好きにもほどがあります。そしてはりまや橋に戻ってきたらもう7時です。いざ。



高知ではここです。「葉牡丹」昼からやってる居酒屋です。こんな店にこんないい時間に来るのはちょっとどうかと思いますが電車も乗らないといけないので仕方ないです。外の雰囲気からしてやはりお店は超満員そうです。がらがら「こんばんは、ひとりです」「あーっ、ここのカウンターの角が一つだけ空いてるわ」なんと半人分くらいの隙間に入れてもらいます。ビールのジョッキを置いたら何も置けない位ですが席にありつけてよかった。そしておもむろに「カツオたたき」¥952「串フライ盛り合わせ」なんと¥266ですよ!煮込みトーフ」は¥123!京都の「たつみ」以上だ!でもカウンターの店員の皆さんはボタンダウンの半そでシャツでキリリとしていて「高知」最高です。〆に「土佐巻き」(カツオのたたきの巻きずし)をオーダーして大満足で宿に戻ります。つづく。








電車男 四国くるり きっぷの旅 その3

2017年06月21日 15時18分31秒 | 旅先で
やっと梅雨らしい雨の京都です。大雨のところは気を付けてください。しかし1週間早かったら雨の四国でおまけに昨夜は苦手な地震も大分でありました。うちの奥さん曰く「よかったね」だそうです。さて
満腹の夜を過ごした宇和島ですが朝になるとお腹は空きます。健康な証拠。1階の食堂へ。



昭和の雰囲気溢れる食堂で朝食バイキングです。地元のおばちゃんが二人で切り盛りしている手作り感一杯の朝ごはんをいただきます。じゃこ天もあります。珈琲もついていて窓の外を走る通学生の自転車にはヘルメットが見えて旅に来てるんだと実感します。そして次に乗る列車(9時39分発)まで少し時間があるので宇和島の街を歩いてみます。町のどこからでも見える小高い丘の上にある「宇和島城」がちょっと気になるので近くまで行ってみることにします。



途中にある商店街には大漁旗がはためいています。まだ8時30分前なのでほとんど人は歩いていません。ちょっと横道に入ると小さな門があり天守まで20分とあります。まだ1時間あるので天守まで行ってみることにします。小高い丘ですがいざ登ると結構きつい。なにしろカメラと望遠レンズが入ったリュックをしょっているのでちょっと大変です。でもせっかく来たからには・・



三層の天守です。現存12天守の一つに数えられる宇和島城天守閣は重要文化財です。この天守はもう世の中が平和な時代に作られたので「玄関」があります。見学は9時からなので数人の人たちが思い思いに天守の周りに佇んでいます。



自然石積みの石垣の雑草取りも命がけです。そして



お城からは天然の良港である宇和島市街が眺めれます。海も見えます。列車まであと30分あまり。急いで下山。乗り遅れたら次は11時36分までありません。ところがどこを間違えたのか全然見覚えがないところの門に出てきました。地図で確認したところ始めに登り始めた門の反対側のようです。えっ、やばい。なんとか地図を頼りに駅へ戻ります。発車数分前。セーフ。宇和島から予土線で高知を目指します。またまた1両の超ローカル線です。宇和島を出ると急な坂が続きます。十人位の乗客を乗せてひたすら坂を上がるとそこには別天地のような水田地帯が現れます。小さな駅で病院?地元のサークル活動?へ行かれる老人を少しづつ乗せてのんびりと列車は走ります。そして1時間余りで江川崎に着きます。この駅で電車男はおもむろにカメラを取り出し身構えます。小さな駅に到着するや運転手さんに「ちょっと降りて写真撮らしてください」「どうぞ、どうぞ」



そうですこの駅でかの有名な?!「鉄道ホビートレイン」と交換(行き違い)をします。5分停車の間に僕以外にも殆どの乗客が降りてきてカメラを取り出し「大撮影大会」が始まります。このホビートレインの記事を数年前に鉄道雑誌ではじめ見たときは小さな気動車にひかり号をくっつけるなんてと思っていましたが実際山の中の駅で目にするとあまりの可愛さにJR四国のアイデアもなかなかのものと感心しきり。そして窪川に向け出発です。高知県に入りました。若いころから旅をしていて足を踏み入れてないのがあとは「沖縄県」だけになりました。



列車は日本の清流「四万十川」を右に



左に見て進んでいきます。去年の島根の「木次線」もよかったがこの「予土線」もなかなかいい線です。四万十川のシンボル沈下橋も見えます。2時間余りで乗り換え駅の窪川に着きます。ここから特急「あしずり4号」で高知に向かいます。つづく。


電車男 四国くるり きっぷの旅 その2

2017年06月20日 14時42分32秒 | 旅先で
今日の空模様は段々雲が多くなってきました。明日は雨の予報です。さて つづき。
松山から宇和島へは普通に考えると直通の特急列車があります。特急「宇和海」(うわかい)に乗ると1時間15分余りで行けます。ところが電車男はそれには乗らずにあえて普通列車を選びます。



一両の普通宇和島行です。というのも松山から宇和島に向かう予讃線の特急列車は途中にある向井原から二股に分かれて山側に作られた新線のほうを走りますが我が普通列車は海側の昔からある線路を走ります。そうですスピードを出して走る新線ではなくて敢えてゆっくりの海線を行くわけです。



のんびりと海沿いを松山から約50分ほど行くと



閑散とした車内に動きが・・・。なんとこんなところにも外国人の6人グループが乗っていてその駅に近づくと降りる用意をします。そして列車は



「下灘」に到着。そうですこの駅は青春18きっぷの聖地!?です。青春18きっぷの初期のころのポスターになったホームから海が見える駅です。この駅を見るためにわざわざ普通列車に乗ってきた僕ですがなんとこの駅で降りる人がいるんだ!さすがに電車男もびっくり。だって次の列車が来るのに1時間以上あります。ここでなんと外国人のグループと日本のご年配の夫婦が下車しました。



信じられない光景をみた僕を乗せて列車は出発します。あんな何もない駅で降りてどうするんだろ?しかも外国から来てるのに・・・・?そして松山から1時間半程かけて途中の伊予大洲に着きます。ここでちょっと途中下車。



ここで1時間待って特急「宇和海」に乗ります。約30分ですが四国内の特急制覇の一貫です。





本日の最終目的地「宇和島」到着です。この駅は終端駅でここから先の線路はありません。駅をでて今夜の宿へ向かいます。



その名も「宇和島グランドホテル」です。朝ごはん付きで一人¥5800ですがじゃらんのポイント3000を使ってなんと¥2800で泊まります。ちょっと昭和の雰囲気のホテルですがここは斜め向かいにある姉妹ホテルの「宇和島国際ホテル」(どちらも立派なネーミングです)にある大浴場が無料で使えます。さっぱりしていざ目指すは



「ほづみ亭」です。(この写真は翌日朝通りかかって撮った写真です)例の居酒屋の伝道師太田和彦推奨のお店です。がらがら「こんばんは」。この町では歴史ある料理屋さんの隣に併設されたカウンター中心の居酒屋さんです。太田和彦に倣ってカウンターに座るや「生ビール、カツオたたき、じゃこ天下さい」といきます。新鮮なたたきと自家製じゃこ天でビールも美味しい。そのあと「きびなごてんぷら」ボリュームたっぷり、鯛のカマ塩焼きはなんとアタマふた切れでビックリするぐらいのボリューム。カウンターの大皿の「野菜煮」冷酒2本でお腹いっぱい。ここの名物の「鯛めし」にはあえなく辿り着けませんでした。宇和島は遠いがこの店にわざわざ来るだけの価値ありです。歩いてすぐの宿に戻り、おやすみ。つづく。


電車男 四国くるり きっぷ の旅 その1

2017年06月18日 19時26分12秒 | 旅先で
梅雨というのに毎日30度近い気温の京都です。5月にうちの奥さんの毎年恒例の女子旅があって僕がお留守番をしましたが6月は今度は僕が旅に出る番です。去年利用した「おとなびフリーきっぷ」が今年も発売されたのでそれでどこかに行こうと京都駅でチラシを見ていたらその横に「四国 くるり きっぷ」がありました。京都発で3日間四国自由周遊区間内が乗り放題という魅力的なきっぷで今回はこれに決定。3日間で行きと帰りに岡山まで新幹線に乗れて四国内は自由席ですが特急にも乗り放題という、まさにうってつけの切符です。



そして料金がなんと¥15300。 ホンマかいな。でも落とし穴があり、行きと帰りの新幹線は指定された時間帯の「こだま」に乗らないといけません。しかも指定席をとって乗り遅れは許されないという訳です。でも値段が値段なのでその程度はクリアできます。そして梅雨の真っ最中ですがいざ出発。
JR西日本の切符なので京都駅から新幹線に乗ることが出来ません。新幹線の京都駅はJR東海だからです。京都駅6時51分の新快速で通勤客に紛れて新大阪へ。25年前に神戸へ通勤していたころと電車の快適さがだいぶ違います。約25分で新大阪着。







18きっぷでは 乗れない新幹線です。「こだま」733号の指定席はなんとグリーン車並みの2列2列のゆったりシートです。さすが「レールスター」。でも落とし穴。岡山の一つ手前の相生で 20分くらい停車。「のぞみ」に抜かれます。一時間かけて岡山に到着。岡山からは特急「しおかぜ」で松山に向かいます。ここからは自由席しか乗れないので早めにホームで並びますが意外とこの時期の列車は空いていてゆったり。



梅雨時期の旅なのでお天気が心配でしたが(うちの奥さんが梅雨時期を外して5月に旅をするのでどうしても僕は変な時期になります。仕方ない「力関係の差」です。)でも普段の行いがいいから



瀬戸大橋もすっきり見渡せます。(因みにうちの奥さんの5月の旅は大雨が1日、しとしとが1日だったとか)
予讃線を走るこの特急は専門的にいうと「制御付き振り子電車の8000系」なのでカーブでもバンバンスピードをだして突っ走ります。



海が見えてきたらすぐ松山です。前回伊丹十三記念館に来たときは18きっぷだったので京都を朝同じ位の時間に出たのに松山には夕方に着きましたが今回はお昼過ぎの12時10分着です。松山駅はまだ地上駅(近代的な高架駅ではなくて昔の駅のスタイル)なのでホットします。お昼ご飯は駅のホームのベンチ(近代的な新しいイスではなくて昔の木でできたベンチ)に座って



松山駅の名物駅弁の「醤油めし」をのんびりと電車の入れ替え作業を眺めながら食べます。「鉄ちゃん」の醍醐味!(または変人の怪しい行動)そして駅から近い鉄道ファンには有名な場所へ向かいます。



伊予鉄道の本線と市内を走る路面電車が平面交差する駅で通り過ぎる電車の「ガタゴト」という大きな音を聞きながら撮影します。路面電車と本線の電車がタイミングよく交差しないので約1時間ばかり(本線の電車は15分毎に来るし、路面電車はバラバラに来るので)歩道で佇んで撮影しますがそういう人が多いのか通行する人はそんなに訝りません。普通に考えたらかなり怪しい行動ですが・・・。そしてまた駅に戻ると



ホームの端っこに電気機関車発見。なんと国鉄色の「EF65」が止まっています。深夜に東京に向かう貨物列車に使われれる機関車ですが今現在この塗装の機関車は何十両もある同型機の中でこの1台だけです。鉄道ファンの間では超貴重なカマです。(普通の人にはどうでもいいことですが・・・)そして14時36分発の普通列車で次の目的地「宇和島」に向かいます。つづく。