お宿&かふぇ 布屋 《主人のひとりごと》

120年経った京町家を改修した民宿『布屋』

思い出の地 北海道その3(小樽編)

2013年07月05日 19時07分27秒 | 旅先で
お昼ごはんに満足した我々は久しぶりの小樽の街を散策します。神戸と同じように港町は坂の街です。小樽にはあちこちに古い洋館が残されています。一番有名な旧日本銀行小樽支店跡はいまは金融資料館として入場無料で開放されています。



京都の日銀跡は「文化博物館」ですが小樽も建物の中に入ると同じような天井まで吹き抜けの広い空間に銀行のカウンターが残されています。すぐ近くには「旧北海道拓殖銀行小樽支店」もあります。



この建物は今はホテルとして再生されています。実は拓銀は個人的な思い出のある銀行です。ぶらぶらと坂道を下ってゆくと小樽運河に近づきます。だんだん観光客が増えてきます。僕たちが学生のころ(今から37,8年前)の小樽運河は古びた倉庫街の中に淀んだ色合いの川のようで今にも岸辺は朽ち果てるようなところでした。ところが今は、護岸が石畳の散策路になり、なんと観光客がいっぱいです。



小樽運河は記念撮影のポイントでみなさん運河をバックに撮影されています。おりしもバスガイドさんに連れられた団体さんも記念撮影です。



驚いたことにこの団体さんはみんなで並んで「はいパチリ」のあとガイドさんが大声で「はい 次の信号で バスに戻ります」だって。自分たちがどこで記念撮影しているのかお分かりなんでしょうか。すごいですね団体旅行は・・。



そして大型バス駐車場はなんと中国や台湾からの観光客であふれています。



北一ガラスもいまでは一大観光地です。初めて北一に来たときは確かこの倉庫のような建物の吹き抜け空間にランプが一杯ぶら下がっていたイメージしか残っていませんが、今は3号館とかクリスタル館とか大規模なお店になっていて、中国や台湾、修学旅行生で溢れています。あまりの人出に倉庫街に戻ります。



小樽と言えば「海猫屋」ですがここもなんか昔のイメージと全然違ってイタリアン?なのかな。昔はうらびれた倉庫街も



びっくりドンキーがあったりでこちらが「びっくり」です。なんだか静かな小樽のイメージが崩れ去ったので今夜のホテルに一旦もどります。



そして暗くなってきたのでいよいよ本日のメーンイベント「寿司屋通り」へ出陣です。ホテルから手宮線路の遊歩道をすこし行くと今夜の目指す寿司屋があります。



かねてから調査しておいた「政寿司」です。とても大きな寿司屋ですが落ち着いたカウンター席でうちの奥さんもご満足いただけました。色々珍しい魚も握ってもらいましたが良心的価格と親切な板前さんに満足して明日のお墓参りにそなえ早々とホテルに戻ります。つづく。


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