お宿&かふぇ 布屋 《主人のひとりごと》

120年経った京町家を改修した民宿『布屋』

東京めぐり その6 銀座ライオン

2010年05月30日 18時10分39秒 | 旅先で
4年間営業の仕事をしていたうちの娘がこの春会社を辞めました。自由な身ゆえに東京での行動もほぼ我々に同行です。ところが母に似て「よく飲む」ため何処に行っても高くつきます。ビール好きゆえやはりここははずせないということで銀座ライオンへ。銀座4丁目から広い銀座通りを歩いてゆきますが外国人の多さに吃驚です。なんか廻りはみんな中国の方?みたい。しかも皆様スゴイ買い物袋。中国の勢いを実感します。日本で一番古いビヤホールの夕方まだ席がそこそこ空いているライオンで飲むビールは最高です。ちゃっかり娘はソーセージとか値段を気にせづどんどん注文し、がんがんビールを飲みます。でも夕方のライオンはちょっとおしゃれなご年配の方々がゆったりとビールを飲まれているのを見ると銀座にいるんだなあと実感します。そして新幹線に乗る前にもう一軒、一丁目の三州屋で〆ます。帰りの「のぞみ」は一度名古屋で目が覚めて、次に目覚めたら京都でした。ホンマ早い。そうして一昨日うちの娘は語学留学とやらで「英国」に旅立って行きました。語学留学なのか「パブ巡り」かは存じませんが秋まで英国の空で過すそうです。終わり。

東京めぐり その5 根津美術館

2010年05月29日 20時09分53秒 | 旅先で
魚三酒場は2時間でお願いされていたのでオモテへ。下に下りるとまだ陽は高く明るい。しかも1階は満席。今度は1階に来たいねと言うと娘も同感とのこと。その後、煮込みの「大坂屋」に向かう。カウンターに煮込みの鍋が仕込まれた凛とした店。ここの玉子が大層美味しい。軽く食べて(全員もうお腹が一杯です)松戸に帰ります。翌日は夜の新幹線で帰るのでどこか話題のところということで青山の「根津美術館」へ。地下鉄表参道から歩いてゆく途中すれ違うご婦人方の多いこと。暗に予想通り根津美術館の中に入ると、東京中のマダムが集まったかと思えるほどに一杯。丁度国宝「燕子花図屏風」ほか琳派コレクション公開中です。確か隈研吾設計の建物と広い日本庭園が上手く組み合わされていてとても魅力的な美術館ですが会期中とやらでオモテにはバスも数台止まっていてほんとにすごい人。これが火曜日なので土日はどうなってるやら。何しろ東京は何処に行っても人でいっぱい。「そうだ京都行こう」なんて駅に貼られていれば京都に行きたくなる心境がなんとなくわかる気がします。そして次の目的地へ娘と3人で向かいます。ビール好き娘にはここははずせない。つづく。

東京めぐり その5 魚三酒場

2010年05月27日 20時30分24秒 | 旅先で
千代田線大手町と東西線大手町は同じ駅なのに乗換えがエライ遠い。京都の地下鉄ならゆうにひと駅くらい歩くのでは・・。ここでロスタイムの為東西線門前仲町の駅にたどり着いた途端に娘から携帯電話で「魚三酒場に、はよ来て!えらいことになっている」だって。実は開店が4時だったらしく、彼女らが4時すこし前に到着したら丁度暖簾が出たところで、ずらっと並んでいたお客さんがなだれ込むように店に入って行ったそうな。遅れてたどり着いた僕は、3人以上の方は3階へと案内されて、3階の座敷へ。まだ日も高い夕方4時ですよ。1階のカウンター席はほぼ一杯。二階のカウンターにやや空きがあるもののなんという居酒屋や。3階に上ると、もううちの奥さんたちは生ビールをゴクゴクやってます。明るい日差しが燦燦と差し込む魚三酒場でのオーダーのひとつが写真のお刺身盛り合わせ。他では味わえない!ボリューム!と壁に書いてある通りドキモをぬく盛り付け。あの「あんじ」も真っ青になる内容。ホンマ凄い。色々メニューを頼みますが、さっきランチョンでビールを飲んだのでこのボリュームについてゆけない。しかし恐るべし「魚三酒場」。まだまだつづく。

東京めぐり その4 ランチョン

2010年05月26日 19時02分15秒 | 旅先で
乃木坂から新御茶ノ水へ。さてさて前回同様神保町周辺でお昼ごはんに悩みます。たしか前回は天丼だったのでここは蕎麦の「まつや」か洋食の「松栄亭」か餃子の「おけい」か、はたまた神田駅周辺の居酒屋のお昼か・・・。でもここはお天気もいいので駿河台下の「ランチョン」でビールと洋食にします。その昔(学生の頃)植草甚一の本で神保町周辺を歩いていた頃に何度かビールを飲んだことがあります。その当時、JJおじさんの行きつけの喫茶店「きゃんどる」や確か水道橋方面にあった「李白」とかで珈琲を飲んだりしていました。そういえばその「李白」が移転して世田谷のほうにあるそうです。さて記憶にあったランチョンは建て替っているみたいですがビールの美味さは変わらない。日替わりランチが来る前にまづ1杯。外は爽やかな5月の陽気。ランチとともにランチビールの黒をもう一杯。一人でも気軽に過せます。そして古本屋を覗いていたら時間がどんどん過ぎて、4時の「門仲」の待ち合わせに遅れそうになります。今晩のメインは「門仲」の「魚三酒場」。4時30分開店らしく、それまでに並ぶようにとの指示の元、うちの奥さんチームと合流するべく急ぎます。つづく。

東京めぐり その3 国立新美術館

2010年05月25日 18時56分54秒 | 旅先で
雨の日が続いた京都ですが今日は久しぶりに晴れました。でも明日から又あまりお天気が良くないようです。東京では翌日は夕方まで自由行動となり、うちの奥さんと娘は丸の内近辺へ、前夜に息子は授業があるので夜行バスで帰ってゆき、午前中僕は一人で乃木坂に向かいます。月曜日で上野の国博がお休みなので月曜も開館している国立新美術館へ。黒川紀章の設計とやらで曲面とガラスの建物は吹き抜けの気持ちいい空間と周りの緑とがなかなか調和していてベンチもたくさんありゆったり過しているご年配の方も多数見かけます。しかし陶芸展の¥1500は結構いいお値段です。美術館のあとは「おのぼりさん」よろしく東京ミッドタウンへ。丁度お昼すぎで、なんかテレビに出てきそうなかっこいい若者たちがIDカードを首から提げて三々五々とランチに向かいます。ビルをちょっと覗きましたが、IDカードがないとエレベータホールへは行けず、おのぼりさんの僕はへーーーっと感心しきり。でも周りに緑の空間がたくさんあり、例のSMAPで有名な?檜町公園をみてから神保町へ向かいます。やっぱり神田とかあの辺りが落ち着けますね。つづく。

東京めぐり その2 三社祭

2010年05月23日 18時35分59秒 | 旅先で
日曜日の法事も無事終わり、折角上京したので松戸のうちの奥さんの大親友のマンションのゲストルームにあと2泊することになっています。そしてその夜は「三社祭」本社神輿渡御の夜であります。夕方松戸から浅草へ。これが「つくばエクスプレス」を北千住で乗り換えるとなんと30分もかからないうちに浅草国際通りへ出られます。駅から外へ出るともう祭り一色。ビューホテルの前を通り、時間的に丁度よさそうな「浅三東」のお渡しへ向かいます。神輿を担ぐ担ぎ手はなんか皆凄そうな方たちばかりです。これがうちのおくさんがよく言う京都の祭りが雅やという証拠。ふんどしの足から背中にかけて絵が入った方々をしばしば見かけます。浅三東の交差点で待つこと30分。神輿が威勢良く担がれて交差点をあっちへ行ったりこっちへ入ったり。神輿を出来るだけ長く担ぐ為だそうです。そして次の引き手に渡されますが、これがまた凄い。これからよろしくお願いしますの挨拶が終わるや殆どけんか腰で神輿の担ぎ棒になだれ込んで見ている我々まで巻き込まれそうになります。そして威勢良く浅草神社を目指して神輿が進んでゆきます。ホンマ凄い。つづく。

東京めぐり その1 浅草の焼肉屋

2010年05月21日 18時50分56秒 | 旅先で
5月の真ん中に4日間も実はお休みしていました。義父の法事の為家族全員で東京へ。娘と息子は夜行バスで先発。彼らは東京到着後に早朝の築地の場内の寿司屋へ行ったそうです。うちの奥さんと義母は早めの新幹線で。娘の一声で大きな荷物を抱えた僕だけ夕方の「のぞみ」で東京へ。待ち合わせ場所が浅草「雷門」。僕は東京駅から上野へ。上野から銀座線で浅草へ。みんなの着替え一式が入った大きなトランクはホント大変です。上野駅も浅草駅も階段がやたら多い。やっと雷門に到着。周りを見回すと、なにやらいつもより人出がやたら多い。なんと「三社祭り」。うちの奥さんも知らなかったようで雷門の前で早くも心がうきうきしています。しかし明日は大切な法事。ここは予定通り夕食の場所へ。法事前日ですがみんなのリクエストでなんと「焼肉」です。しかもかなりディープな地元の方御用達しのお店です。浅草ロックの先にある「大成苑」の「巻きロース」はなかなかのもの。ここは無煙ロースターなんて関係ない世界で、大きな荷物はゴミ袋を渡されて煙防御します。うーん流石浅草。法事の前夜ですが明日に備えて大いに盛り上がります。つづく。

GWのお休み その3 「パクチー」

2010年05月07日 19時26分33秒 | 京都で食べること飲むこと
午後7時にうちの奥さんと娘との待ち合わせ場所は娘がオススメのタイキッチン「パクチー」とやら。河原町丸太町上る東側の伝統的洋食店丸太町東洋亭のすぐトナリにある入口がビニールシートのなにやら屋台風のお店です。しかしまだ5時過ぎ・・・。仕方なく出町にある中古レコード店「つだ蓄」へ。JAZZのレコードの中古盤が京都で一番安いだろうお店です。ただし段ボール箱に無造作に入れられ(一応AB~順ですが)ておりちゃんと自分で検盤しないといけません。その後三月書房へ。やっと7時になったので「パクチー」へ。なんと屋台風タイ料理店ですが予約をしていない人はオモテでお待ちです。店内は若い女性やらカップルやらで一杯。本場の雰囲気よろしくタイからの留学生が働いていたりで、オーダーもタイ語。タイの屋台の雰囲気と安くて美味しいタイ料理でビールが大層すすみます。ビールタワーなる3リットル入りのビールもすぐ開いて家族一同大変満足。又ここの脱OL主婦の店長の笑顔とキビキビとした仕事振り、なおかつタイ人スタッフと和気藹々とお客さんのオーダーをこなしてゆく様は見ていて気持ちがいい。食事代とビール代が同額とはちょっと飲みすぎではないですか。ホンマ娘も母も良く飲みます。おわり。

GWのお休み その2

2010年05月06日 19時39分47秒 | 京都観光
出町であまりにも気持ちよくお昼寝してしまい、次の調査地が終わってしまうのではと思いつつ鴨川東岸(西岸は自転車で途中から南下できない)をひたすら南下します。平日は平気でびゅんびゅん行けるこの道もGW中は犬の散歩やらカップルやら親子連れやらたくさんの方が散策されてるので自転車走行も要注意です。三条を過ぎると鴨川名物の河原の等間隔で坐って楽しい時を過しているカップルがずらっと五条くらいまでつづきます。やれやれ。五条を越え塩小路橋で上の道に上ります。お天気がよいと気持ちいいです。三十三間堂から七条へ。先日のお泊りの方がGW中の国立博物館で開催中の「長谷川等伯展」で1時間半待ちだったと聞いたのでどんなものか調査。夕方5時まえなのか待ち時間は「20分」という表示でした。夕方が狙い目かも。そして一路平安神宮の側にある「みやこめっせ」で開催中の古本市へ急いで行きます。が途中祇園や四条はエライ混みようで、タクシーの運転手が渋滞で殺気だっています。5時過ぎにやっと会場に着いたらなんと古本市は4時45分で閉館だって。本日の最大の目的があえなく消えてしまいました。7時に娘たちと待ち合わせしているのに途方にくれます。つづく。

GWのお休み その1

2010年05月04日 16時28分37秒 | 京都観光
今年から繁忙期でも祝日の月曜日はお休みにすることにしました。美術館は普段月曜休みですが祝日は開館します。今までは祝日の翌日を休みにしていましたがゆえにうちの奥さんの何時になったら美術館に行けるのかという問題で怒りが爆発しそうになり、まあまあということで今年から祝日でも月曜休みとなりました。休みといえども前日のお客様が帰られ、清掃作業が終わると午後1時。いわゆる半ドンですね。娘と二人さっさと外出して行き僕はひとりで自転車で出町方面へ。GW中の「出町ふたば」の様子を調査してきました。普段どころの行列ではなくテーマパークのようにぐねぐねと行列。整理係りの男性が3人がかりでお店側にぴたりと並ばせています。なるほど。僕は2軒となりの岡田商会(肉屋です)で揚げたての「豚串カツ」2本を購入して(1本¥100とかなりお値打ちです。ここのミンチカツもかなり美味しい)鴨川の三角州の例の桜の木の下でおひるごはん。子供たちが水の中に入って魚取りをしています。ほんとに夏みたいないい休日です。そして例によってお昼寝。目が覚めたら4時近く・・・。一路鴨川を南下します。つづく。