お宿&かふぇ 布屋 《主人のひとりごと》

120年経った京町家を改修した民宿『布屋』

かふぇ布屋営業終了しました。

2009年12月26日 17時05分25秒 | 布屋
ありがとうございました。昨日でかふぇ「布屋」の営業を終わらせていただきました。ここ10日間ほど連日別れを惜しむカレーを召し上がりにたくさんの方にお見え頂き誠にありがたく御礼申し上げます。いつも来ていただいているご近所の会社や府庁の職員の方々から、何度もご宿泊いただいているお客様が遠路はるばるお越しいただいたりと感謝の気持ちで一杯です。この6年余り同じメニューしか提供しない店に愛着を持っていただき、最後の2日間は奥の座敷まで使い、我々二人では対応できず昼休みの時間切れで食後の珈琲を出せなかったりいたしましたこと深くお詫び申し上げます。「カレーがええのに」とか「カレーはきっぱり止められるんですか?」とか色々応援いただきましたが3月から新たに「布屋の和ごはん」を始めさせていただきます。内容は現在うちの奥さんが思考錯誤中ですがお楽しみに!さて写真は「六曜社」のマッチ。手前は1973年11月24日珈琲150円と中箱の裏にメモが残っている。僕が大学1年の時にもらったマッチ。この頃はメモを書いて残していた。なんと36年前!のマッチ。奥は先日行った地下店のマッチ。珈琲も美味しいがドーナッツがホント美味しいです。河原町三条に行かれたら六曜社地下店へ。では。

蓮華寺の紅葉

2009年12月08日 16時35分52秒 | 京都観光
先日、餅屋さんがお正月のお餅の注文に来ました。なんと早いことか、もうお正月が近いことを感じさせます。さて今年の紅葉は京都の北、大原に向かう道の途中にある「蓮華寺」に行きました。母も一緒の為自転車ではなく「ラパン」ちゃんで向かいます。(家族みんなチャンづけで呼ばれる我が家のちっこいクルマ)お昼ごはんは例の「にんじん」でランチ。相変わらず美味しいが相変わらず愛想がない。蓮華寺は小さなお寺です。山門で係りのおじさんに拝観料をお支払いしてお寺へ。方丈へ入ってゆくとすぐ写真の真っ赤になった紅葉が眺められて、ほぼ全員が「わあきれい」と申します。普段はまったく人がいないお寺ですが、平日でも結構人が訪れています。観光バスで来られた人が集まったところでご住職より(さっきの門前の方でした)お話が聞けます。これが又非常にいいお話で、しかもやさしくお庭の拝観の方法や心構えなどをユーモアたっぷりにお話されます。(たくさんの人なので帰ろうとしましたが残って正解でした)少し遠いけど訪れる価値があるお寺です。そういえば樋口可南子が京都で一番好きなお寺だとうちの奥さんがポツリとつぶやいていました。

「キョースマ」と「西の旅」

2009年12月04日 16時55分42秒 | 京都観光
京都の今を載せている各種の雑誌を色々購入してご宿泊のお客様に情報を提供しています。半分は自分の偏見もありますが・・。「京都に住まえば・・」と言う変な名前の雑誌が京都の出版社の淡交社から出たのはかれこれ3年前くらい。途中から「キョースマ!」となり季刊誌ながら東京のうわべだけ京都特集です雑誌と根本的に異なり住んでいる人が書いている面白い内容の雑誌でした。そしてサビイを出している出版社の「西の旅」は旅好きの出版社らしく、通常のガイド本には絶対載らないような西日本の各地のお店やあまり人が行かないであろう観光地や温泉の情報が得られる僕的にとてもファンの雑誌でした。ところがここ数ヶ月、たまに本屋に行ってもいつも置いていない。おかしいなあと常々思っていました。先日、超京都通のライターのTさんとこれまた超京都では売れっ子カメラマンのNさんが取材で来てくれました。そしてこの疑問を問うてみました。キョースマにも寄稿しているTさん曰く「なくなりました」西の旅で常に撮影しているNさん曰く「なくなりましたわ」だって。かなりショック。両紙ともバックナンバーまで買って集めてたのに・・・。よい雑誌がどんどん無くなってゆく現状を二人とも語ってくれました。そしてあの「ハナコウエスト」も今月でなくなるそうです。残念!!

月曜日のお昼ごはん その4 イタリア食堂 Colombo

2009年12月01日 19時15分30秒 | 京都で食べること飲むこと
たまにはイタリアンに行きたいとうちの奥さんが申しますので最近出来たイタリアンへ行ってきました。今回の改修にあたり古建具は早めに探しておかないといけないというので毎月1回の火曜日の休日は夷川にある「井川建具店」に行きます。ちなみに井川さんも月曜定休です。そこでお昼は必然的に周辺になります。イタリア食堂は最近出来たお店らしくまだお店ももテーブルもピカピカ。ランチは¥1200ですが、前菜のボリュームがすごい。大きなお皿に冷製が約8種類くらい盛られています。(写真)これで井川さんに行く用事が無ければワインの1,2杯は軽くいけそうです。グラスワインも¥600からあります。そしてパスタと小さなお菓子とエスプレッソ。女性には丁度いいボリュームです。若いシェフがふたりでサービスもこなす気軽なイタリアンです。イタリア食堂とは上手く名づけたものです。場所は河原町夷川の辺りです。この周辺も以前より色々お店が増えています。超京都通のライターTさんオススメの「割烹はらだ」の場所もチェックしてきました。