お宿&かふぇ 布屋 《主人のひとりごと》

120年経った京町家を改修した民宿『布屋』

サクラ サク 2015

2015年03月28日 20時32分50秒 | 京都観光
すごく寒い日が続きましたが今日は春らしい青空が広がり御所の桜が咲きだしましたよとお客様に教えてもらいお昼ごはんの後でちょっと偵察に行ってきました。いつもは自転車ですが夕方のチェックインまで少し時間があるので歩いて御所を目指します。



布屋の暖簾も暖かい日差しを浴びてます。



次の角にある「入山豆腐店」を通り過ぎ下立売通りを左へ。



上京消防署の前で信号を渡ると



京都府庁の正門です。守衛さんがいますが構わず中へ。



観桜会の案内看板があります。旧館の中庭に



枝垂れ桜が咲いています。ベンチにはお年寄りが坐って日向ぼっこしています。



そのまま下立売通りを東にいくと平安女学院のさくらはまだ蕾かたしです。



烏丸通りの角にあるのが「聖アグネス教会」重要文化財です。



信号を渡ると旧有栖川家跡の枝垂れが満開です。(この桜は例年早咲きです)



すぐにある「出水口」から御苑のなかに入ります。ここまでで布屋から徒歩10分くらいです。



御苑は自転車で自由に通行できます。砂利が敷き詰められてますが、よく見ると自転車の通り道があります。通称自転車道?です。でも知らない人はここを歩くのが楽なので歩いている人を良く見かけます。自転車の人はよけて通らないといけないのであまり歩いて欲しくありません。



すぐ左手に梅園がありその先に桃林があります。梅は終わってますが「桃」は満開です。そしてそのまま北上します。



この塀の中が京都御所です。普段は拝観許可が無いと入れませんが、もうすぐ春の一般公開の際は自由に中に入れます。壁際に小さな堀があり水が流れていますが、うっかり壁に近ずくとベルが鳴り警告されます。落書き等の予防の為です。僕が小学生の頃は(今から45年前!)はこの砂利のところで野球をしていました。打った打球が土壁にぼんぼん当たってました。たまに大きなフライが塀の中に入ったりして、警備員さんに言ってボールを中に取りに行ったことがあります。今では信じられないことです。そしてこのまま北上すると



だんだん人が増えてきます。ゆっくり歩いて布屋から30分くらいです。



一番御苑に近いところはまだ蕾ですが、その奥は



青空のもと桜がとてもきれいです。





土曜日でお天気がいいのでかなりの人出です。芝生では家族連れや学生?グループが楽しそうにお花見をしています。中には堂々とワインの瓶が何本も並んでいるグループもあります。(羨ましい)



小さな児童公園の桜も結構咲いてます。我が家の子供が小さな時のお花見の定番がここでした。今度は孫を連れて来ないといけません。自分が年を取ったことを実感します。



帰りも同じ道を通り、桃林を越えると



小さな川で子供たちを遊ばせていたところに出ます。我が家では通称「じゃぶじゃぶ池」と呼んでました。



そのそばに早咲きの枝垂れがあります。満開です。



満開の桜の下はかなりの人です。



うちから一番近い下立売あたりの桜は蕾かたしです。さ、戻らねば。



下立売門で烏丸通りへ出ます。


 
椹木町通りを西へ。



第二日赤病院の前を通り、居酒屋「あんじ」もとんかつの「ポパイ」も最近ご無沙汰です。



御所からの帰り道でやたら若い人たちが「スマホ」を見て佇んでいます。角々で何人もいます。「麩嘉」さんのあたりも何人もがスマホをみて佇んでいます。ちょっと異様な光景です。あまりにも不審なので思い切って尋ねてみると・・・
「スマホを使った陣取りゲームをやってるそうです。グーグルが主催?みたいで参加者はなんと8千人で全国から、はては海外からも来ているそうです」スマホもなんか便利なようで不思議な機械?ですね。ちょっとおじさんには理解できないゲームでした。終わり。











還暦の旅 九州 湯布院編 最終回

2015年03月06日 16時13分19秒 | 旅先で
昨日に比べ今日はお天気もよくて暖かい日です。城南宮の梅もきれいに咲いていましたと昨夜のお客様が荷物を取りに来られた時に言われてました。だんだん春が近づいてきたようです。さて湯布院のつづき。玉の湯での夢のような滞在から駅に向かう道で現実に戻されます。湯布院始発の「特急ゆふ」はまたまた外国の人々で一杯です。本当はこの時間の博多行き特急は「ゆふいんの森」号なんですが冬の閑散期に定期点検をやるようで又赤い普通の特急車両が代走します。車内は外国語でニギヤカです。約1時間で「日田」に着きます。降り立ったのは僕達だけ。あまり何処へも行かない旅ですが帰りに旧天領だった日田の町を散策するのが最終日の予定です。観光案内所で地図をもらい駅の反対側にある古い街並みを訪ねます。



豆田町という江戸時代に金融で栄えた街並みがひっそりと残っています。明治時代になっても古い街並みはそそまま残っていろいろな商店がいまも幾つも残っています。電柱も埋められていて静かな佇まいです。さてお昼の時間です。朝たっぷり食べたのでどこか蕎麦屋でもないかなと歩いていると





ちょっと奥まったところにありました。時代を感じる土蔵のなかで手打ち蕎麦が食べれるお店発見。時間は午後2時。がらがらこんにちは。お店は昼の混雑が終わったようで静かです。石臼挽きの蕎麦がたべれる「草八」です。色々メニューがありますがここは



大分は鶏でしょ。というわけで「鳥天そば」。このボリュームで¥1350です。蕎麦の量が京都で食べる店の1.5倍はあり大満足です。トリ天も美味しい。そして散策へ。



流石に日田までは外国の方は来ないので町並みも静かです。



皇太子殿下ご来店なんてオモテにデカデカと看板をかけた喫茶店もあります。



年季の入った鶏肉屋さんとか



立派な薬局もあります。そして



道の駅(天領まちの駅)を見つけたうちの奥さんが急ぎ足で進みます。(きっと何か買うんだ)



まさか箱売りのトマトは買わないで!そして日田名産の「下駄」をみてお客様用の下駄をそろそろ買い換えないとなんて悩んでいますがまさか8つも持って帰れない!結局地元の「かぼす汁」(ペットボトル入り)と「トリ天の元」で収まりました。ヨカッタ。実は「玉の湯」の「おから」の隠し味が「かぼす汁」だったそうでどこかで買おうと思ってたようです。暫く歩くと



立派な酒蔵がありました。



自由に中に入ってもいいようです。(伏見の酒蔵みたいに入場料を取らないおおらかさです)



蔵の2階が資料館になっています。そして



蔵人のおじさんが「杉玉」を作ってました。「なかなか丸くするのが難しいんだ」とのこと。その後



昔ながらの羊羹屋さんに立ち寄り、そろそろ帰りの列車の時間なので駅へ戻ります。日田16:48発待望の



特急「ゆふいんの森」号に乗車。ところが全席指定席で車内に入るとなんと我々以外はすべて外国人です。中国語?で超ニギヤカな列車は一路博多へ。



普段は恥ずかしいので遠慮するアテンダントによる「記念写真」も外国の人々はほぼ全員撮ってもらっているので僕たちも勢いで撮ってもらいます。



車内のラウンジに行くもここも外国の方で一杯です。そしてあっという間に博多到着です。博多では事前チェックの駅ビルの大食堂街のお店で軽い夕食を済ませ20:06発の



九州新幹線の車両「さくら」で思い出多い九州をあとにします。



勿論「さくら」もグリーン車です。ゆったり夜の山陽路を新大阪へ。なにしろこのフルムーン切符は「のぞみ」に乗れないのがネックです。新大阪には22:49の定刻着。ここで問題。夜もかなり遅いので新大阪からこの後の新幹線はすべて「のぞみ」だけになります。折角気持ちよく帰ってきて最後に通勤電車も何なのでひとひねりします。新大阪から関空特急「はるか」の最終に間に合います。



新大阪から京都まで特急券を払ってこの電車に乗る人はいないでしょう。誰もいないホームで待っていると「この電車は乗車券の他に特急券が要ります」なんて再三放送しています。やってきた「はるか」に乗り発車すると又例の放送が入り、すかさず車掌が検札にきます。おもむろに「フルムーン切符」を見せると何も言わずに去ってしまいました。さすが「鉄ちゃん」と自己満足しているうちにあっという間に「京都」に帰ってきました。お疲れ様でした。
この贅沢な旅も実はうちの奥さんが1年半もかけてため込んだ500円貯金のおかげです。買い物に行ったときに500円をお釣りでもらうとそのまま貯金していたので(よく考えたら業務上横領やん)こんなに余裕の旅が出来たわけです。恐るべし500円貯金!すでに自分の還暦の旅用にまた500円貯金を再開しているようです。本当に長々とおつきあいありがとうございました。=完=












還暦の旅 九州 湯布院編 その4

2015年03月05日 17時40分58秒 | 旅先で
今日は晴れているのに又冬の寒さに逆戻りです。さてつづき。大満足の夕食の後でライブラリーに寄り部屋に戻ると炬燵が僕を待っていました。普段炬燵の生活をしていないのでこの玉の湯の炬燵はかなり誘惑的で知らない間に居眠りをしてしまいます。ふと気づくと深夜1時。大浴場は0時30分までです。もう一度お風呂に行こうという心算があえなく消え去り、明日の朝ごはんが待っているのでオヤスミします。翌日の朝ごはんは事前に和食か洋食か決めないといけません。これは出発の1週間位前からうちの奥さんが呪文のようにブツクサ言ってました。和食にしようか洋食にしようか・・・。やはり普段の朝ごはんの参考にするためには和食かな、でも雑誌等の玉の湯のお奨めは洋食かな・・。長崎でも博多でもぶつくさ言ってます。それでは僕が和食でうちの奥さんが洋食にしようかと提案。いざ玉の湯のチェックインの際についに聞かれます。あすの朝食はどちらにしましょうか。そして僕たちの答え「わたしは洋食!・・えっと僕も洋食!」裏切って僕も洋食がいいもん。という訳で翌日はふたりとも洋食です。8時とか8時半はすでに一杯とかで我々は9時の予約です。そして定刻にフロントへ。てっきり昨夜の食堂かと思っていた僕たちにサプライズ!ふだんは喫茶につかう「ティールーム・ニコル」(夜にはバー・ニコルになります)へ案内されます。雑木林が臨めるゆったりした席で朝食のスタートです。



久しぶりの洋食のフルブレックのテーブルセットに二人ともウキウキです。



まづお好みのフレッシュジュース。

1月の湯布院の朝は冷えます。そばに



年代物のガスファンヒーター(たぶん)とBGMはここにもボーズのCDシステム。(もちろん音楽はクラッシック)



そしてフロマージュ・ブラン(汲み出しチーズ)



かの有名な?野菜スープはクレソンです。美味しい!



次は卵料理です。僕は「プレーンオムレツ」(これは昔からフルブレックの際はオーダーします)



うちの奥さんは「目玉焼き トマトソースで」をオーダー。



新鮮な野菜サラダ。器も美しい。そしてパンは勿論



フレンチトーストです。そしてまだあります。



湯布院のフレッシュチーズと九重高原の生ハム。



記念写真も撮っていただけます。窓の外は雑木林が広がり爽やかな朝です。ゆったりと過ごしていると「スープのお代わりはいかがですか?」クレソンのスープ以外に「豆のスープ」もあります。違うのでもいいんですか?もちろん。



そして「豆のスープ」も頂きました。(うちの奥さんももちろんです)



そして「珈琲」がでて至福の時をすごします。ふと気が付くと10時を過ぎています。実は布屋の朝ごはんの時に時折1時間ほど食べているお客様にたいして「まだ食べたはる・・・ぶちぶち」なんて言うのはのもうやめます。自分たちも1時間以上かかってるんだから。そしてもう一度お風呂に入って名残惜しく出発です。玉の湯はチェックアウトが正午です。もっとゆっくりしたいが帰りの列車の時間があるので11時すぎにフロントへ。お会計の際にご宿泊料と昨夜のお飲物ですがビール1本と焼酎5杯でよろしかったですね。なんて念を押されます。そりょそうでしょう僕一人で5杯も呑んだと思われている。実はうちの奥さんも半分呑んでるんだから・・。そんなにうちの奥さんは呑めないように見えるのかな?



オモテで記念写真を撮ってもらいスタッフの方に見送られて出発です。フロントやサービスの女の子も加わり5人位が横一列になって帰り道の僕たちに対して見えなくなるまで見送ってくれます。いつも布屋の前で僕達がお見送りしているように最後に手まで振ってくれます。うちより長いアプローチなのでこちらも恐縮して手を振りかえします。ああ又来たい宿というのはこういうことですね。さあ駅へ急がねば。もう少しつづく。















還暦の旅 九州 湯布院編 その3

2015年03月04日 19時18分35秒 | 旅先で
北野天満宮の梅も七分咲きになってきたようです。3月6日からは東山花灯路が始まります。日差しも心なしか暖かくなってきました。さてつづき。湯布院の町を散策して缶ビールも仕入れてきた我々は宿に戻りいよいよお風呂です。浴室は男性、女性それぞれ一か所あり露天風呂もありますが良くも悪くもないお風呂です。湯布院は無色透明に近い単純温泉なので濁り湯とか硫黄の匂いぷんぷんとかのこれぞ温泉という訳ではありません。露天もそんなに大きくないですが他に誰も入ってないので結構気持ちよかったです。お風呂から出るといよいよ夕食です。玉の湯はお部屋でも希望すれば食事ができるそうですがやはり出来立てを味わえる食事処のほうが正解かと思っています。午後7時からの予約です。お部屋に電話がありいそいそと食堂へ。玉の湯のホームページから予約の際になにか記念日ですかとの質問に「還暦云々」と知らせてあったので食堂の個室へ案内され、係の仲居さんから「ささやかな記念の品ですとプレゼントされました。小さな箱には「夫婦箸置き」が入っていました。感激。さて夕食がスタートします。まず



季節の小鉢として「おから」が出ます。予め自遊人の記事で知っていたので驚きませんが湯布院でも高価な宿のひと品目が「おから」です。でもこのおからが秀逸でうちの奥さんが目をみはります。こっそり仲居さんに味の秘密を聞き出しています。



次の小鉢が「自然薯」そして



「ゆずなます」です。その後は



八寸的な「旬の山菜等の盛り合わせ」玉の湯の料理は決して華美や豪華な食材を使う料理ではなくて味が深い洗練された料理です。好き嫌いはあるでしょうが我々にはとても美味しく感じられます。そして



「大分の海川の幸の刺身」(鯛と鱒)



お吸い物は選べますが僕たちは「すっぽん」を選択。鯉濃くと悩みましたが・・



次に「田舎風煮物」ほんと優しい味付けでうちの奥さんはかなり満足気です。次にメインディッシュが選べます。すっぽん鍋、豊後牛の炭火焼、豊のしゃも鍋、山菜のてんぷらから選択できます。さあ悩みどころです。仲居さんに別々でもいいんですか?と尋ねると皆さん別々にされますよと優しい応対です。そこで「豊後牛」と「しゃも鍋」を選択。





玉の湯の器は意外と民芸を使い、地元の「小鹿田焼」(おんだやき)も使われています。「飛びかんな」の特徴がある器で京都清水の涌波さんの作る飛びかんなは我が家のプライベートで愛用していますが帰りに日田で買おうかなとうちの奥さんがしきりに言ってます。



鍋を前にかなりご機嫌です。そして





湯布院名物?クレソンたっぷりの豊しゃも鍋です。まだ出ます。



山女魚の塩焼きです。そして仲居さんからお雑炊は入りますか?と聞かれます。若い方は昼間湯布院の町でケーキとかいろいろ食べてこられるので残される方も多いんですと・・。我々はこの夕食のために「博多でうどんしか食べて来なかった」と言うとそれはエライと褒められます。そして



雑炊も美味しい。満足満足。





自家製デザートもそれぞれチョイス。自遊人の記事にあるように「旅館が料理屋の真似をしてもかなわない。別の方向でもてなし料理を突き詰めるとこうなる」とあるように本当滋味あふれるお料理でした。



夜も更けて静かな通路をあるいて、ちょっと談話室へ。





誰もいないライブラリーで玉の湯を満喫します。本当にいい宿です。つづく。











還暦の旅 九州 湯布院編 その2

2015年03月03日 17時26分43秒 | 旅先で
今日は3月3日、お雛様の日です。今年も布屋には明治期のお雛様をお飾りしています。お泊りのお客様は結構記念のお写真をお撮りいただいています。さて1月末の話を延々としています。もう少しおつきあいください。湯布院には代表的な宿が三軒あります。それは「亀の井別荘」「山荘無量塔」そして「玉の湯」が所謂御三家として存在します。山口瞳の本では「亀の井」が行きつけの店となっていて「玉の湯」かどちらにするか悩みましたが(僕的には山荘無量塔はちょっとスタイリシュ過ぎて候補に入らず)結局雑誌自遊人の「宿大賞」で常に上位にランクされているので今回は「玉の湯」に宿泊することにしました。全18室の宿で驚くなかれチェックインが13:00、チェックアウトが12:00.とちょっと信じられない設定です。1時間でスタッフ総出で清掃するのかな?湯布院には博多から2時間半弱で到着。午後3時過ぎには宿にチェックインできます。今まで泊まった宿で一番高い値段の宿です。緊張しながら玄関を入ると優しい女性スタッフが談話室に案内してくれます。



ここで館内の説明を受けている間に荷物はお部屋に。まづお茶とゆずのお菓子でもてなされます。この「ゆずひねり」美味しいとうちの奥さん。



談話室には暖炉がありパチパチと暖かい音がします。さすが流れるようにお部屋に案内されます。玉の湯は殆どの客室が雑木林の庭に面した離れになっています。廊下というか通路を歩いて部屋に入ると



「わっ炬燵や!」と僕。玄関+和室+和室+テラス+浴室+洗面所+トイレとなっています。



テラスからは雑木林の庭が臨めます。うーんやはりもっといい季節に来れば庭に面した硝子戸をあけて外にも出れますがなにぶん1月末で庭には昨日の雪が残っています。テラスには北欧の椅子とボーズのCDプレーヤーが置いてありフロント前のミニライブラリーから自由にCDが借りられます。ちょっとのぞいてみましたがご主人の趣味かクラッシック系が殆どでJAZZはありませんでした。





洗面所もトイレも広々としています。なんとトイレにも暖房装置があります。あちこちにお花が。そして



客室内にもお風呂があります。しかもお湯が常時流れています。部屋のお風呂までかけ流しだ!しかもかなり高温。バスタオルもふんだんに積み上げられています。すぐに入ろうとする僕にちょっと待て。散策に行こうとうちの奥さん。明るいうちに「亀の井別荘」を見にゆこうと。それもそうだ。で散策へ。



川沿いの道をすすむと途中のバス駐車場から外国の団体さんがバスからたくさん降りてきます。宿のスタッフに聞いたところ外国の観光客はバスで阿蘇とかからやって来て湯布院をちょっと散策して別府に向かい別府に宿泊するそうです。つまり湯布院は通過するそうで、そういった人向けにお土産屋さんや飲食店がどんどん出来てはどんどん変わっていくそうです。夜になると静かな湯の町になるそうです。



しばらく歩くと見えてきました。「亀の井別荘」の門です。でもそちらは宿泊者用みたいで向かい側に



茶房天井桟敷とセレクトショップの鍵屋があります。



オリジナルの食品やセンスあふれる雑貨がかなりあります。「亀の井のほうがかなりやり手やなあ」なんてうちの奥さんが呟いています。めずらしく何も買いません。ここも外国の観光客が色々と品定めしています。きりがないので隣の



金鱗湖をみて(規模的には湖じゃなくて池です)でも湖底からお湯が涌いているので湖面に湯気が上がっています。不思議な光景です。さあ戻ろう。その前に今晩飲むビールを買わなくては・・。お土産物屋さんやカフェばかりでどうしようと思案していたら宿の近くで酒屋を発見。缶ビールを買いこみ急いで宿に戻ります。まだつづく。