お宿&かふぇ 布屋 《主人のひとりごと》

120年経った京町家を改修した民宿『布屋』

京都鉄道博物館

2016年06月03日 17時52分28秒 | 京都観光
爽やかな風が吹く京都です。今年の4月29日に盛大にオープンした京都鉄道博物館に行ってきました。実は、初めは鉄道博物館なんて子供だましの施設ではないかとたかをくくっていました。でもオープン初日に行った友人の話を聞いてこれはホンモノではないかと思い行ける日をいろいろ算段していました。6月に入りお泊りがない日が続きます。チャンス到来。という訳で昨日ちょっと行ってきました。孫も連れてってーなんて娘が叫びますがまづは独りで偵察に向かいます。あまりにお天気がいいのでお昼過ぎに自転車で行きます。京都駅からは市バスが出ていますし歩いて20分ほどの距離です。うちから自転車で20分くらいかな・



梅小路蒸気機関車館のすぐ隣に建てられました。



開業当初は前売り券までコンビニで発売されましたが6月の平日は空いています。入場料は¥1200です。京都水族館みたいに年間パスはありませんでした。(そんなことをしたらヒマな大人がしょっちゅう来るからかな?)いざ入館。まづはプロムナード。





大型蒸気機関車のC62と湘南色の電車と0系新幹線が並びます。0系新幹線4両も並んでいます。車内へは立ち入れませんが5人並列のシートが懐かしい色です。しかし現行のシートに比べてなんて粗末なシートなんだろう。そして丁度お昼の時間なのでお弁当が販売されています。早速行列発見。



ブルートレインの食堂車が解放されていてお弁当を購入すると食堂車で食べている気分を味わえるようです。みんな楽しそうにお弁当を食べています。僕もさてどうしたもんか。ま先に進みます。



山陰線京都口で活躍していた悲運の「DD54」ディーゼル機関車が懐かしい。(そんな感傷に浸ってられないくらいこれからどんどん車両が現れますが・・・)そして本館へ。



もう鉄道博物館(以後鉄博テッパクと呼びます)と言えばここと言えるであろう「500系」「月光」「雷鳥」の横並びの図です。



この黄色にブルーのラインの寝台+座席の特急電車が一世を風靡したころからの鉄道ファンです。ここに展示してあるのは「581系」ですが我々マニアの間では「ゴッパーサン(583系)」のほうが親しみがあります。じつはまだ日本には1編成だけ残っていて先日数か月振り?に京都へ現れた時は撮影に行きました。隣の「雷鳥」も懐かしい。



入り口にはベビーカーの集団が駐車?しています。近々僕も孫守りに来させられそうです。時間が1時半も過ぎたのでお昼ご飯にちょっと2階のレストランに行ってみます。



結構広いスペースにカフェテリアスタイルの明るい店内はそこそこ席が埋まっている程度です。(でも特等席のカウンター席は一杯です!)やはりここでお昼にします。食券を購入し小型呼び出し機?をもらってテーブルで待ちます。平日なので小学生とかはいないけれど結構小さな子供さんを連れた家族や僕みたいな独りのおじさんや明らかにオタクっぽい鉄道少年たちが食事しています。ブーとなったのでキッチンカウンターに受け取りに行きます。



梅小路機関車カレーです。ご飯が扇型庫でウインナーが機関車、転車台が目玉焼きです。これで¥1000はちょっと?ですが窓から広がる鉄道風景も含めるとしょうがないかな。ちなみに生ビールもあります!おじさん方は結構呑んでる。食券買うときに気が付かなかった。他にはドクターイエローオムライスとかお子様ランチもあります。全体に高めの設定です。そして電車男は再び1階の展示スペースへ。



エスカレータースペースにはナンバープレートが並んでいます。1枚だけ実在していないプレートがあります。どれでしょう?



懐かしい「キハ81系」くろしおとDD51が並んでいます。そして



DD51デーィゼル機関車は潜り込んで下からも見えます。2階を見ると何やら行列発見。世界最大級のジオラマを見るための行列です。まだ30分前なのに・・。時間ぎりぎりだと定員オーバーで見れないようです。こんなに空いてるのにこれだからオープン直後が想像できます。15分前に行列に加わり





ジオラマを見てきました。30分並んで走るのは20分ほどです。しかも幅30メートル奥行10メートルの超巨大スペースで正直大人でも走っている模型電車を見落とすくらいなので小さな子供はちょっとムリがありますね。そして2階には鉄博の目玉(僕がそう思うだけかも)の運転シュミレータがあります。



実際にJR西日本が運転手養成用に使ってるシロモノだそうですが



1日2回行われる抽選会(10:20と13:40)に当たらないと運転出来ません。今回は残念ながらパスしましたが次回のお楽しみです。そして3階へ。何しろ広い。



3階スカイテラスからは眼下に新幹線や東海道線を行き来する電車を東寺の五重塔を背景に眺められます。ホントいい景色。



おまけに「列車位置情報」の画面まで設置してあります。(ホンモノを映しているそうです)あっという間に夕方に。



SL研修庫を上から眺めて



蒸気機関車館へ急ぎます。午後1時に来たのにもう4時間も経っている!



C62-2にも火が入っているのを確認して



蛍の光が大音量で流れてきた。5時30分で閉館です。急いで入り口近くへ



トワイライトを牽いていたEF81と懐かしいEF58を見て



最後にEF65のトップナンバーを見ていたら閉館時間になってしまった。うーん結構飛ばして見て4時間半もかかった。恐るべし「京都鉄道博物館」でした。おわり。