お宿&かふぇ 布屋 《主人のひとりごと》

120年経った京町家を改修した民宿『布屋』

「宝泉」のわらび餅

2007年05月07日 17時20分29秒 | 京都で食べること飲むこと
桜の喧騒が終わり、GWの人出が終わり、今日は静かな京都・・・と思いきや朝から布屋周辺をヘリコプターが飛びまわっています。又御所に誰か来てるのかなと思っていたら、我が母親が大きな声で「皇太子さんが来たはる」とつぶやいて目の前を通り過ぎてゆきました。やっぱりね。ただ事ではないヘリの音でした。さて実はあちこちの写真を色々撮りためていますが、諸般の事情で中々投稿できないため収拾がつかなくなってきた現状です。この「宝泉」も実は3月に行った時のモノです。下鴨神社の北、洛北高校前の交差点から少し南の住宅街の中にある和菓子のお店です。とある財界人のお屋敷を利用したお店ですが入口の門を入ると(少し勇気がいる)母屋があり臆することなく玄関を開けると親切な女性の店員さんがお座敷に案内してくれます。これが京都のお屋敷という感じで広い庭を眺めながら座敷で、ぷるんぷるんのわらび餅をいただきます。うちのような町家の小さな坪庭ではなく、スケールの大きな庭を眺めて京都を味わいます。そしてトイレの中まで寸分の隙がなく、例によってうちの奥さんが「勉強になるわ」とつぶやきます。