お宿&かふぇ 布屋 《主人のひとりごと》

120年経った京町家を改修した民宿『布屋』

還暦の旅 九州 湯布院編 その4

2015年03月05日 17時40分58秒 | 旅先で
今日は晴れているのに又冬の寒さに逆戻りです。さてつづき。大満足の夕食の後でライブラリーに寄り部屋に戻ると炬燵が僕を待っていました。普段炬燵の生活をしていないのでこの玉の湯の炬燵はかなり誘惑的で知らない間に居眠りをしてしまいます。ふと気づくと深夜1時。大浴場は0時30分までです。もう一度お風呂に行こうという心算があえなく消え去り、明日の朝ごはんが待っているのでオヤスミします。翌日の朝ごはんは事前に和食か洋食か決めないといけません。これは出発の1週間位前からうちの奥さんが呪文のようにブツクサ言ってました。和食にしようか洋食にしようか・・・。やはり普段の朝ごはんの参考にするためには和食かな、でも雑誌等の玉の湯のお奨めは洋食かな・・。長崎でも博多でもぶつくさ言ってます。それでは僕が和食でうちの奥さんが洋食にしようかと提案。いざ玉の湯のチェックインの際についに聞かれます。あすの朝食はどちらにしましょうか。そして僕たちの答え「わたしは洋食!・・えっと僕も洋食!」裏切って僕も洋食がいいもん。という訳で翌日はふたりとも洋食です。8時とか8時半はすでに一杯とかで我々は9時の予約です。そして定刻にフロントへ。てっきり昨夜の食堂かと思っていた僕たちにサプライズ!ふだんは喫茶につかう「ティールーム・ニコル」(夜にはバー・ニコルになります)へ案内されます。雑木林が臨めるゆったりした席で朝食のスタートです。



久しぶりの洋食のフルブレックのテーブルセットに二人ともウキウキです。



まづお好みのフレッシュジュース。

1月の湯布院の朝は冷えます。そばに



年代物のガスファンヒーター(たぶん)とBGMはここにもボーズのCDシステム。(もちろん音楽はクラッシック)



そしてフロマージュ・ブラン(汲み出しチーズ)



かの有名な?野菜スープはクレソンです。美味しい!



次は卵料理です。僕は「プレーンオムレツ」(これは昔からフルブレックの際はオーダーします)



うちの奥さんは「目玉焼き トマトソースで」をオーダー。



新鮮な野菜サラダ。器も美しい。そしてパンは勿論



フレンチトーストです。そしてまだあります。



湯布院のフレッシュチーズと九重高原の生ハム。



記念写真も撮っていただけます。窓の外は雑木林が広がり爽やかな朝です。ゆったりと過ごしていると「スープのお代わりはいかがですか?」クレソンのスープ以外に「豆のスープ」もあります。違うのでもいいんですか?もちろん。



そして「豆のスープ」も頂きました。(うちの奥さんももちろんです)



そして「珈琲」がでて至福の時をすごします。ふと気が付くと10時を過ぎています。実は布屋の朝ごはんの時に時折1時間ほど食べているお客様にたいして「まだ食べたはる・・・ぶちぶち」なんて言うのはのもうやめます。自分たちも1時間以上かかってるんだから。そしてもう一度お風呂に入って名残惜しく出発です。玉の湯はチェックアウトが正午です。もっとゆっくりしたいが帰りの列車の時間があるので11時すぎにフロントへ。お会計の際にご宿泊料と昨夜のお飲物ですがビール1本と焼酎5杯でよろしかったですね。なんて念を押されます。そりょそうでしょう僕一人で5杯も呑んだと思われている。実はうちの奥さんも半分呑んでるんだから・・。そんなにうちの奥さんは呑めないように見えるのかな?



オモテで記念写真を撮ってもらいスタッフの方に見送られて出発です。フロントやサービスの女の子も加わり5人位が横一列になって帰り道の僕たちに対して見えなくなるまで見送ってくれます。いつも布屋の前で僕達がお見送りしているように最後に手まで振ってくれます。うちより長いアプローチなのでこちらも恐縮して手を振りかえします。ああ又来たい宿というのはこういうことですね。さあ駅へ急がねば。もう少しつづく。















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