昨日に比べ今日はお天気もよくて暖かい日です。城南宮の梅もきれいに咲いていましたと昨夜のお客様が荷物を取りに来られた時に言われてました。だんだん春が近づいてきたようです。さて湯布院のつづき。玉の湯での夢のような滞在から駅に向かう道で現実に戻されます。湯布院始発の「特急ゆふ」はまたまた外国の人々で一杯です。本当はこの時間の博多行き特急は「ゆふいんの森」号なんですが冬の閑散期に定期点検をやるようで又赤い普通の特急車両が代走します。車内は外国語でニギヤカです。約1時間で「日田」に着きます。降り立ったのは僕達だけ。あまり何処へも行かない旅ですが帰りに旧天領だった日田の町を散策するのが最終日の予定です。観光案内所で地図をもらい駅の反対側にある古い街並みを訪ねます。
豆田町という江戸時代に金融で栄えた街並みがひっそりと残っています。明治時代になっても古い街並みはそそまま残っていろいろな商店がいまも幾つも残っています。電柱も埋められていて静かな佇まいです。さてお昼の時間です。朝たっぷり食べたのでどこか蕎麦屋でもないかなと歩いていると
ちょっと奥まったところにありました。時代を感じる土蔵のなかで手打ち蕎麦が食べれるお店発見。時間は午後2時。がらがらこんにちは。お店は昼の混雑が終わったようで静かです。石臼挽きの蕎麦がたべれる「草八」です。色々メニューがありますがここは
大分は鶏でしょ。というわけで「鳥天そば」。このボリュームで¥1350です。蕎麦の量が京都で食べる店の1.5倍はあり大満足です。トリ天も美味しい。そして散策へ。
流石に日田までは外国の方は来ないので町並みも静かです。
皇太子殿下ご来店なんてオモテにデカデカと看板をかけた喫茶店もあります。
年季の入った鶏肉屋さんとか
立派な薬局もあります。そして
道の駅(天領まちの駅)を見つけたうちの奥さんが急ぎ足で進みます。(きっと何か買うんだ)
まさか箱売りのトマトは買わないで!そして日田名産の「下駄」をみてお客様用の下駄をそろそろ買い換えないとなんて悩んでいますがまさか8つも持って帰れない!結局地元の「かぼす汁」(ペットボトル入り)と「トリ天の元」で収まりました。ヨカッタ。実は「玉の湯」の「おから」の隠し味が「かぼす汁」だったそうでどこかで買おうと思ってたようです。暫く歩くと
立派な酒蔵がありました。
自由に中に入ってもいいようです。(伏見の酒蔵みたいに入場料を取らないおおらかさです)
蔵の2階が資料館になっています。そして
蔵人のおじさんが「杉玉」を作ってました。「なかなか丸くするのが難しいんだ」とのこと。その後
昔ながらの羊羹屋さんに立ち寄り、そろそろ帰りの列車の時間なので駅へ戻ります。日田16:48発待望の
特急「ゆふいんの森」号に乗車。ところが全席指定席で車内に入るとなんと我々以外はすべて外国人です。中国語?で超ニギヤカな列車は一路博多へ。
普段は恥ずかしいので遠慮するアテンダントによる「記念写真」も外国の人々はほぼ全員撮ってもらっているので僕たちも勢いで撮ってもらいます。
車内のラウンジに行くもここも外国の方で一杯です。そしてあっという間に博多到着です。博多では事前チェックの駅ビルの大食堂街のお店で軽い夕食を済ませ20:06発の
九州新幹線の車両「さくら」で思い出多い九州をあとにします。
勿論「さくら」もグリーン車です。ゆったり夜の山陽路を新大阪へ。なにしろこのフルムーン切符は「のぞみ」に乗れないのがネックです。新大阪には22:49の定刻着。ここで問題。夜もかなり遅いので新大阪からこの後の新幹線はすべて「のぞみ」だけになります。折角気持ちよく帰ってきて最後に通勤電車も何なのでひとひねりします。新大阪から関空特急「はるか」の最終に間に合います。
新大阪から京都まで特急券を払ってこの電車に乗る人はいないでしょう。誰もいないホームで待っていると「この電車は乗車券の他に特急券が要ります」なんて再三放送しています。やってきた「はるか」に乗り発車すると又例の放送が入り、すかさず車掌が検札にきます。おもむろに「フルムーン切符」を見せると何も言わずに去ってしまいました。さすが「鉄ちゃん」と自己満足しているうちにあっという間に「京都」に帰ってきました。お疲れ様でした。
この贅沢な旅も実はうちの奥さんが1年半もかけてため込んだ500円貯金のおかげです。買い物に行ったときに500円をお釣りでもらうとそのまま貯金していたので(よく考えたら業務上横領やん)こんなに余裕の旅が出来たわけです。恐るべし500円貯金!すでに自分の還暦の旅用にまた500円貯金を再開しているようです。本当に長々とおつきあいありがとうございました。=完=
豆田町という江戸時代に金融で栄えた街並みがひっそりと残っています。明治時代になっても古い街並みはそそまま残っていろいろな商店がいまも幾つも残っています。電柱も埋められていて静かな佇まいです。さてお昼の時間です。朝たっぷり食べたのでどこか蕎麦屋でもないかなと歩いていると
ちょっと奥まったところにありました。時代を感じる土蔵のなかで手打ち蕎麦が食べれるお店発見。時間は午後2時。がらがらこんにちは。お店は昼の混雑が終わったようで静かです。石臼挽きの蕎麦がたべれる「草八」です。色々メニューがありますがここは
大分は鶏でしょ。というわけで「鳥天そば」。このボリュームで¥1350です。蕎麦の量が京都で食べる店の1.5倍はあり大満足です。トリ天も美味しい。そして散策へ。
流石に日田までは外国の方は来ないので町並みも静かです。
皇太子殿下ご来店なんてオモテにデカデカと看板をかけた喫茶店もあります。
年季の入った鶏肉屋さんとか
立派な薬局もあります。そして
道の駅(天領まちの駅)を見つけたうちの奥さんが急ぎ足で進みます。(きっと何か買うんだ)
まさか箱売りのトマトは買わないで!そして日田名産の「下駄」をみてお客様用の下駄をそろそろ買い換えないとなんて悩んでいますがまさか8つも持って帰れない!結局地元の「かぼす汁」(ペットボトル入り)と「トリ天の元」で収まりました。ヨカッタ。実は「玉の湯」の「おから」の隠し味が「かぼす汁」だったそうでどこかで買おうと思ってたようです。暫く歩くと
立派な酒蔵がありました。
自由に中に入ってもいいようです。(伏見の酒蔵みたいに入場料を取らないおおらかさです)
蔵の2階が資料館になっています。そして
蔵人のおじさんが「杉玉」を作ってました。「なかなか丸くするのが難しいんだ」とのこと。その後
昔ながらの羊羹屋さんに立ち寄り、そろそろ帰りの列車の時間なので駅へ戻ります。日田16:48発待望の
特急「ゆふいんの森」号に乗車。ところが全席指定席で車内に入るとなんと我々以外はすべて外国人です。中国語?で超ニギヤカな列車は一路博多へ。
普段は恥ずかしいので遠慮するアテンダントによる「記念写真」も外国の人々はほぼ全員撮ってもらっているので僕たちも勢いで撮ってもらいます。
車内のラウンジに行くもここも外国の方で一杯です。そしてあっという間に博多到着です。博多では事前チェックの駅ビルの大食堂街のお店で軽い夕食を済ませ20:06発の
九州新幹線の車両「さくら」で思い出多い九州をあとにします。
勿論「さくら」もグリーン車です。ゆったり夜の山陽路を新大阪へ。なにしろこのフルムーン切符は「のぞみ」に乗れないのがネックです。新大阪には22:49の定刻着。ここで問題。夜もかなり遅いので新大阪からこの後の新幹線はすべて「のぞみ」だけになります。折角気持ちよく帰ってきて最後に通勤電車も何なのでひとひねりします。新大阪から関空特急「はるか」の最終に間に合います。
新大阪から京都まで特急券を払ってこの電車に乗る人はいないでしょう。誰もいないホームで待っていると「この電車は乗車券の他に特急券が要ります」なんて再三放送しています。やってきた「はるか」に乗り発車すると又例の放送が入り、すかさず車掌が検札にきます。おもむろに「フルムーン切符」を見せると何も言わずに去ってしまいました。さすが「鉄ちゃん」と自己満足しているうちにあっという間に「京都」に帰ってきました。お疲れ様でした。
この贅沢な旅も実はうちの奥さんが1年半もかけてため込んだ500円貯金のおかげです。買い物に行ったときに500円をお釣りでもらうとそのまま貯金していたので(よく考えたら業務上横領やん)こんなに余裕の旅が出来たわけです。恐るべし500円貯金!すでに自分の還暦の旅用にまた500円貯金を再開しているようです。本当に長々とおつきあいありがとうございました。=完=
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