実家のある富山から大阪へ帰るついでに、金沢へ立ちよることにした。4年ぶりくらいである。郷里の友人MKちゃんが一緒に付き合ってくれた。
9:38 黒部 → 金沢 11:10
鈍行だと時間がかかるだろうか…と言いつつ、おしゃべりしながら列車に揺られていると、富山を過ぎ、高岡を過ぎ、あっと言う間に金沢へ到着した。
11:30 金沢FORUS
駅のコインロッカーに荷物を預け、駅のすぐ近くに最近オープンした「金沢FORUS」というショッピングセンターに入る。
入口を抜けるとすぐに「ノト! ノト!」と私に呼びかける声がする(しかし、実は私は全く気が付かず、同行のMKちゃんが教えてくれたのだが)。見ると、驚いたことに、友人のI氏であった。まさかこんな所で会おうとは! お互いに北陸出身とは言え、このタイミングで遭遇したことには、さすがに不思議な(因)縁を感じる。あと20秒でも私が来るのが遅かったら、きっと会えなかっただろうに、しかしやはりそういうことにはならず、会ってしまうのだ。「いやはや、明けましておめでとう」
入るなり、かなり驚いてしまったが、この新しい「FORUS」は、上階には映画館なんかもあって、駅前のビルとしてはなかなか楽しそうなところだった。
13:30 香林坊
金沢駅から香林坊までは、いつもはバスに乗っていたのだが、この日は歩いてみることにする。先日の京都で清水寺から京都駅まで歩いたという経験が、MKちゃんと私を強気にさせているのだ。歩いてみると、バスに乗るまでもない距離だということが判明した。しかも、途中には、もうバーゲンが始まっているのに空いている穴場な店舗も発見。
とことこと歩いて、21世紀美術館へ向かう。
14:15 21世紀美術館
このところ、よくテレビなどでも紹介されている美術館である。丸い建物の周囲はガラス張りになっていて、ぐるぐる廻っているだけでも楽しい。レアンドロのプールという作品が有名。地階へ下りて、狭い通路を渡って行くと、プールの底へ着く。天井には薄く水が流れているので、プールに潜って空を見上げているような感じになる。また、地上に出て、水面の上から見ると、今度は底にいる人がまるで水の中に立っているように見える。
面白い。
奈良美智展「Moonlight Serenade -月夜曲」というのもやっていた。
「Collection2」と、「Real Utopia リアル・ユートピア 無限の物語」という展示を見たが、「Real~」のほうが特に面白かった。木村太陽という人の鳩の群(ぼろ布の胴体に、頭部としてキャスターが取り付けてある)の上を、底に板が張ってある台車をころころと転がす作品が、リアルに鳩な感じ。無言で集まっているのでちょっと怖い。
草間彌生の水玉の部屋も良かった。真っ暗な部屋にブラック・ライトを設けてあって、そこへ水玉の蛍光シールをあっちにもこっちにも貼ってある。「天国への梯子」という作品も面白い。やはり暗い部屋にぴかぴか光る梯子がかけてあり、天井と床にはそれぞれ鏡が取り付けられているので、覗き込むと、梯子は無限に伸びているように感じる。天に向かって伸びて行く梯子よりも、地下へ伸びるほうが落っこちそうで怖かった。
なんだかんだで、ぐるぐると同じところに迷って戻ってきたりしたりしながら、美術館を楽しんだ。絵画を見るのもいいが、このような体験型の美術作品も結構面白いということが分かった。
16:00 109
香林坊の109のなかにある喫茶店で、巨大なパフェを食べた。高さが25センチくらいはあったと思う。しかし、容器の胴はかなり細長いので、容量としては普通のパフェと変わらないようだ。それでもインパクトはあった。そして、パフェなどを食べるのはものすごく久しぶりだった。
パフェを食べてうろうろしていたら、今度はMKちゃんが高校時代の友人に遭遇したらしい。誰もが正月で帰省中とは言え、このタイミングで会うのはやはり不思議だ。縁のある人とは、どうやったって出会ってしまうのに違いない。とても不思議だけれど。
18:30 金沢 → 新大阪
香林坊から、帰りも金沢駅まで歩いて帰る。
MKちゃんは富山方面、私は大阪方面へ分かれて乗った。
一日中歩き回って疲れたけど、楽しかった。MKちゃん、どうもありがとう! 次はお盆に。
9:38 黒部 → 金沢 11:10
鈍行だと時間がかかるだろうか…と言いつつ、おしゃべりしながら列車に揺られていると、富山を過ぎ、高岡を過ぎ、あっと言う間に金沢へ到着した。
11:30 金沢FORUS
駅のコインロッカーに荷物を預け、駅のすぐ近くに最近オープンした「金沢FORUS」というショッピングセンターに入る。
入口を抜けるとすぐに「ノト! ノト!」と私に呼びかける声がする(しかし、実は私は全く気が付かず、同行のMKちゃんが教えてくれたのだが)。見ると、驚いたことに、友人のI氏であった。まさかこんな所で会おうとは! お互いに北陸出身とは言え、このタイミングで遭遇したことには、さすがに不思議な(因)縁を感じる。あと20秒でも私が来るのが遅かったら、きっと会えなかっただろうに、しかしやはりそういうことにはならず、会ってしまうのだ。「いやはや、明けましておめでとう」
入るなり、かなり驚いてしまったが、この新しい「FORUS」は、上階には映画館なんかもあって、駅前のビルとしてはなかなか楽しそうなところだった。
13:30 香林坊
金沢駅から香林坊までは、いつもはバスに乗っていたのだが、この日は歩いてみることにする。先日の京都で清水寺から京都駅まで歩いたという経験が、MKちゃんと私を強気にさせているのだ。歩いてみると、バスに乗るまでもない距離だということが判明した。しかも、途中には、もうバーゲンが始まっているのに空いている穴場な店舗も発見。
とことこと歩いて、21世紀美術館へ向かう。
14:15 21世紀美術館
このところ、よくテレビなどでも紹介されている美術館である。丸い建物の周囲はガラス張りになっていて、ぐるぐる廻っているだけでも楽しい。レアンドロのプールという作品が有名。地階へ下りて、狭い通路を渡って行くと、プールの底へ着く。天井には薄く水が流れているので、プールに潜って空を見上げているような感じになる。また、地上に出て、水面の上から見ると、今度は底にいる人がまるで水の中に立っているように見える。
面白い。
奈良美智展「Moonlight Serenade -月夜曲」というのもやっていた。
「Collection2」と、「Real Utopia リアル・ユートピア 無限の物語」という展示を見たが、「Real~」のほうが特に面白かった。木村太陽という人の鳩の群(ぼろ布の胴体に、頭部としてキャスターが取り付けてある)の上を、底に板が張ってある台車をころころと転がす作品が、リアルに鳩な感じ。無言で集まっているのでちょっと怖い。
草間彌生の水玉の部屋も良かった。真っ暗な部屋にブラック・ライトを設けてあって、そこへ水玉の蛍光シールをあっちにもこっちにも貼ってある。「天国への梯子」という作品も面白い。やはり暗い部屋にぴかぴか光る梯子がかけてあり、天井と床にはそれぞれ鏡が取り付けられているので、覗き込むと、梯子は無限に伸びているように感じる。天に向かって伸びて行く梯子よりも、地下へ伸びるほうが落っこちそうで怖かった。
なんだかんだで、ぐるぐると同じところに迷って戻ってきたりしたりしながら、美術館を楽しんだ。絵画を見るのもいいが、このような体験型の美術作品も結構面白いということが分かった。
16:00 109
香林坊の109のなかにある喫茶店で、巨大なパフェを食べた。高さが25センチくらいはあったと思う。しかし、容器の胴はかなり細長いので、容量としては普通のパフェと変わらないようだ。それでもインパクトはあった。そして、パフェなどを食べるのはものすごく久しぶりだった。
パフェを食べてうろうろしていたら、今度はMKちゃんが高校時代の友人に遭遇したらしい。誰もが正月で帰省中とは言え、このタイミングで会うのはやはり不思議だ。縁のある人とは、どうやったって出会ってしまうのに違いない。とても不思議だけれど。
18:30 金沢 → 新大阪
香林坊から、帰りも金沢駅まで歩いて帰る。
MKちゃんは富山方面、私は大阪方面へ分かれて乗った。
一日中歩き回って疲れたけど、楽しかった。MKちゃん、どうもありがとう! 次はお盆に。
とても楽しかったです♪
前回あれだけ歩いたから、金沢駅からは楽勝でした!
美術館も前から行きたかったので、目的はすべて
果たした!って感じかな。
今度はお盆に兼六園でも行きましょう。
その頃には、いい報告ができるといいんだけど。
(いろんな意味で)
PS 「こっこ」気になる(笑)
「レアンドロのプール」面白そう!こういう前衛芸術は大好きですが地方に住んでいるとなかなか実際に体験する事ができないのが残念です。金沢の人がうらやましいなあ。
夏の兼六園には行ったことがないので、興味あります。他にも色々楽しみにしてまする☆
「こっこ」は意外に(失礼な…)美味しかったよ。
*piaaさん、明けましておめでとうございます!
今年もよろしくお願いします♪
ここの21世紀美術館は、展示品も面白いですが、実際に色々と体験できるワークショップみたいなのも盛んに行っているらしい(確か)ですよ。北陸にいらしたときには是非行ってみてくださいませ♪
「美術館」というのには、どうも縁遠いんだけど、
仙台で一緒に行ったときも、行けば楽しいので、
次回石川へいく機会があったら、
足を延ばしてみようと思います。
(意外と小さなものではありますが…)
こういう参加型の作品って、意味が分かるような分からないような感じで、結構楽しいものでした。
是非とも行ってみてくださいませ。
仙台の美術館もそう言えば面白かったね。
もうちょっと勉強してから行けば、もっと楽しめたんだろうなあ。
今年はたくさんの展示会に精力的に行きたいものです。