半透明記録

もやもや日記

動物の謝肉祭

2006年09月16日 | 学習
シャルル・カミーユ・サン=サーンス
Poss Popole / LONDON FESTIVAL ORCHESTRA


名前は知っていましたが、これまたどんな曲なのかは判然としなかった「動物の謝肉祭」。組曲だったんだ。なるほど、動物がたくさん出てきます。聴いてみたら、すごく聴いたことのある馴染みの曲ばかりでした。

《第1曲》序奏と堂々たるライオンの行進
  うーん、たしかに「堂々たる行進」という感じです。というか、初っ端からすごく聴き覚えが…。これが「動物の謝肉祭」だったのか…。

《第2曲》めんどりとおんどり
 これは確かに鶏っぽい。でもなんだか随分と不安げなのはなんなのでしょうか。

《第3曲》ろば
 ろば? なんとなく私の思う「ろば」(可哀相。報われない。)とは違って、躍動感がありますね。

《第4曲》かめ
 あー、かめ。ゆったりとしていてすごく素敵な曲ですが、かめと思って聴くと楽しい。

《第5曲》象
 これはいかにも、象。このいかにも象的な音を出す楽器はなんだろう。

《第6曲》カンガルー
 跳ねてます。カンガルーですね。でもちょっと寂しそうな感じ。

《第7曲》水族館
 これはすごく聴いたことがあります。
 水族館と言われれば、たしかに水っぽい。水泡がきらきらな感じでしょうか。

《第8曲》耳の長い登場人物
 だれのことだろう。耳? うさぎ? あ、もう終わった。短い。

《第9曲》森の奥に住むカッコー
 これも、はげしく聞き覚えあり。あー、ほんとだ、カッコーだったんだ。確かに執拗に鳴いています。ぷぷ。「森の奥に住む」というところがポイントですかね。静かで素敵。

《第10曲》大きな鳥かご
 うん。鳥っぽい。鳥かごというのは、でもよく分からないですね。

《第11曲》ピアニスト
 解説によると、「チェルニーの教則本を練習するピアニストを皮肉たっぷりに…」ということらしい。ふーん、なるほど。

《第12曲》化石
 化石? これも聴いたことがありました。途中にもっと聴いたことのメロディーがありました。きらきら星?

《第13曲》白鳥
 あー、こ、これは! 卒業式の曲…。これも「動物の謝肉祭」だったとは。しかも「白鳥」だったとは。知らなかったなあ。
 あらためて聴くと、やはりすごく素敵な曲です。終わりの方がやばい。

《第14曲》終曲
 これで終わりです。お楽しみ頂けましたか、それではまた~。という感じで明るいです。楽しい。




ついでに「七重奏曲 変ホ長調 Op.65」も聴いてみました。7つの楽器。トランペット、ヴァイオリン2、ヴィオラ、チェロ、コントラバス、ピアノ。
やばい。「第一楽章」がやばい。好きです。なんだこれ。
私はピアノの音が一番好きだと思ってましたが、トランペットもいいですね。はあ。

盛りだくさんで楽しかったです。でも、音楽的感性がとぼしい私は、音楽を正しく理解することができません。とりあえず、好きか嫌いか。でも、もっと耳を鍛えればそのうち分かるようになるかもしれません。
そもそも「動物の謝肉祭」を聴いてみようと思ったのも、漬物屋さんの店内で流れていた「水族館」を「ハリー・ポッター?」と言う私に、「サン=サーンスだよ」と友人が教えてくれたのがきっかけです。物を知らぬということは恥ずかしい。しかし。恥は人間を成長させる。はず。

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2 コメント

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はじめまして (ヒロノミンV)
2006-09-16 19:52:28
「サン=サーンス」の文字を見て、覗いてみました。世間的な知名度はイマイチのサン=サーンスですが、抜群の作曲センスで綺麗で聞きやすい曲を書いた作曲家です。気が向いたら・・・他の曲も聞いてみて下さいねー。
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コメントありがとうございます♪ (ntmym)
2006-09-17 14:12:21
ヒロノミンVさま、はじめまして!



サン=サーンス、いいですね~。「動物の謝肉祭」は次から次へとイメージが豊かに溢れ出ていてすごく楽しかったので、気に入りました。他のもきいてみたいです♪
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