半透明記録

もやもや日記

息子が起きなかった日

2014年05月07日 | もやもや日記


しばらくぶりです。このところちょっと慌ただしく、インターネットに接続する余裕がありませんでした。連休も終わったことですし、ぼちぼち再開したいと思います。

ゴールデンウィーク後半は静岡に帰省していたのですが、5月3日の朝、いつもは6時に起きてくる息子が、いつも通り身体を起こそうとするも起き上がれずそのまま寝てしまい目を覚ますことができませんでした。そして10時にやっと起床、いつもより遅い朝食の後で意識を失い痙攣。横に寝かせてしばらく様子を見てからK家近所の小児科へ連れて行くと「無熱けいれん」であるため総合病院での精密検査の必要を告げられ、そのまま地元の総合病院へ移動、血液検査やCTスキャンなど各種検査を受けることになりました。

その日の検査結果では特に問題は見つからず、このまま経過観察ということになり一安心でしたが、奈良に戻ったら再度脳波を取ってもらうように言われています。そういうわけでこれから奈良の病院へ連絡して診察を受ける予定です。


「けいれん」と一言にいっても色々あるようで、熱が出てけいれんを起こすのはよくあるそうですが、息子は熱が出ないタイプの「無熱けいれん」だったようです。これはヤバいらしい。ただ、いまのところの検査では臓器や脳に明らかな異常は見られなかったので、可能性としては「てんかん」かもしれないとのこと。それを奈良の病院で確認してもらいに行くことになりますね。

とりあえず、5月3日を私は忘れないでしょう。ずっと体調の悪かった息子を、いつも通り寝たり食べたり遊んだりしていたから大丈夫だと思って無理をさせていたのかもしれません。このごろずっと機嫌が悪かったのも「具合が悪いんだ!」という訴えだったのだと気がつきませんでした。痙攣がおさまった後、ぐんにゃりと脱力して眠っている息子を抱き上げた時のあの感触が忘れられません。病院へ行く途中の車内でも目を開けることができずウトウトして、このまま目を覚まさないのではないかと思いました。…しかし小児科へ着いて診察の段になると「やめろやめろ!」と大暴れして、先生から「こ、これは…本当に元気だな、すごい力だ…!」と3人掛かりで押さえつけて採血。次の総合病院でも熱を計られるのを嫌がってやはり3人掛かり…私とK氏が待合室で待機するよう言われて診察室で検査が続いている間にも、2扉隔てた待合室まで息子の絶叫が響き渡っていました。さっきまで呼んでも返事もできなかった姿からは想像もできないほどに元気いっぱいでしたけど、私は終始真っ青な顔で「元気になったら、今度は本当にお母さんはたっちゃんのことを大事にするからね」と言い続けていました。そういうわけで、3日以後、私は息子のことをなるだけ大事に大事に扱っています。おかげさまで体調不良も治ったようで、毎日元気に明るく過ごせるようになりました。よかった、よかった。あとは検査の続きだな。


ゴールデンウィーク後半も楽しいことがたくさんあったのですが、それを全部吹っ飛ばすような息子の急変。体力があっていつも元気だと過信していました。私の管理能力が足りていませんでしたね。息子に浴衣を着せたりしてはしゃいでいましたが、こんなことになってしまって猛烈に反省しているところです。この子はまだ赤ちゃんなんだよな。無理させたら疲れるんだ。当たり前だよ。ふう。

色々あったゴールデンウィークでした。ともかく、今のところは全員元気に奈良での生活を再開できました。今日からまたがんばるぞ!





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