息子、あざとい手段を覚える

朝は５時か６時に起き、昼寝は４０分から６０分間のみ（しかも外出先からの帰り道で寝やがって、帰宅直前に目が覚める。最悪！）、そして夜は９時かひどい時には１０時まではしゃぎまわっている息子です。極度の「構ってちゃん」なので、一人遊びは５分が限界といったところ。というわけで、私は朝から晩までなるべく息子を疲れさせるべく努力しているにも関わらず、むしろ私の方が疲れてヘトヘトになっている有様であります。なぜ寝ないんだ、あいつは。７時間睡眠とか大人かよ！


そんなこのごろ、朝の諸々の用事を済ませて息子が和室でボール遊びに興じているのを見計らって、アニメでも観ようかと再生ボタンを押すと、即座に飛んでくる。「おふとんのへや（＝和室）、いっしょにあそぶ！」と言ってくる。「いや、お母さんはね、これから『山田くんと７人の魔女』を観なくちゃならないから、お仕事だから（大嘘）、あと腰も背中も胃も痛いし座りたいし、一緒に遊べないよ、ごめんね！」とキッパリ息子の誘いを断ると、奴は少しかがんだかと思うと「ちゅー」と私のほっぺにチューしてきました。

くそっ！！！　アニメくらい観させろや！！　くっそ、でもかわいいいぃぃぃぃ～～～！！！！　きぃぃぃぃぃ～～～～！！！

そして私はアニメの視聴をあっさり諦めて、息子がボールをあちこちにドンガンぶつけまくるのを眺めに行くのでありました（別に一緒にボール遊びはしなくていいらしい。同室でただ見てるだけで満足げ）。ここ数日は毎回この手に引っかかって、ただでさえ少なかった自由時間をますます奪われています。ああ、このようにまた一日がなにもできないまま終わっていく。。。。ああ、でも可愛いんだ。


それにしても、息子はどこでこんなに姑息な手を覚えてきたのでしょうかね。普段はミニカーや公園の動物型の遊具にだけは惜しみなくチューする息子ですが、父母にはお願いしても決してしてくれないというのに。ちなみに、ほっぺにチューは途轍もなく可愛かったけれども、なんだか少しヌルヌルしていて、あんまり気持ちのいいものではなかったです。うーん、でも、可愛いぜ…！　明日もまたやられるんだろうな。はあ。