ジョージ朝倉 (講談社)
《あらすじ》
「王子様」に憧れる蘭は、ある日、転校生の美少年・右京に一目で恋をした。ところが彼は6年前、蘭をいじめつくした悪ガキと同一人物だったのだ! 正体知っても、もう止まらない。果してこの恋、一体どうなる!?
ジョージ朝倉が描き出す、恋に悩める少年少女の、もどかしすぎるラブゲーム!
《この一文》
”なりえない王子になりたいともがいて ひどいことしてしまうオレと
ありえない王子を待ちながらも いたらないオレを好きだという君と
2人して なんて なんて バカ者なんだろう! ”
漫画です。
たまには少女漫画も読みたくなるものです。ジョージ朝倉さんは最近ちょっと流行ってるみたいですね。確かに面白い。とにかく物語の展開に凄く勢いがあるので、私は結構好きなのでした。話題の(←多分)『恋文日和』も面白かったですが、少し悲しい話もあったりしてとても悲しくなるので、私としてはこちらの『少年少女ロマンス』の方がやや好みです。明るいし、激しいし、なおかつロマンチックだし。この作品は第3部までありますが、まだ第1部しか持っていません。いちおう最後まで読んだことはありますけれども……早く手に入れねば。
私はただの恋愛ものは、映画でもドラマでも漫画でも小説でも、正直言ってほとんど見たいと思わないのですが、こういう作品は見たくなるので不思議です。なにが違うんでしょうか。あ、ちょっと変わった人物が主人公、みたいのが好きなんだなー、私は。なるほど。この作品の主人公もかなり変わってて面白かったのでした。