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ブラームス交響曲第3番

2005年11月15日 | 学習
ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団


ヨハネス・ブラームス(1833-1897)

交響曲 第3番 へ長調 作品90
悲劇的序曲 作品81



ブラームスを聴いてみました。やはりとても私好みでありました。なんという音楽なんだろう。
とりあえず、第3番を図書館から借りてきたのですが、借りている2週間はずっと聴きっぱなしでした。私は特に第4楽章が好きですね。盛り上がって。第3楽章は、聴いたことがありました。何か「木曜映画劇場」とかそういう番組のエンディングに使われていたような気がします。これはブラームスだったのかー。なるほど。悲劇的序曲も良いです。これもどこかで部分的に聴いたことがありました。曲の展開が最高ですね。どこからこんな音がこういう風に繋がって出てくるんだろうか。う~む、凄いぞ。

交響曲というのは、どういうものなのかよく分からないのですが、続けて聴いていると物語のようで面白いです。この交響曲第3番は、私の中では、何というか宇宙なイメージでした。以下、私の脳内物語:荒涼とした崖っぷちで、空は赤くて、遠くに星が見えていて、悪魔がやってきますが、そんなに悪い奴でもないような、それでもってそいつに連れられて木星や土星(このあたりの色は美しい)まで飛び回るというような。疑惑、発見、郷愁、対決。それって、ブレイクの『天国と地獄の結婚』か……? 色的には近いかも(あくまで私の脳内では)。要するにばっちり私の好みであるということには違いありません。なんだか悲しげで、それでいて力強いところに激しく打たれます。

と、己の無学ぶりを曝け出すのは憚れながらも、あえて好き放題に感想を述べてみましたが(お読みになった方、どうかお怒りになりませんよう……)、とにかく私はブラームスを好きになりましたので、第1番から聴いてみようと思います。日曜の「くらこれ」(関西の面白クラシック・ラジオ番組)によると、今度関西でブラームス(しかも第3番と第4番。第1、2番は先週だかにもうやったそうです)をやるらしいのですが、……急過ぎて行けない! 無念です; 生で聴いたらきっと凄いんだろうなー。いつか聴いてみたいものです。