池上彰 渡邉美樹に「何がやりたいの?」と聞くつもりだった
デーブ・スペクターが先日のテレ東参院選特番を100点満点と言ってるようだが、僕に言わせれば70点。衆院選に比べると不満の残る内容だった。池上さんが悪いんじゃなくて、テレ東の責任なんだけど。
今回は、絡んだ相手があまりに少なかった。猪木、ワタミ、佐々木さやか、小泉進次郎、安倍晋三くらい。丸川珠代や石原慎太郎には逃げられた。
山本太郎のインタビューを取れなかったのが、特に失態だった。他局と繋がってしまったと言われてレポーターが引き下がり、イヤホンをいじる山本太郎の姿だけが流れた。そのあと他のチャンネルを回してみたが、どこも山本太郎のインタビューはやってなかった。僕が見た範囲では。
他のレポーターもだいたいが迫力不足で、競り負けてる感じがした。話の途中で切られた感じになったり。生なので、そのへんの切り込みの甘さ、粘りのなさがよくわかるんだよね。所詮テレ東、大きめのローカル局という感じがした。
衆院選では、政治記者が選ぶワースト1位の政治家は誰かのコーナーで、ゲストをうまく誘導して「元首相の」「鳩山…」と言わせておいて、池上さんは「あ、名前を言っちゃダメです」と遮りつつ、してやったりの顔だった。ああいうのを今回も見たかったのだが。
次の選挙までにテレ東は取材力を強化してもらいたい。池上さんが出るとなったら、すねに傷を持つ政治家連中は、また一層警戒するだろうから。
しかし、次の選挙っていつだ? 結構先だな。
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