曖昧批評

調べないで書く適当な感想など

ホンダ・ヴェゼルを試乗した

2014-03-31 21:41:31 | クルマ
昨日、ホンダカーズ某店でヴェゼルを試乗した。ハイブリッドZの2WDモデルで色は白。横腹にでっかく「VEZEL」のロゴステッカーが貼ってある。誰が見ても試乗車である。これで街中を走るのは若干恥ずかしい。


センターコンソールが後ろに延びて運転席と助手席の仕切りになるタイプ。これのせいで、あんまり室内が幅広いと感じない。

意外に座面が低いが、スカットルも低いので、視界は悪くない。Aピラーも細くて死角が少ない。サイドミラーが大きい。


発進。1速のモーターのみ走行。ウィーンという音が聞こえる。滑らかだけど、普通のクリープ現象と違って電気(燃料)使ってるんだよなあと感じる。

加速。もっさりではないが、やや重苦しい。少なくともフィット3の軽快さはない。重量よりもボディの大きさが原因のような気がする。幅広くてどっしりしてるんで。

メーター右の画面をアクセル開度表示にしてもらった。何度もガツンと踏んでみたが、リアクティブフォースペダルが作動してくれない。作動の表示はなかったが、加速が必ず遅れた。ecoモードではツーテンポ、ノーマルモードでもワンテンポ遅れる。

スポーツモードを試すのを忘れた。痛恨のミス。スポーツモードだとリアクティブフォースペダル解除なのだが。

17インチホイールのせいだと思うが、乗り心地は硬い。不快な突き上げはなく、サスペンションとボディの剛性が高い車特有の「路面の凹凸はわかるけど他人事っぽい感じ」があった。でもSUVならもう少しフワフワでもいいような気がする。まあ、ホンダっぽいといえばホンダっぽい味付け。

ステアリングがちょっと重い。抵抗感が常に一定で、精密に動いてるなあ、建て付けがしっかりしてるなー、とは思うが、女性にはウケないかもしれん。

ステアリングは、ここまでか、と感じる角度から、さらに回せる妙なゾーンがあって「あれ?」って感じ。小回りが効く。たぶん。

新しいからかもしれないが、ブレーキが固かった。結構カックンブレーキだった。

40km/hくらいでエンブレを試そうとパドルでシフトダウン側を引くと、必ず「6」だった。高いギアで走ろうと走ろうとする傾向があるらしい。そこから4または3速まで落としてもエンブレはほとんど効かなかった。

そもそも、シフトアップのショックもほとんどなかった。そこは気をつけてたんだけど。

フィットは死ぬほどたくさん走るだろうから、差別化という意味でヴェゼルはありだなと思っていたけど、ちょっと違ったかも。外から見ても中に乗ってもかなり大きくて、よくも悪くもフィットより格上な感じ。日産ジュークにぶつかるモデルのはずが、出してみたらエクストレイル、カタチ的には故・デュアリスに相当する車だなと思った。値段も結構するし。

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「軍師官兵衛」第13回「小寺はまだか」の感想

2014-03-31 00:09:00 | 大河ドラマ
別所長治と鶴太郎が秀吉に挨拶に来ない。このドラマはずっとこればっかりやってる気がする。播磨平定にどれだけ時間かかってるんだ。そろそろ飽きてきたぞ。

村重と高山右近と中川清秀が石山本願寺戦で悩んでいる。三人しかいないので、とても小さな戦に見える。本願寺勢も、草むらの小道で小競り合いしてるだけ。CGでいいから、摂津・河内の平野を埋め尽くす包囲陣を見せろ。

で、村重が信長に責められて焦り出した。裏切りは近い。が、予告によると来週ではないらしい。

義兄弟の誓紙を貰って喜ぶ官兵衛。無邪気すぎる。清廉潔白だけど腹黒いのが官兵衛だろう。だめだこりゃ。

と思ったのは僕だけではなく、半兵衛に叱られた。黒くなれ、と。翌朝、誓紙を焼いた官兵衛の目にクマができていた。少しは覚醒したか?

今まで健康のことは描かれてなかった半兵衛が、ついに吐血。もうちょっと病弱だという伏線を張っておいた方がよかったかも。

姫路城も御着城も、牛久ワープステーションの同じセットの別アングルかなー、みたいな感じ。当時は砦に毛が生えたような城が多いことは分かってるが、もうちょっと頑張ってほしい。

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iPod touch 5thでHipstamatic ~ Tasty Popフラッシュの巻

2014-03-29 20:09:32 | カメラ
最近Instagramでalice gaoさんという女性のプロカメラマンの作風が気になっている。結構きれいな人である。プロだからか美人だからか知らないが、フォロワーがたくさんいて、写真をアップすると1万以上の「いいね!」がつく。



公式サイト

彼女の写真は高コントラストでシャープ。若干青みがかったような白、あるいは純白とマットなブラックの対比。

Hipstamaticでalice gaoさんのような写真を撮るにはどうしたらいいのか、いろいろと試行錯誤して辿り着いたのがTasty Popフラッシュの使用だった。

Tasty Popフラッシュは、食べ物を撮る為のフラッシュだ。Foodie SnapPakとしてLoftusレンズ、DCフィルムと一緒にリリースされた。真ん中以外ボカすLoftusレンズと組み合わせると、確かにおいしそうな料理の写真が撮れる。

一応公式のコメントをGoogleで訳すと

Cool tonal boost

涼しい色調のブースト

Light up your evening feast with delicious rays of silver light. Makes every meal memorable.

銀光のおいしい線をあなたの夜のごちそうを点灯します。毎日の食事は、思い出に残るようにします。


次にフィールドガイドの翻訳。どうでもいいけど英語の原文に誤字が多くて苦労した。

Tasty Pop is a member of the contrast-boosting family of flashes that also includes Pop Rox and Standard.

Originally marketed as providing a 'metallic' sheen, the flash provides a subltle, cooler color shift equivilent to flourecent tube lighting. It can best be detected when shooting near-white or metallic subjects.

The flash's effects can be best evaluated by shooting two exposures in succession, one with flash and one without, for comparison.

おいしいポップもポップロックスや標準が含まれて点滅しコントラスト昇圧ファミリーのメンバーである。

もともと「金属」の光沢を提供するものとして販売され、フラッシュ管点灯する蛍光性のために微妙な、クーラー、カラーシフトに相当しています。近白色または金属被写体を撮影するときには、最良を検出することができる。

フラッシュの効果が最もよい比較のために、連続してフラッシュを1とすることなく1を2エクスポージャーを撮影することにより評価することができる。


適当に意を汲み取ると、蛍光灯っぽい感じ? まあとにかく僕の経験では、公式の文句にあるように、このフラッシュを使うと色合いが青っぽく冷たくなるようなのだ。青いフラッシュならCadet Blue Gelというのがあるが、あんなに青くなっては困る。alice gaoさんのように、ぎりぎりわずかに温かみを残しつつ、COOLでHIGH CONTRASTな写真を撮りたいのである。

あ、大前提を書くの忘れてた。Hipstamaticのフラッシュは光量を増やすストロボではなく、レンズとフィルムのエフェクトに、さらに加えるエフェクトである。本当に光ったりはしない。シャッターを切った瞬間に画面が光るけど。


Lowyレンズでフラッシュなし。エフェクトのないBlanko Freedomフィルム。つまり一番肉眼に近い。


Lowyレンズ&Blanko FreedomフィルムでTasty Popフラッシュ使用。ちょっとそれっぽい感じになったような。


Lowyレンズ&BlankoフィルムでTasty Popフラッシュ使用。これが一番いい感じかな。被写体もそういう感じだし。


Lowyレンズ&Blanko BL4フィルム&Tasty Popフラッシュ。BL4フィルムだとマットな質感を通り過ぎて陰気だ。


これもLowyレンズ&Blanko BL4フィルム&Tasty Popフラッシュ。COOLというより寒々しい。やはりフィルムは普通のがいいらしい。

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もし自分が三代目BMW MINIを買うとしたら、という妄想

2014-03-27 22:27:11 | クルマ
一般的に小さな車は安価なので、よく言えば経済的、悪く言えば貧乏くさいイメージがある。クルマ社会は見栄社会。威圧感のあるクルマは威張っているし、ない車はおとなしく走っている。大きなクルマは威圧感があり、まあ大体において小さい車より高価だ。だから、一部の人はアルファードやヴェルファイア、エルグランドなどのデカさで威圧する車を好み、一部の人はメルセデスSクラスやBMW7シリーズの、わかりやすい高級さを求める。

そんなわけで、ほとんどのコンパクトカーには威圧感がなく、ナメられるのだが、唯一コンパクトカーでも路上で一目置かれるのがBMW MINIだ。

BMW MINIはいうまでもなくオリジナルのローバーミニをリスペクトしたクルマだ。冷静に考えるとぜんぜん似ていないのだが、オリジナルのデザインのエッセンスをなくさずに新しい可愛らしさをうまくデザインしていると思う。初代はそうでもなかったが、2代目は僕も好きで、クーパーSクーペは試乗もした。

そのBMW MINIが7年ぶりにフルモデルチェンジした。まだハッチバック(普通の)だけで、クーペやクラブマンは2代目のままだが、もし僕が買うとしたらハッチバックなので、例によって自分ならどうするかを考えてみた。

まあ、幅が3ナンバーサイズになってしまったとか、目がキモいとかいろいろ文句はあるが、これからはこの3代目に切り替わるんだから仕方がない。

グレードはクーパーとクーパーSの2つ。日本でも販売が始まったのに公式サイトには情報が少なく、きっちりしたことはわからないのだが、ざっくりいって、クーパーは新開発の1.5リッター3気筒ターボエンジンでタイヤ幅175、クーパーSは2リッター4気筒ターボエンジンを載せ、タイヤ幅は195で専用のフロントエアロパーツがつく。

で、僕ならズバリ、クーパーだ。

3気筒ってのが気に食わないが、136馬力は1070kgの車重に対して十分以上。クーパーSは192馬力もあるが、車重も1240kgある。馬力があってもそれだけ重いと相殺されて、速さはあまり変わらない気がする。重量増加分はエンジンが主だから、フロントヘビーで軽快さがないかもしれない。

面倒くさいのでトランスミッションはATにする。奥さんがAT限定免許だし。

色は日本のサイトではよくわからないので、本家UKで調べてムーンウォークグレイにしてみた。屋根は黒。ボンネットがさびしいので、ストライプも入れた。

しかし、これで280万円(JP)は高いね。UKのコンフィギュレータでも16150ポンドになった。今のレートで約274万円である。僕みたいな庶民は、まだ出ていない「ONE」のほうがいいんだろうね。



UKの公式サイトのコンフィギュレータで作ってみた。日本の公式サイトでは、まだ作れない。

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開幕直前 セリーグ順位予想 2014

2014-03-26 23:12:22 | スポーツ
開幕直前なのでセリーグの順位予想をしてみた。パリーグはわかんないのでセリーグだけ。というか、昨年最下位のスワローズファンとしては、他所のリーグを気にしてる場合じゃない。

では、予想順位。

1 ジャイアンツ
2 タイガース
3 カープ
4 スワローズ
5 ベイスターズ
6 ドラゴンズ

次に根拠。


■1位 ジャイアンツ

これは説明しなくていいよね。守備力以外は全部門で一番だと思う。特にリリーフ陣。いわゆるスコット鉄太朗の3人が強力すぎる。伝統的にだめな機動力も片岡の加入で強化され、死角がなくなってしまった。

不安材料を無理に探すと、意外に先発の予備が少ないことくらいか。内海、菅野、杉内、大竹、宮國、澤村ときて、次が頭に浮かばない。

まあ、他のチームはローテーションの6人も揃わないところが多いんだから、贅沢な悩みというか、あまり不安にならない材料なんだけどね。


■2位 タイガース

僕は今年は1強4弱1論外だと思っていて、4弱は神広ヤ横がドングリの背比べ状態。そこから先発の差でアタマ差抜け出すのがタイガースだろう。能見、メッセンジャー、藤浪、岩田と、二桁勝てるのが4人、一年通してやれそうだ。

打つ方はマートン頼みで迫力ないが、新井兄弟や福留など、昔の名前的な連中が時々長いのを打てば、去年くらいは勝てそう。あと、コンスタントに出塁してくれる西岡の存在が大きい。

が、呉がダメだった場合、リリーフ陣が一気に回らなくなる。このチームはまだ藤川の幻影を追っているというか、次のストッパーを仕立てるのに苦労しそう。


■3位 カープ

ここも計算できる先発がある程度揃っている。マエケン、ノムケン、バリントンに加えて、ルーキーの大瀬良も使えそう。

打線は迫力不足。シーズン20本打ったことのある選手がいない。キラがどれだけ打てるかだが、去年も長打のない打線でなんとか点を取ってきたんだから、なんとかなるんだろう。

相変わらず中継ぎ陣がショボいのが気になるが、全体的に主力が若いのが強みだ。去年の3位でファンも燃えている。


■4位 スワローズ

「怪我がないのが最大の補強」とよく言われるが、今年は館山が開幕に間に合わないくらいで怪我人が少ない。オープン戦はダントツ最下位だったが、公式戦では昨年のような悲惨なこと(規定打席到達がバレンティンだけ)にはならないだろう。怪我がなければ優勝も争える戦力だと思う。打つほうは。特に今年は雄平がいるのが大きい。これで川端が一年間やってくれれば3位は十分ありえる。

本当は心の中ではスワローズが3位なのだが、3位と予想すると3位になれない気がして広島を上に持ってきた、というのが実はある。

心配なのはストッパーだ。バーネットが使えるのかわからないのに、他に候補がいない。石山は制球に不安がありすぎる。中継ぎは押本さえ復活してくれれば大丈夫。


■5位 ベイスターズ

よく見ると結構強力打線。ニューヒーロー梶谷と、去年何もしてない筒香の二人がフル出場すれば、ブランコ、中村ノリ、多村、バルディリスと合わせてジャイアンツに匹敵する破壊力……かもしれない。守備位置の兼ね合いで全員を使い切るのは難しそうだが。

団子状態の4弱のうち、ここをビリと予想したのは投手力の貧弱さから。まともな先発が三浦大輔しかいない。その三浦も昨年は9勝(13敗)だし、二桁勝利を挙げた投手がいないのだ。開幕投手は三嶋らしいので調べてみたら、去年は6勝9敗。規定投球回数に達してて、打線もまあまあいいのにどうして勝ち星が増えないのか。

それは中継ぎ抑えが壊滅してるからだ。このチームは権藤が去ってから投手陣の整備が極端に下手になってしまった。現代プロ野球でチーム成績を安定させるのは1に先発、2に中継ぎだと僕は思っている。


■6位 ドラゴンズ

古田が兼任監督をやったとき、スワローズには米野という若い有望な捕手がいて、古田自身は主力選手ではなかった。が、今年のドラゴンズは監督の谷繁がまだ主力。ほとんどベンチで指揮できた古田と違い、谷繁はグラウンドにいながら采配を考えなきゃいけない。これはかなりのハンデだと思う。それでなくても谷繁はあんまり賢くないのに、投手のリードとチームの指揮と両方同時にできるんだろうか?

打線がだめだ。老巧化しきってるのに若手に切り替わっていない。ナゴヤドームになってから守備偏重のチーム作りになって、強打者が育っていない。大島などの守備と巧打の野手ばかり。いまだにチームで一番飛ばすのが和田。和田は元西武だ。

その和田もさすがに衰えた。今年は下手すると平田が主砲だ。それでいながら、落合流でほとんど補強してないんだから、ここが論外の1である。

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