曖昧批評

調べないで書く適当な感想など

思い出せない名前

2019-02-28 22:22:42 | 社会


二度めの米朝首脳会談が合意に至らず終了した。あのご両親もさぞかし肩を落としているだろう。



何て人のご両親だっけ?



全く他意はないのだが、僕はまだ帰ってきていない北朝鮮拉致被害者の代表的存在である彼女の名前を、ほとんどの場合一発では思い出せない。



何故か曽我ひとみさんが頭に浮かび、ジェンキンスさんの法被姿が頭に浮かび、その前にいる彼女の名前を隠してしまう。彼女のスナップ写真の顔ははっきり思い出せるのだが。



その人は、言うまでもなく横田めぐみさんである。



そういう、いつもどうしても思い出せない名前が僕にはあと三つある。



女優だ。「鳥の詩」を歌っていた。金八先生で十五才の母をやった。日産の経営者の一族の誰かと結婚していたような気がする。顔も声も口調もはっきりと思い出せる。でも何故か「木村?」と頭に浮かび、いや違うそうじゃないと否定する。名前は~子だっただろうか? 何で俺はそう思う? 大抵の場合、ネットで調べないとその人の名は出て来ない。



言うまでもなくその人は杉田かおるだ。思い出そうとして挙げるどの名前ともかすらない。杉田かおるだと知ると、ああそうだったとスッキリすると同時に、そんな名前だっけ?という意外さも感じる。何故かはわからない。



阪神タイガースは金本政権時から意外に(失礼)先発投手が揃っている。メッセ、秋山、岩貞、体調次第で岩田。岩崎ってのもいるな。岩が多いな。岩浪もそうだし。



あれ?岩浪だっけ?もっと主人公感がある名字だったような。岩浪でも結構かっこいいけど。



いや違う。なんかスッキリしない。岩浪・岩貞・岩田という並びに違和感がある。下の名前が晋太郎だということは分かっている。ずば抜けた長身で、球は速いがノーコンで頭部死球が多く、大谷世代だ。たくさんいる岩なんとかではなく、もっとエース感強めな姓のはずだ。



その投手は言うまでもなく藤浪晋太郎である。やはり主人公っぽい名前だ。



最後は人名ではない。馬だ。牝馬ながら天皇賞を勝ち、母はオークス馬ダイナカールで、主戦騎手は武豊。JRAのThe Legendの天皇賞秋CMにもなった。



武豊で母子だと、ついベガとアドマイヤベガが脳裏をよぎり、その後ろにいる牝馬天皇賞馬を隠してしまう。アドマイヤベガが牡だからややこしいのだ。と、意識が別の方に向いてしまい、アドマイヤの牝馬じゃないかと脳内を検索するが、出てこない。



そりゃそうだ。彼女はアドマイヤではなく、エアだ。でもエアの牝馬も出てこない。



言うまでもなくその馬はエアグルーヴなのだが、思い出せても、いや今考えても女の子の名前じゃないよなあ、とスッキリはしない。



この三人と一匹にはいつも悩まされるので、ブログに書くことで、記憶が定着するんじゃないかと期待してる。分からなくなったら自分でブログ見りゃいいし。



みなさんも、こういう何故かいつも思い出せない名前はありませんか。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「黒い砂漠」を始めてみた

2019-02-15 08:15:52 | デジタル関係
FFXIを引退して以来、またMMORPGやりたいなあと思い続けて幾年月。いくつかのゲームに手を出したり引退したりしてきた僕だが、今回始めたのは韓国産の「黒い砂漠」だ。

「黒い砂漠」は、226日からモバイル版が日本でもサービス開始となっているが、現在僕はSAOインテグラルファクターをプレイ中である。実の娘も含めて30名が所属しているギルドのリーダーであり、やめるわけにはいかない。やめる気もない。

しかし、「黒い砂漠」も同時にスマホでやるとなると、バッテリーが持たない。グラフィック周りに物凄く負荷が掛かりそうなゲームだし。

韓国製というのも激しく引っかかる。自由になんでもできるとか、PCMMORPGみたいだとか絶賛されているが、結局はあのリネージュ2レボリューションの3D版じゃないのか?

というように葛藤していたら、PC版の黒い砂漠は無料で遊べることを知った。うちのPCは知人から安く買った中古だが、重い動画処理用にカスタムされたもので、黒い砂漠のグラフィックも普通に動くはずだ。

FFXIVはハマったら人生終了するかもだが、黒い砂漠は無料だから気軽。いつでもやめられるし休止も自由。これはやってみるしかない。

というわけで、一週間ほど前から始めてみたのだった。レベルで言えば現在21だ。

グラフィックは綺麗だが

同じような中世ヨーロッパ風の風景ばかり。エリア切り替えがなく、シームレスだからか。FFXIでいえば、どこまで行ってもラテーヌ高原って感じ。僕が行けてる範囲がまだ狭いからかもしれんが。

とりあえず行動は自由

チュートリアル的なクエスト、ストーリーのメインクエスト?もあるが、無視して自由に動き回ってもよい(はず)。僕は勝手に旅してる。

1ブロック先の誰かと会話してクリア。最初の人のところに戻って会話してクリア。みたいな行ったり来たりの細かい連続クエストが多い。その都度移動ラインが表示され、オートで移動。リネレボみたい。でもラインは消せるし移動は手動にできる。

ジョブ紹介の動画やブログが多いけど

遠隔攻撃系がいいけど、リネレボのようにジョブ毎に男女が決まってるので、エルフ?でもネカマはやなんだよなあ。と思ってたら、男性の弓使いがあったので、それにした。PvPの究極レベルになったらジョブ格差があるんだろうけど、そこまでやる気はないので、深く調べずに決定。

容姿を細かく弄れるが

基本的にKPOPアイドル顔なのでね...。弄ってるうちに、どうなれば自分的に美男子なのか分からなくなってきて、適当に済ませてしまった。

町や村はたくさんあるが

世界の首都?カルフェオンは大都市で、細かい路地までチェックしていったら全部見て回るのに三時間くらいかかりそう。でも面積的にはFFXIのアルザビくらいかな。たぶん全ての建物に中の部屋と住人と調度品が用意されていて、ほとんど中に入れる。住人一人一人に志向?とやらが設定されてて、プレイヤーに対する好感度もある。

ナントカ町とかホニャララ村とか設定されてない所にも疎らに民家があり、庭に入ると人が居る。そのへんはリアル。

コントローラーは不要

操作はWASD式。左手でキーボードを使って走り、右手のマウスで上下左右に視点を動かす。Wキーを押して走りながら、マウスを左右に動かして方向を変える感じ。慣れればそれなりに自由自在。スキルを出すのにキーボードの複数キー組み合わせとか使うので、下手にコントローラー使うと設定大変かも。

ログイン報酬地獄

ゲーム内課金方式だからか、毎日ログインして欲しくてたまらないらしい。まだカバンの容量が少ないのに毎日2個ずつ何かくれる。その報酬でカバンの空きがなくなり、報酬が開けると何か出てくるタイプで、空きがないので開けない(と表示される)、みたいなことが頻発している。親切にしてくれた人に出すためのお礼用の便箋は、いつ出す機会が来るか分からないし、スタックできないので捨てた。装備を強化するアイテムは、値段を見ると相当レアなものだが、今持ってる木製弓に適用してもいいのか判断がつかず、売れない。そういう、いつ使うか不明なログイン報酬がカバンを圧迫している。この初心者に毎日エリクサーを渡すような配慮のなさが韓国製って感じ。

◾️モバイル版は微妙?

戦闘以外にやることがたくさんあるゲームだ。釣りとか狩猟とか農業とか貿易とか。そういうのはいつでもどこでもプレイできるスマホでやりたいところだが、クォータービュー固定っぽいのと、操作の簡略化で自動戦闘なのが激しく引っかかる。それだと本当に自由度が上がったリネレボじゃん。

PC版とはストーリーが違うらしいが、グラフィックも戦闘もマップもモバイル版の方が仕様が上ということはないと思う。それでいて課金圧力はモバイルの方が強そう。それならPC版をのんびりやった方がいいかな。無視できないほどモバイル版が大ヒットし、ポケGO並に猫も杓子も黒い砂漠モバイルとなったら、その時はやればいい。



ちと見にくいが、ゴブリンのたまり場を襲撃中。戦闘は結構リアル志向で、側面から隠れながら突入して連射、とか「ゴブリンスレイヤー」の気分に浸れる。



大都市カルフェオンの賑やかな路地。



カルフェオンの反政府デモ?の現場。



街の外のエリアにも民家が散在している。民家の敷地内は安全地帯。



一週間経験値が多くもらえるアイテムとかクーポンとかで埋まってしまい、空きが3つしかないカバン。この金塊は銀と交換でき、銀は金に交換できる? どっちで持ってるのがいいんだ?


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アプリだけじゃなくgooブログ自体がリニューアルしたけど

2019-02-10 22:08:02 | デジタル関係


先日のモンマルトルパックの記事で、Android用のgooブログアプリがリニューアルしたと書いた。見に来てくださる人たちには関係ない話だと思っていましたが、すげー関係ありましたね。

パソコンで見るとほとんど同じですが、スマホで見るとブログの表示が全然変わってしまった。文字間が広がり、右端が揃わなくなってガタガタ。gooブログはブロガー同士のフォロー機能というのがあるんですが、勝手にフォローする不具合が発生している様子。リニューアル後、フォローが増えて喜んでいたのですが…。おかげでgooのスタッフブログは大炎上中でございます。


スマホだと見にくいので(見にくいですよね?)、何とか設定で解決できないかと色々いじってみようとしましたが、外見的なものをいじるところがありませんでした。HTMLタグで何とかならんかとも考えてみましたが、700以上?もある過去記事全部にそのタグを入れるのは無理なので、調べる前に断念。

うーむ。goo側の改良待ちだなあ。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

iPhone 6sでHipstamatic 〜MONMARTRE HIPSTAPAKの巻〜

2019-02-08 18:29:59 | カメラ

読者のかたには関係ない話だが、このgooブログのアプリが新しくなり、ようやくアンドロイド版にも文字修飾機能が付いた。当ブログ開設以来6年目にしてようやくである。今までXPERIAで書くとき、太字や文字色は手でタグを入れていたのだ。

さて、2月の配信はMONTMARTRE HIPSTAPAKだった。モンマルトルはパリ北部の有名な丘と、その周辺地区のことだ。

Hugoレンズは、公式にはシンプルなパステルカラーとあるが、僕に言わせれば退色・やや青かぶり・シャドー部は沈む、だ。青系レンズは今までもいくつか出ているが、これが一番薄くてレトロ感ある。名前は「レ・ミゼラブル」の文豪ヴィクトル・ユーゴーからか。

La Seineフィルムは四隅が丸い・シワのテクスチャ・青強調、かな。対になるレンズが青いのに、さらに青くなる。個人的にはシワはいらなかった。名前はセーヌ川からだろう。箱の「777」は、セーヌ川の長さが777kmという意味だ。

今回のパックはフィルムにも色の変化があるので、他のギアと組み合わせて色々な調整に使えそうだ。とりあえず、最近の青系ではKaterinaレンズと並んで、かなり気に入った。

作例はすべてモンマルトルパックの組み合わせ。














  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

刑事コロンボ「逆転の構図」を再検証

2019-02-02 12:40:09 | テレビ・映画
今週、当ブログのアクセスランキングでは「刑事コロンボ「逆転の構図」を検証する」がずっとトップだった。1/19のNHK BSで放送したからだろう。僕もそれを録画していた。前回の記事では、重要な証拠品が入ったカメラを、あんなところに放置しておくだろうかという疑問は、10年くらいたったらまた見返してチェックしようということにして終わっている。

あれからまだ5年しか経っていないが、やたらあの記事が読まれるので、一応再検証してみるかということで、今回録画したものを注意深く見たのであった。

そして判明した驚愕の事実。僕はとんでもない勘違いをしていた。


縛りあげた妻を撮影するガレスコ。夫婦仲が悪いので、そういうプレイではない。


ミスのないように裏焼きして問題の時計をビシッと指差すコロンボ。


裏焼きを指摘されて固まるコロンボ。

インスタントカメラの写真は、日光写真的な仕組みで生成されていると僕は思いこんでいた。レンズを通過した光は、専用の印画紙にダイレクトに焼き付けられていると思っていた。なので、前回の記事ではこう考えていた。


ダシュラーのカメラにはプリントされた写真(オリジナル)だけが入っている。

そのオリジナル写真を別のカメラで撮影し、そのフィルム(ネガ)を特大に引き伸ばしてプリントした。が、その際に裏焼きしてしまった。

複写したネガをうっかり溶かしてしまった。

時計の左右をチェックするにはプリントされた写真(オリジナル)を見るしかない。

※プリントは裏で焼こうが表で焼こうが好きなようにできるが、撮影したフィルム(ネガ)は表と裏がはっきりしている。表と裏で質感が違うし、撮像枠外のコマ数表示や銘柄表示で分かってしまう。複写したネガでオリジナルの左右が確認できる。


しかし!!!

今回セリフを注意深く聞くと、いや普通に聞いてもわかるはずなのだが、ガレスコはオリジナルの写真を見てみろ、ではなく、オリジナルのネガを見てみろ、と言っている。複写したネガではなく、オリジナルのネガだ。

ネガ?!

インスタント写真でネガ?

ネガということはフィルムということであり、小さなフィルムの像をあのサイズの写真にプリントするには、どういう構造かわからんが、引き延ばしレンズからフィルムまで、ある程度の距離が必要なはず。あの薄いボディにそんな光学メカが入っているのか?!

僕はボディが薄いから日光写真的な仕組みなんだろうと思っていたのだが。これはまた脚本のミスか?! オリジナルの写真を見ろと言わせるべきなのでは?

それにしてもあのカメラの仕組みがわからんと話にならないので、急いでインスタントカメラをWikipediaで調べたら、なんとインスタントカメラ用のフィルム?にもネガがあるというではないか。

さらに調べると、あのカメラはポラロイド120という機種らしい。ヤフオクに出てたりするので、カメラの写真はいろんな角度で見ることができたのだが、フィルム?がどうなっているのかわからない。ネガと印画紙が密着したシートになっているのだとは思うが。

というわけで、インスタントカメラでもプリントされた写真とは別にネガが存在することは分かった。その点では脚本に問題はない。作中のコロンボですら、借りものだがニコンFを使用しており、70年代初期にはすでに普通のフィルムのカメラが普及していた。この時代の視聴者にも、インスタントカメラにプリントが終わった後のネガが入ったままという状況は若干わかりにくいような気がするが、間違いではない。

で、5年前のあの疑問。証拠のネガが入ったカメラをあの棚に置いておくのは変という問題を考えてみたのだが。

ネガを入れたままというのは確かに変な気はするが、あの部屋は証拠品の保管庫だと考えればいいのではないだろうか。棚には数台のカメラの他に、いくつかのアタッシュケースや大量の封筒が並んでいるが、どれも管理用と思われるタグ?が付いている。犯罪の証拠品には、もっと奇想天外なものもありそうだが、小道具係が証拠品保管庫を作ろうとしたら、ああいう品物にタグを付けて棚に並べそうな気はする。

最近前回の記事が読まれているのは、内容が間違っているからなんでしょうな。ああ恥ずかしい。5年も放置してたなんて。コメント欄を解禁してたら、誰か教えてくれてたんですかね。


ここは証拠品の保管庫ではないかと。


このカメラの中のネガを見てみろと蓋を開けたガレスコ。


蓋が開いたカメラを拡大。確かにネガっぽいのが入ってた。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする