曖昧批評

調べないで書く適当な感想など

「Final Fantasy XIV 光のお父さん」第2話「光のお父さんが姿を消した。」の感想

2017-04-26 12:50:00 | テレビ・映画


「光のお父さん計画」それは、僕が愛してやまないファイナルファンタジーXIVの世界に父を誘い、正体を隠しながら壮大な冒険を共にする親孝行計画である。

・・・・・

アバンタイトルの子役パート。子供光生が公園の壁とボール投げをしている。が、下手だ。お父さんとキャッチボールしてないからか。父と遊ぶのは年の離れた友達と遊ぶようなもの、という光生の感覚が新鮮だった。僕の父はすごく厳しかったので、友達とは思えなかった。

現代光生は課長から辞めそうな新人の辞めたい動機を調べるように言われる。先日ヤフーで見た入社二日目で会社から消えた新入社員のニュースを思い出した。脚本を書いたのは昨年の夏くらいだと思うが、タイムリーな話だ。

袴田吉彦演じる袴田先輩に相談。

「そういった意味じゃ、あの子でズドンだな」

このセリフ、予告PR映像でも使われていて、光生の恋愛に関係した会話なのかと思っていたが、全然違った。ていうか、辞めそうなのはあの子でズドンて・・・ズドンって・・・。



陽子は、ロッテから巨人に移籍して肩に小錦が乗ったヒルマン並みにやる気がないらしい。本当にそうだとしたら、ものすごいやる気のなさだ。

光生はその正田陽子に接近するが、稲葉さんは真面目ですね、稲葉さんには言いたくないと撃退されてしまう。辞めたい理由を、ありきたりな人間関係や給料だと推測したのがいけなかったらしい。今考えると。

エオルゼアではインディさん成長中。弓でキノコモンスター(FFXIのファンガーが二足歩行したみたいだと僕は思った)を撃破。接近戦なのに弓だった。FFXIVは距離で与ダメ変化しないのかな。

ブログではお父さんとの接触に気を使いすぎて苦戦していたけど、テレビではあっさり声掛け。だがインディさんは「ああ・・・あああああああああ!」と叫びながら全速力で離脱。

するとリアルで光生の部屋のドアがノックされ、お父さんが顔を出した。なぜかモニターが消えず、なぜかティッシュを持ったままモニターを隠す光生。男として何事かを勘違いした父。先週のじゃなくこっちでしたな。

どうやらキーボードが壊れていて「あ」が止まらなくなったらしい。新しいのを買ってくるまでの意志伝達手段としてエモを教えた。NPCを相手に大爆笑するインディ。お父さんは無表情だが、腹を抱えて爆笑し続けるインディ。爆笑エモが気に入ったのか?


お父さんは無表情でインディを大笑いさせ続けた。

ところがCM明け。インディが消えたという。インディの中の人はブツブツ言いながらクイズ番組を見ていた。紫式部と清少納言を間違えたりしていた。あのゲームはどうしたのかと訊きづらそうに訊く光生。

「ああ、あれな・・・ファイナルファンタズィーな・・・。やめたんや」

目を剥く光生。千葉雄大結構顔芸達者だね。

うろうろしてたら雪国にいた。雪国だから皆コートを着ているが、インディは初期服なので半袖。

「お父さん、恥ずかしかったんじゃない? 自分だけ半袖で」

ブログではカレーを作ったり風呂に入れと言うだけだったお母さん。こういう台詞を言わされるポジションになったのね。

吉田ァァァーーーッ!」と叫びながら一人で暴れるマイディーさん。吉田とはFFXIVのプロデューサーであること、初期服が半袖のせいで引退者が出ているので長袖にしろという意見も言わせないと、ブログ未見の視聴者には解らないのでは。


オブジェ(木人?)に八つ当たりするマイディーさん。

で、第2話のテーマは、「初心者は経験者には思いもつかない理由でやめたくなる」であった。インディさんは変身ポーズしながらシャキシャキ着替えが出来るようになり、会社の女子の制服はピンク色になった。

社員食堂で光生が「やめたくなる理由って色々あるよね」「長くやってる人には分からないような」的なことをモゴモゴ言っただけで陽子は理解し、「稲葉さんには言ってもいいかな」と、これまた予告で使われた意味深な台詞のあと「制服がダサいからやめたくなった」ことを言った・・・らしい。

それですぐ制服を変えるなんて、いい会社だな。



袴田の名古屋土産はきしめんパイだった。陽子にだけはシャチホコキーホルダーも追加。そんなもの喜ぶかなあ。

インディさん、またしてもトレントサップリングと交戦中。まだレベル的に危ないらしい。前回と同じパターンで、マイディーさんの「チェストー!」の一撃で葬った。

「大丈夫でしたか」

前回も見たなこれ。しかし今回のインディさんは、マイディーさんに向かって跪いた。そのまま夜が明け、日差し溢れる森の中で見つめ合う父娘。じゃなくて父子。このドラマのキービジュアルになっているシーンである。

その構図は、子供時代にお父さんが靴の紐を結んでくれているシーンと重なる。出来なかったお父さんとのキャッチボール。今それがエオルゼアで出来たということなのだろう。

それとも、コケたあとお父さんが来て、靴の紐を縛ってくれたのだろうか。そしてキャッチボールしたのかもしれない。光生は今回も「また遊ぼう。父さん」と呟く。



ブログではマイディーさんが勝手に承認してたが、ドラマでは正面突破でフレンド登録完了。オレンジネームは友達なのだと説明。

最後にお父さん、お腹が痛そうなしぐさ。あれの伏線なんだろう。あれだとしたら・・・という不穏な雰囲気を残して第2話終了。さらに予告で光生が会社を辞めるようなシーンがあって、ますます不穏な雰囲気。

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iPad 5thを購入した

2017-04-22 01:02:50 | デジタル関係
iPad(第三世代)が重くてどうにもならなくなってきたので、新しいやつを買った。またしても名前がない。iPadとしては第5世代らしいが、AirだのProだのが間に挟まっているんだかいないんだかしらんけど、たった2世代後でこんなに違うわけないんで、第5世代といわれても「?」である。

買ったのはスペースグレイの32GB Wi-Fiモデル。37800円の奴だが、税込みだと40824円になって、ぐっとお得感が下がる。

探すのが面倒だったので、ネットのアップルストアで購入。iPhoneはどこでも売ってるけど、iPadは実店舗で売っているところが意外に少ない。特に今モデルは品薄っぽいし。

僕が所有するiPadとしては2機目だが、touchやiPhoneで散々弄ってるし、入れるアプリは決まっているので、新鮮味は全くない。ずっとメインスマホがiPhoneの人達は飽きないのかねえ?

もうアプリを入れてしまったので確認できないのだが、最初の状態でメモリーは22GBほど空いていた。OSは10.3.0だった。すぐ10.3.1にアップデートした。

動作は当然軽快。ディスプレイの明るさもよより均一になり、発色もよくなったような気がする。

劇的に軽くなったが、背面の板が薄くなったのか、持つと中が空洞っぽい手応えがある。もちろん空な訳はなくて、パーツとパーツの隙間の手応えなんだろうけど。

背面のリンゴマークが、鏡面仕上げになって、角度によってはそこだけへこんでいるように見えて面白い。前のは艶あり黒塗装だった。

額縁が狭くなり、横幅が狭くなったので、縦持ちなら両親指でそこそこ速く文字入力可。

iOS10からホームボタン2度押しでスリープ解除になった。新しいiPadは、iPhone 7の触るだけで押したことになるらしいボタンにはなっていなくて(多分)、相変わらずきちんと2度押ししなくてはならない。押してスライドに戻してくれ。



左が新しい方。


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「Final Fantasy XIV 光のお父さん」第1話「光のお父さんがやってきた。」の感想

2017-04-19 12:52:00 | テレビ・映画


いよいよTBSでも始まった「光のお父さん」第1話の感想。

まず前提として。僕は元のブログを1.5回ほど読んでいるので、大体のストーリーは分かっていますが、忘れっぽいので細部はあやふやです。だから、ブログで知ってるはずなのに新鮮に驚いたり、ドラマオリジナルのシーンなのに、ああこれはあれですね的なことを書く可能性があります。例によって曖昧なんだなと見逃してください。

ではスタート。

冒頭、いきなり子供時代のアキオ君の床で回転する謎の遊び。「光のぴぃさん」に、どんな風に回るのか原作者のマイディー氏が確認したエピソードがあるが、ド頭に突っ込んでくるとは。

ブログのお父さんはゲーマーだが、ドラマの博太郎(大杉漣)はゲーム好きではなさそう。なのに、「たまには」と言ってファミコン版FF(たぶん3)を買ってくれた。

博太郎「ファイナルファンタズィーか」
アキオ「ファイナルファンタ、ジー、だよ」

現代のアキオは20代前半と思われる。子供アキオが小2だと、2000年前後だから、すでにゲーム機はプレステでは...? FFも8か9では?

まあ、ここは雰囲気なので気にしないで行こう。

それよりも、夜中、博太郎がこっそりプレイしていて表示されるメッセージ「たびだつのだ。ひかりのせんしたちよ!」が重要なのだろう。僕は古いFFは詳しくないのだが、FF14以外で「光の戦士」という言葉が出てくるのがFF3だけなのかもしれん。

博太郎が家族に相談せず仕事を辞める。アキオは父が何を考えているのか解らず、会社の先輩(袴田吉彦)に話を聞いてもらう。袴田は最近父親をなくしていた。しかし、結局父親のことは子供には解らないという結論。

父親と理解を深めるのがテーマの話だから、第一話で解るわけないよね。最終回までに解ればいいんだよ。

じょびハウス(マイディー率いるFCじょびネッツァ本部)でメンバーに父のことを相談。あるちゃんの声(寿美菜子)が秘書っぽくて合っている。きりんちゃんの声は今をときめく悠木碧だが、幼児声で意外。この声で攻撃開始の咆哮「にゃんにゃんぷ〜」をやるのか? マイディーさんの声(南條愛乃)は女性声優が発する少年の声って感じかな。

声優は主要3人しかアサインされてないのだろうか。他のメンバーも喋ればいいのに。

FF11は家を持てなかったので羨ましい。たまり場があるのっていいよね。

きりんちゃんの提案で博太郎をFF14に引き込むことになった。退職祝いとしてPS4と「適当に選んだ」FF14をプレゼント。適当に本格的なMMORPGを買うなよ。「ファイナルファンタジーってまだ続いてるんだよ。懐かしいでしょ」くらいは述べても良かったのでは。

博太郎がキャラ名を井上にしようとしてアキオが軽くずっこけるが、意外にすんなりゲーム開始。僕はFF11を始めた日、何が何だかわからなくてドタバタしたもんだが。



結局インディ・ジョーンズという名前になったお父さん。分からなくなったら訊いて、と言い残してアキオは部屋にダッシュ。じょびメンバーに「今ここに父が来ています」と「光のお父さん計画」を説明。

突然アキオのリアル部屋のドアがノックされた。慌ててモニターを消すアキオ。博太郎が街の外に出てもいいかと訊きに来たのだった。ブログではエッチなサイトを見ていたと誤解されたような気がするが、清潔感の高い千葉雄大ではそういうのはなし。

カフェ?を颯爽と横切っていくインディ。街の外に行こうとしているらしい。見送るマイディーさんとあるちゃん。あるちゃんは様子を見ると言って先回り。

しばらくすると、あるちゃんからアラートが入った。お父さんがピンチらしい。お父さんがトレントのNM?にやられかけていた。「お父さんが死んでしまう!」 本当に死ぬみたいな切迫感。

変身マクロでモンクの装備にチェンジしたマイディーさん、猛ダッシュでトレントに突撃。ミコッテ(猫人族)は怒るとしっぽがピーンとなるのね。マンガチックに3回くらい突進シーンをリピートし、ちぇすとおおお!と叫びながらパンチしたら、その一撃でトレントは倒れた。エオルゼアの美しい風景をバックに向き合う親子。アキオは思わずリアルで呟く。

「僕だよ、父さん...あのころと同じようにファイナルファンタジーの世界を一緒に冒険しよう」





初期装備で頬にペインティングした青年と金髪ゴマキ似の猫娘だし、一階と二階ってだけで同じ家の中だけど、ものすごい時間と距離を乗り越えて再会した父子に見えるから不思議だ。ここで早くもちょっとウルウルしたぞ。

マイディー「大丈夫でしたか?」

しかし、お父さんは無言でマイディーさんの周りをグルグル走り、どこかへ去った。

「・・・ええっ!?」

ブログではここからマイディーさんの叫び顔のアップになり、そうか!キーボードがないから喋れないんか!と大慌てで設置、みたいなパターンになるのだが、ドラマのアキオは「続けるつもりなら...キーボードのセッティングしておくけど...」と歯切れが悪い。

ここは、お父さんは楽しんでいるのか?という分岐点だったが、博太郎は「あのゲーム...なかなか楽しい」と、とりあえずは第一関門クリア。

・・・・・

エオルゼアパート(ゲーム内ドラマ)と実写パートのスムーズな行き来は予想以上にうまくいっている。実写パートでのゲーム画面でチャットしたテキストを、直後のエオルゼアパートでそのキャラに言わせたり、エオルゼアパートのマイディーさんが同じアングルで実写のアキオに切り替わったり。MMORPGを知らない人が見ても大丈夫な出来映え。実写パートが室内ばかりなので、緑と陽光に溢れたエオルゼアパートが、いいコントラストになってたりもする。



ただ、エオルゼアパートで速い動作をすると、コマ落ちしているというか、カクカクなところがある。あと、FF11もそうだったけど、移動は歩行なので、その場で身体の向きを変えるときに足踏みしてしまう。CGムービーではなく実際のゲーム映像だということが分かって、それはそれでいいのだが。

どうしても元のブログと比較してしまうのだが、ドラマのアキオとブログのマイディーさんの中身は別と考えた方がいいかも。博太郎とアキオは殆ど目を合わせない。マイディーさんも、最初はお父さんに対してぎこちないけど、アキオのようにオドオドモジモジしないし、会話がまったくないわけでもなさそうだった。

「光のぴぃさん」では、スポンサー集めに苦労していたが、TBS版は大企業のCMが多かった。結構イケてるんじゃない? 放送停止になった三ツ矢サイダーのトランペット編も流れたし(笑)

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エルバンの超小型ナイトブルー

2017-04-17 18:18:00 | 文具
趣味性の高い万年筆のインクは高い。パイロットで言えば普通のブルーブラックなら500円玉でお釣りが来るが、マニア向けの「色彩雫(いろしずく)」シリーズだと1500円もする。僕は色彩雫の「松露」を持っているのだが、飽きてきたのでいつか「月夜」を買おうと思っていた。

しかし、1500円という値段に怯んでいるうちに、某所のLOFTでいいものを発見した。

以前ここでも紹介したエルバンのインクの超小型瓶である。10ミリリットルしか入っていないが、700円ほどで買える。万年筆のインクなんて少量でいい。いろんなものを取っ替え引っ替え使ってみたいんだから、小瓶で安くするのは完全に正しい。

しかもエルバンである。フランス製のインクである。それまで仕事用のコクーンに入れていたパイロットのブルーブラックは事務的で風情がなかったので「月夜」かなーと思っていたのだが、エルバンなら文句はない。

そのロフトでは超小型瓶の「ビルマの琥珀」をイチオシで売っていたのだが、金色のインクなんて使い所がない。迷わずナイトブルーにした。意味は月夜みたいなものだし、ラベルに月夜っぽいイラストが書いてあるし。

実際に使ってみると、パイロットのブルーブラックと色あいは似ている。ややくすんだ黒っぽい青って感じ。パイロットのは手帳(高橋の)を閉じると対面のページにインクが写るのだが、エルバンは写らない。その代わり?エルバンは裏写りする。パイロットは裏写りしない。エルバンのほうが紙への浸透が速いのだろうか。


パイロットの普通のインク瓶と比較。小さいけど5回くらいはコンバーターを満タンにできそう。


色は大体こんな感じ。

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iPhone 5sでHipstamatic ~Kissimmee Hipstapakの巻~

2017-04-15 21:11:45 | カメラ
ちょっと遅くなりましたが、4月配信パック「Kissimmee」のレビュー。

KissimmeeはDaleレンズとKodot Souvenirフィルムのセット。家族のサマーバケーションがテーマらしい。

Daleレンズはカラーシフト。青が鮮やかな水色に、何かがオレンジ色になる…と思われる。何がオレンジになるかはよくわからない。ふつうのオレンジがどぎついオレンジになるらしいというのは分かったのだが。

他にも、時々緑が青っぽくなったり紫がオレンジになったりして、仕上がり読めないエフェクトである。

Kodot Souvenirフィルムは素通しだと思う。右下にデジタル数字で撮影年月日が入る。昔のコンパクトカメラみたいな奴が。

このパックで撮影すると、結果的に昔の家族旅行写真みたいになる…ということだと思われる。それもコダックのネガカラーフィルムで撮った奴だろう。フィルム名もそうだし。



四月の日本でサマーバケーション的な写真を撮れるわけもなく。空は青ければこういう色になります。



オレンジ色の花、本当は紫色でした。奥の小さな白い花は本当は黄色でした。それまで、青とオレンジを鮮やかにするだけだと思っていたのが、この写真を撮って「おいおい違うぞ」となりました。



両サイドが桜並木の川なんですが、葉が青くなってなんだかわからない写真に。



上の写真と同じアングルでレンズ無し、Blanko Freedom 13フィルム(つまり素通し)で撮影したもの。



カラーシフト系は白黒だと変じゃなくなることが多いので、DaleレンズにBlackeys XFを組み合わせてみた。カラーよりはこっちのほうが使えそう。

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