曖昧批評

調べないで書く適当な感想など

「真田丸」第4回「挑戦」の感想

2016-01-31 23:58:34 | 大河ドラマ


徳川家康が小山田と比較してアナ雪を「裏切り者としての格が違う」と評する。裏切り者にも格があるのか。アナ雪も「嫌なことを言いますな」と渋い顔。

徳川の弓の置き方を信繁が賞賛する。まだ無名の段階で上から目線の、大河の主人公にありがちな態度だった。ちょっと気に食わない。

髪もヒゲももじゃもじゃの藤岡弘、の本多忠勝が張飛にしか見えない。

昌幸は、武藤喜兵衛時代に三方ヶ原で家康を苦しめたらしい。Wikipediaには、昌幸が家康追撃に反対したとあるだけだが、力量から考えても、ありそうな話ではある。記録が残っていないだけで。

信長と会う前に信忠と面接。なぜか家康も同席。例の上杉に送る振りをした偽手紙について、家康に見破られそうになる。というか見破られていた。直江兼続が来てるから確認すると言われて万事休した。しかし、いくら追求されても平然と嘘をつき通して根比べに勝った。家康が根負けしないで直江景勝に確認すると、「出しましたよ」という話になり、実は直江も抱き込んでいたというオチなら面白かったのに。

まつが夫を密かに連れて人質に行くことになったが、そんな面倒なことをしなくてもこのドラマの昌幸なら許してくれるんじゃないかと思った。あの展開に持っていくなら、昌幸に「信玄・勝頼親子を裏切ったヤツは許さん」と言わせるとかしないと。

信長が靴を履いてることにビビった。靴音をカツカツ言わせながら昌幸に「いい面構えをしている」と言って終了。終了宣言がなぜか家康。なかなか緊迫感のある謁見だったが、叫びながら明智光秀(また官兵衛のとき以上に生っ白い男だ)をガツンガツンやってる信長は、剣と魔法のログレスの部長にしか見えなかった。

そしていきなり本能寺の変。出てきたと思ったら、たった2シーンで信長退場。いいのかなあこれで。

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VSCO × Steins;Gate

2016-01-29 21:53:00 | 写真
先日、久々に秋葉原をぶらぶらしながらiPhone 5sで写真を撮った。

お茶の水に勤務していたときは、週に三回は秋葉原でランチしていたので、見慣れた風景ばかりではある。写真を撮ってもそんなに面白くはない。

シュタインズゲート(Steins;Gate)に出てきた牛丼屋にでも行くかとググったら、まだ開店前。でも、とりあえずシュタゲ関連の場所をぐるぐるしてみるか。写真を撮って、VSCOで加工したらブログのネタになるかもしれん。聖地巡礼のブログはたくさんあるが、聖地写真を作品チックに仕上げたブログはなかろう。

というわけで、iPhone 5sの標準カメラで撮影し、XPERIA ZのVSCOでいじったシュタゲゆかりの地写真をアップしてみる。

ちなみに、Steins;Gateというのは、秋葉原を舞台にしたタイムトラベル系アドベンチャーゲーム&アニメである。


未来ガジェット研究所(ラボ)のある路地。


ラボメン行きつけの牛丼屋、サンボ(サンポ)。


CROSSFIELD(CLOSEFIELD)と、助手に激励された橋。


建て直し後だがラジオ会館。人工衛星は刺さっていない。


JR(JB)秋葉原駅前。助手と別れたところ。


中央通り。最初のリーディング・シュタイナー発動後のように人が少なく見える(偶然)。


ルカ子が素振りをしていた柳森(柳林)神社。ちと狭い。


知的飲料ドクター(ドクトル)ペッパーが売っているではないか。


くそ寒いのに、外でこれを飲まなければならないとは。これも運命石の扉の選択ということか。

ちなみにVSCOのM5またはQ1で加工した。STEINS;GATEの絵は白っぽいのが多いので、若干オーバーぎみにしてある。


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スズキ・イグニスは理想の車かもしれない

2016-01-28 09:58:00 | クルマ
2月18日に発売されるスズキの新型車イグニスは、理想的な車なんじゃないかという気がしている。

初代スイフトの輸出仕様もイグニスという名前だった。イグニッション(点火)を変形したんだろうけど、なかなかかっこいい名前だ。WRCにもイグニスとして参戦していたし、国内仕様もスイフトじゃなくてイグニスでいいじゃんと思っていた。

正式に別車種として登場する新生イグニスは、先日FMCしたソリオとプラットフォームを共有する。このプラットフォームは異常に軽く、一番重い4WDグレードでも920kgしかない。

サイズが絶妙だ。全幅が1660ミリ。5ナンバーだと枠いっぱいの1690ミリまで広げて室内の広さと衝突時のマージンを取るのが昨今の風潮だが、平然と枠を余している。兄弟車のソリオが伝統的に枠を余す不思議サイズなので、それを引きずってるんだろうけど、5ナンバーの税金を払うのに、幅が軽と5ナンバーの中間ってのはいい。日本の狭い路地での取り回しのためには、少しでも幅が狭いほうがいいんだ、いいものはいいのだという鈴木社長のポリシーを感じる(実際に彼の主張かどうかは知らない)。

長さも3700ミリでフィットやヴィッツなどのBセグメント車より少し短い。そして、SUVチックなので最低地上高が180ミリで、アプローチアングル、デパーチャアングルもそれなりに確保されている。縁石の低くないところに突っ込むとか、高めの車止めにも対応できる。小さくて小回りが利いて多少の段差も平気となると、取り回し最強じゃないか。渋滞にはまった時、ひょいと脇の路地を抜けていくとかできそう。

ボディが短くても、今時の車だからリアシートの足元は広々としていなければならない。しかし、前席と後席の間隔を広げると荷室が狭くなる。軽に毛が生えた程度のサイズのイグニスも荷室は狭いが、リアシートがスライドするのが素晴らしい。荷物が多くて二人しか乗らないときは目一杯前に出すとか柔軟に対応できそう。

マイルドハイブリッドは回生ブレーキでのみ発電で、エンジンでは発電しない。トヨタには鼻で笑われるような、なんちゃってハイブリッドだが、これで十分。パワーはたったの3.1馬力だが、トルクは5.1kg-mもある。エンジンと合計すると17.1kg-mにもなり、これは1.8リッター級のトルクである。面白みがなさそうなエンジンだけど、最長30秒とはいえモーターが加勢すれば、スタートダッシュだけは速そうだ。また、アイドリングストップからの発進時、モーターが働けばギクシャクすることも少ないはず。

デザインは他のスズキ車からいろいろ引用している。目はセルボだとメーカーは言ってるが、僕に言わせればムーミンの「ミィ」がキャラクターだったMRワゴンだ。AピラーとBピラーはスイフト。Cピラーとリアウィンドウは現行アルト。なぜかテールランプはBMWぽい。引用ばかりで「イグニスはこんな形」ってのがない気もするが、実車が走り出せば、ミィみたいなヘッドライトが、MINIの丸目みたいなチャームポイントになるかもしれない。

僕が買うならどのグレードか、といういつものやつは、一番高いハイブリッドMZの2WDだ。ビスカスカップリングの4WDはおまけのような気がするし、あくまで舗装路の凹凸を乗り越えていく都市型SUVとして使うと思うので、2WDでいい。パドルシフトはMZしかつかないのでグレードはMZ一択である。

例によってスズキはオプションの選び甲斐がない。カーテンエアバッグとか2眼式のアイサイトみたいなのが付くセーフティパッケージと、全方位モニター付きナビの2つしかない。そして僕はどちらも付けない。ナビが入るところがすげー特殊な形をしているので、市販のナビが入るかどうか気になるのだが、たぶん大丈夫だろう。取り回しがいい車だから、市販ナビにリアカメラで十分だ。色は白を選んでみた。


結構いい値段になったが、軽自動車はいやだけど、ごちゃごちゃした下町に住んでるとか、海や山に車で行きたい人には最適じゃないだろうか。スペック的に、走りはそんなに楽しくないかもしれないし、個人的には視点が高すぎる気もするけど、フィット3買ってなければ候補だった。

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「火村英生の推理」第2話「異形の客」の感想

2016-01-25 22:19:30 | テレビ・映画


前回の記事で、第2話はシャングリラ十字軍無関係と書いたが、間違いだった。間接的には関係あった。一応原作読んだはずなのだが、すっかり忘れていた。

今回は通り魔事件と温泉での事件が、どう結びつくのかという話。素人目には全然関係なさそうに見える。火村が温泉と通り魔事件の現場を瞬間移動していて、距離感とか時系列が余計に分かりにくい。

火村「泊まりに来いと言ってくれないのか?」
アリスが細マッチョな身体を見せつけるようにに入浴。
火村とアリスがひとつの部屋で寝る。
火村の「~ニャン」
あたりが腐女子向けのサービスシーンか。

今、公式サイトの「STORY」を読み返した。包帯男がチェックインし、朝になったら客ではない男が殺されていた。と書いてあり、その包帯男が殺されたのだろう、という素直な感想を抱く。どうしてアリスは包帯男が犯人だと思ったのだろう。被害者はどこから来たと思ったんだろう。

包帯で顔をぐるぐる巻いた男が旅館に泊まる…という状況で、アリスが「横溝正史みたいやな」とはしゃぐ。たぶん、「犬神家の一族」で、旅館に泊まった包帯男・あおい輝彦のことを言ってるのだろう。

引きこもりの男と、その男を世話する男。そう書くと、前者が主で、後者が従だと素直に思う。しかし、ドラマの中では逆に見えるように描かれている。真相は前者が主で後者が従だ。閃かなかったら事件を簡単な文章として書いてみるのはいい手かもしれない。

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「真田丸」第3回「策略」の感想

2016-01-25 07:49:56 | 大河ドラマ


録画しておいた真田丸22時から見て、すぐ火村を見たのでブログを書く暇がなかった。暇もなかったが、真田丸の感想をまとめながら火村を見たので、もうなんだか頭の中がぐちゃぐちゃである。互いの感想が混ざってなければいいが。

本多忠勝がインパクト大。でっかいソロバンの玉を繋げたみたいな数珠をたすきがけ。黒一色の装甲。それが藤岡弘、というのも強烈な違和感。家康にも敬遠されてるし。もっと颯爽としたイメージなんだが、僕が知らないだけか?

室賀、出浦などの国衆が、小県の盟主は真田じゃないと文句を言う。まだ勢力が確立する前の大河のありがちな展開。官兵衛も序盤は地元の小さな争いごとばかり描いていた。その中で

信幸「父上が私欲を捨てて織田につこうと言ってるのに、わがままな連中ですな」
昌幸「織田が小県の盟主は真田だと言ってくれていればなー」
信幸「…私欲でしたか…」
昌幸「人は己の欲で動くものよ」
信幸「」

大泉洋は騙され役が染み付いた男だなあ。

上杉からこっちについてほしいという密書が届く。返事を信幸が届けることになった。しかし、待ち構えていた室賀と出浦の部隊に襲われ、佐助が殺されて密書も奪われた。

佐助って猿飛佐助だよな? こんな簡単に死んでいいのか? 猿飛ではない佐助なのか?

腹を切るという信幸。出浦が現れて唖然。出浦は信繁と親しそうに話してもいる。

上杉からの密書を含めて全部、室賀が偽の密書を信長に届けるように昌幸が仕組んだ狂言だった。佐助も死んでなかった。口から出したのは血糊か?

信幸は、パスポートを取り上げられ、行き先を知らされないまま、長期ロケに連れて行かれる大泉洋そのままである。

信繁の方は恋愛話の回だった。本命の梅には豪華な箱入りの櫛を、幼なじみのきり(高梨内記の娘)には雑に包んだ普通の櫛をプレゼント。室賀領民との戦闘では、高い位置に回り込んで上から襲撃という作戦を立て、采配98、戦闘97(信長の野望・烈風伝)の片鱗を見せた。

あとは……信幸の奥さんが咳き込んでいて、死亡フラグかなあと。亡くなった後に藤岡弘、の娘を貰うんだね。たぶん。

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