曖昧批評

調べないで書く適当な感想など

トヨタのデザイン

2013-07-30 19:58:47 | クルマ
トヨタの安土桃山シリーズのCM(勝手に命名)に登場するピンクのクラウンが本当に発売されるらしい。



僕は基本的にホンダ党でアンチトヨタなのだが、それとは別に現行クラウンの顔はひどいと思った。アウディのシングルフレームグリルの超変形なのだろうが、ここまでバンパーとグリルを一体化する意味が分からない(右のロイヤルの方ね)。

最近のトヨタはキーンルックデザインとかいって、口の両端を引っ張った「イー」の顔見たいな、突っ張ったカタチが多い。突っ張り肌のお化けみたいで、はっきり言って不気味である。せっかくの意欲的な超小型車IQも、この顔のせいで僕には全然魅力なし。


IQ

3000万円超のスーパーカー、レクサスLFAも突っ張り肌ルックである。


LFA

僕は普通に走ってるLFA(白)を一回だけ目撃したことがあるのだが、近くに来るまでそれがLFAだとわからなかった。というか、近くにいた人でLFAに気づいたのは僕だけだった。奇抜な顔だが、意外に存在感がないらしい。

まだトヨタがキーンルックになる前だが、ヴェルファイアが発表された時は、エヴァ弐号機だと思った。なぜ目が四つもなきゃいけないのだろう? しかも縦に2つ並べて。


ヴェルファイア


エヴァ弐号機

というように、日々トヨタを貶している僕だが、好きなデザインのトヨタ車もある。現行車だと、まずイスト。特にお尻がいい。SUVルックで力強さをアピールしつつ、本当のSUVみたいに暑苦しくない絶妙なところでやめてる。微妙に幅広で3ナンバーなのもポイントで、この車の正体不明感を高めている。


2代目イスト

先代のレクサスGSは顔も尻も胴体も全部良かった。屋根のゆったりした曲線が上品。相当時間とお金をかけて設計された屋根だと思う。特に黒はメッキの窓枠が映えて、ジャガーみたいな貴族的雰囲気さえあった。トヨタは、あのGSをその後のデザインの基準にすべきだった。


先代レクサスGS

最近お気に入りなのがアベンシスワゴンの尻。直線的で、ドイツ車っぽい。具体的にはVWゴルフトゥーランとかパサートワゴンのイメージ。いいのは尻だけで、顔はだめだけど。カローラをちょっと変えただけみたいで。


アベンシスワゴン

いまどきのクルマにしては背が低くて、顔もキーンルックの中ではマシな方のアクアは、テールランプが妖怪の目玉みたいでイヤ。


アクア

キーンルックの突っ張り肌妖怪顔が普及してきて、ひと目でトヨタ車だって分かるようになったとは思うけど、目に心地いいデザインでは絶対にないので、早く再度の方向転換を図って欲しい。

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