曖昧批評

調べないで書く適当な感想など

地球バス紀行「バンコク発 マレー西岸プーケットへ」を見た

2013-11-29 22:16:49 | テレビ・映画
BS-TBSの「地球バス紀行」を毎週見ている。基本、移動はバスのみの旅番組だが、タレントは出てこない。カメラが常に一人称視点というか、映像は旅人・桐谷健太が見た風景ということになっている。

http://www.bs-tbs.co.jp/bus/

もちろん、実際に現地に行ってるのは制作スタッフで、桐谷健太は後からそれっぽいナレーションを付けてるわけなのだが。

先週の「バンコク~プーケット」を今頃PSPで見たのだが、ちょっと面白いシーンがあったので紹介する。

バンコクには「ターミナル21」という人気のスポットがある。世界各地の街並みを再現したショッピングモールらしい。現地のおばちゃんに「日本人なら気に入る」と言われていってみると、Tokyoという日本ゾーンがあった。力士の等身大人形が柱に「鉄砲」してるオブジェがあった。みんな「まさに日本よね」と言いながらそれをカメラで撮ってる。しかし、回り込んでみると、反対側からも力士人形が鉄砲してた。というか、柱を挟んで取り組みしていた。なんか色々間違っていた。



赤くてかわいいバスに乗った。フロントガラスの上、日本のバスなら運賃表示板があるところに、赤ちゃんの写真が飾ってあった。
ケンタ「お孫さんの写真ですか?似てますねー」
運転手「可愛いだろ? 俺の写真だ」
ケンタ「えっ? 自分の?」(そりゃ似てるはずだわ。自分だもん。しかし、自分の写真をこうやって飾るか? 変なおっさんやなー)



スラータニーの市場で、ココナッツミルクを絞ってるおばちゃんと話してると、ココナッツは猿が取るという。クルクル回すのよ! おばちゃんは「猿!猿!」とやたら連呼し、近くにいたおじさんにケンタをココナッツを収穫してるところに連れていけと命令。いきなり言われて困惑しながらも、おじさんは車に乗せてくれた。

僕はロープで椰子の木に登って椰子の実を落とす人のことを思い出していた。ああいう軽業師みたいな人のことを猿と呼んでるのではないか。

だが、行ってみると、本当に本物の猿がココナッツの木に登り、下からの人間の指示で実をクルクル回して落とした。犬や馬だって人の指示で動くんだから、それより賢い猿なら簡単なのかもしれんが、ちょっとびっくりした。





写真はPSPの画面を撮ってXPERIA Z内でレタッチしたもの。低画質で申し訳ない。

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Bowling Game 3D

2013-11-27 22:55:41 | デジタル関係
昔はFFやドラクエのナンバリングタイトルや、コーエーの信長/三国志などの重たいゲームをやったもんだが、最近はトシのせいか、頭を使わず空いた時間に手軽にできるゲームばかりやっている。いわゆるカジュアルゲームという奴である。

そういう系のは、ずっと「Solitaire City」が王者として君臨してきたのだが、最近気に入ってるのが今日紹介する「Bowling Game 3D」である。



特に何の特徴もフィーチャーもないフツーのボウリングである。ボールのデザインが変えられるだけで、重さは変わらない(と思う)。変化球も投げられない(と思う)。ボールから「ピュッ」とフリックするだけで、フリックした瞬間、指が走る距離で言えば最初の1センチくらいでボールの方向が決まる。ボールを置く左右の位置は変えられる。

気に入ってる理由は、何となく自分の感覚と合ってるから。フリックした手応えとボールの転がる軌跡が、ほぼ一致してる。ような気がする。結構シビアで、倒れそうで倒れなかったり、1本だけ残ったピンの横1センチくらいをすり抜けて行ったりする。

以前はペーパートスとかもやってたのだが、単調で飽きちゃったんだよね。今考えるとこのボーリングって、ボーリングのスコアルールでやれるペーパートスだな。風吹かないけど。

今検索すると、他にも良さそうなボーリングゲームがあるので、これがベストじゃない気もしてきたが、とりあえず無料だし、入れてみて損はないと思う。


メニュー画面。僕はいつも「Single Player」をやってる。


投げる前の画面。もうちょっとボールが手前にあれば、フリックするストロークを長く取れるのに。


ボールが転がってくところ。僕が知る限り変化球は投げられない。真直ぐ転がる。


ストライク! この記事を書くためにいろいろ試したので、スコア表にガターが多い。

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「ミス・パイロット」第7話の感想

2013-11-27 07:49:14 | テレビ・映画
昨日は残業で帰りが遅く、録画した「ミス・パイロット」を見終えたら寝る時間だった。翌朝の通勤電車内で感想を書いてます。

仕事が忙しいので、しばらくの間、更新が不定期になるかもしれない。

・・・・・

わりと泣けた。私としたことが。

一人一人に書いたアドバイスを読むところは、ちょっとジーンとしてしまった。小鳥君が「どういう気持ちでそれ書いたんだろうね」といってたが、それを想像するとね。あのへんは、うまく視聴者の心理を誘導できてたと思う。

問題の国木田の背後からギュギュッとは、教官のくせに教え子に手を出しやがって、という感じではなくて、とりあえず安堵。というか、流れ的に自然な抱擁だった。



しかし、抱擁のあと、朝帰ってきたのはいただけない。何をしてたんだ? なんか晴の顔がやつれてたし。後で、あのとき実は的なエピソード(その内容はともかく)を挿入できるように演出したのか。撮影の都合か。

その後の晴の、日本に帰らずに千里のために頑張るという立ち直りに理由がなくて、唐突に思えた。

やはり朝までに何かあったのか?いやない。

千里が落ちた原因は、パニック障害的なところがあるからではなく、弱点をさらけ出せない性格が向いてないという話に段々すり変わっていったのが、よくわからなかった。そういうことでいいのか? 皆がもっと彼女をケアしてれば合格したのか?

国木田の責任論はスジが通ってた。うん。全部キミが悪い。

やはり篠崎さんは千里の父親らしい。千里は知らないのかな? お母さんが穏やかな表情だったのは、娘が不合格だったからか。

千里のメンタルから考えて、総合職として出世して取締役くらいにまでなって、ANAの経営者として晴やタイジ、国木田たちをこき使うことを目指すのかと思ったら、退職願を持ってた。

最終試験を省いて写真で合格を表現したのは手抜きとも言えるが、誰か落ちるかもという視聴率を稼げる要素を放棄したとも言える。

新しい訓練生の中に千里がいたりして、と思ったが、新しい訓練生がやってくるという絵がそもそもなかった。

ミネアポリスから違う便で帰ったのは、落ちたのに出迎えられるのが嫌だったからだろうね。
冷静に考えたら海外出張中に勝手な行動をとってるわけで、心情的には理解できるが、会社的には結構ヤバいかも。

帰国後の晴は白い大型スマホを使っていたが、よく見るとXPERIA Aだった。うちの奥さんも同じのを持ってるが、そこまで大きくは見えない。堀北真希の顔が小さすぎてXPERIA Aが大きく見えたらしい。

時間軸が分かりにくかった。晴たちは千里失踪後の最終試験を経ているので、数ヵ月は経ってるはずなのに、切り替わった千里の絵は、まだ失踪直後な感じだった。

合格したから次から副操縦士としてのプロフェッショナル編かと思いきや、まだ千里周辺の愛憎劇らしい。うーむ。


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カーオブザイヤー2013の雑感とか

2013-11-25 22:32:23 | クルマ
7代目フォルクスワーゲン・ゴルフが日本カーオブザイヤーを受賞した。輸入車としては初めてである。

ポロで獲りそこなったので、今度は気合いを入れて接待攻勢をかけたんだろうか。そういえば、6代目のときよりTVCMも多く見かける。

全ての面が洗練されたというのはわかるのだが、それだけでああいう圧倒的な差(選考委員60人のうち37人が1位に推す)になるかなあ?
新プラットフォームMQBがいい!ってのなら、同じMQBのアウディA3はどうすんだ?

10ベストカーにフィアット・パンダが入ってたりするのも謎。MINIペースマンなんて8点しか取ってない(ゴルフVIIは350点くらい)。

いつもながらノミネート車の選考はよくわからない。ダイハツ・メビウスにはびっくりした。プリウスアルファのダイハツ版だよね。なんで今更ノミネートされるのかな。よその会社のクルマだし。

評論家の五味康隆と西川淳がメルセデスSクラスを1位にしていた。二人とも高級スポーツカー好きだよね。趣味なのは分かるけど、Sクラスが受賞したりしたら、我々一般的なクルマ好きは、来年からCOTYをどう考えればいいのか分からなくなるんじゃないかなあ。

・ ・ ・ ・ ・

いつのまにかホンダから東京モーターショー特集のホンダマガジンが来ていた。



耕運機を使う本田宗一郎の表情が良かった。


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ホンダ・CR-Zを試乗したことを思い出す(後編)

2013-11-24 22:29:50 | クルマ
風邪を引いたらしく、頭が痛いです。今日は蔵出し試乗記ホンダ・CR-Z後編です。

・・・・・

ホンダCカードのキャッシュバックを入れてもらいに、いつものホンダカーズへ行った。ついでに、またCR-Zを試乗させてもらった。いつもより長めの試乗コースで、じっくり味わうことができた。少なくとも前回よりは。

前回のレポートでは、「運転席から右前下部の視界がよい。首を曲げると右前のフェンダーが少し見え、車両の大きさが分かりやすい」と書いたが、あれはウソでした。右前のフェンダーは見えません。

車両感覚がつかみやすい。キャビンを絞っているせいもあるだろうけど、ストリームより横幅が狭く感じる。実際には4.5センチCR-Zのほうが幅広。フロントウィンドウが寝てる割に、前方の景色は遠くない。

やっぱり着座位置が低い。地を這うような視点の低さはないが。

前回「他の計器は普通のLEDだと思っていたのだが、全体的に儚げに発光している」と書いたが、やはりなにか仕掛けがあるらしい。レンズ効果のあるメーターフードとか。

エアコンが全力運転してて、ほとんどアイドリングストップしなかった。冷えてきた後半、ようやく止まるようになった。ちらっと見たとき、バッテリーメーターは3つだった。

ハンドルの径が小さい。NSXに使うはずだったというのは本当らしく、車格より上な感じの(失礼)かなりガッチリしたハンドルだ。

モーターアシストをあまり感じないのに、気づくと68km/h出てました…50km/hで流れてる道で…すみません…。インサイトの方がモーターが目立つ感じだったなあ。エンジンが大きくなったから、相対的にモーター(インサイトと同じ)が目立たなくなったのか。

ブレーキの効きがやたらといい。踏み始めからカックンみたいな。車体が軽くてすぐ止まる感じ。

アクセルを踏み込んだ時の感触がいい。引っ掛かりとか、踏力に対する反力が一定で、スーッと入る。この感触が気持ちいい。

そして、加速のレスポンスもいい。踏んだらその通りに加速する。ストリームで帰る時、すごいもどかしい感じがした。

ハンドルは軽くはないんだけど、反力が一定で、回したら回した通りに車が回る。気持ちいい。たぶんこれが目指したMINI風のハンドリングなんだろう。ロックトゥロックが2.48回転でしたっけ? 数字ほど過激さはないが、手の動きに比して曲がりが速いのは確か。

加速減速と旋回がクイックに決まるのは、やはり車高の低さと車重の軽さが効いているように思う。特にブレーキは、ブレーキが強力なんじゃなくて、軽いからすぐ止まるって感じなのだ。そして重心が低いから、フロントがそんなに沈まずに止まる。車が地面と平行に移動して、止まる。曲がる時も同じ。

要するに、エンジンとかモーターとかよりも、軽さと低さで運動性を向上させてるんだな。この車は。

ストリームRSZに似てると思ったサスペンションの感触だが、ちょっと違うかも。やっぱりCR-Zのほうが硬い。ゴトゴトする。でも実際にケツにくる感触は小さい。どっちも、路面からの入力を、まず硬いもので受け止め、人に近づくにつれて(最終的にはシートで)軟らかく吸収していく感じ。

サイドブレーキが硬い。女性にはきついかも。と、同乗した営業マンも言ってた。

帰り道、せっかく試乗で身体に覚え込ませた乗り味をストリームで上書きされないように、何も考えず、感じずに運転するのが大変だった。

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