曖昧批評

調べないで書く適当な感想など

2022日本シリーズ第7戦の感想

2022-10-31 08:05:00 | スポーツ




太田のプレーボールホームランはしょうがない。コースは真ん中だったが、低めギリギリかボールの球だった。奇跡の当たりが今日出てしまった。

ポイントは5回表、内野の守備ミスで無駄な走者を二人出して絶体絶命の無死満塁からオスナの好プレーで二死まで持って行けた後、二死二三塁での中川だった。ここで抑えればむしろ流れはこっちにくるというところで、それもフルカウントまで追い詰めての四球。最後の球は明らかに高めに抜けたので、あそこさえ制球できていたらと悔やまれる。

それで気落ちしたのか次の吉田正尚の初球で死球。押し出し。杉本の左中間の飛球を塩見が落として致命的な3失点追加。5-0。

塩見の落球については、責める気にはなれない。打った瞬間、完全に左中間を抜けたと思ったし、塩見だから追いつくことができた。が、右投げの塩見なので逆シングルの形でグラブを出さざるを得なくなった。レフトのキブレハンの方が問題で、位置的にもグラブの向きで言っても彼が取るべきだったのに、落下点に行くのが遅くてあんなことになってしまった。

全部ミスで落とすのか。こんな情けない形で日本一を逃すのか。次に日本シリーズに出て勝つまで、この悔しさは消えない。と思っていた8回裏、村上君のタイムリーとオスナのスリーランで一点差に。

オスナは前の打席でストレートをセンターへあわやというあたりを打っていたので、この打席の山崎は変化球ばかりだった。追い込まれてからの低め一杯、ストライクゾーンからボールに逃げるスライダーの曲がったところを、綺麗にヘッドを返してレフトスタンドへ打ち込んだ。

ようやくオリックスの剛腕リリーフ陣を打った。1点差なら分からない。一本出れば同点だ。サンタナは代わった比嘉に必死に食らいついたものの投ゴロ。9回裏は大事な先頭打者長岡平凡な外野フライ。ほぼ決着がついた。最後の塩見に一発を期待したが、日本シリーズ最後の打者は三振と決まっている。見逃しで悔いを残したくないからだ。予想通り空振りして完全終戦。

5回表二死満塁吉田のところで田口を出していたら。代打川端の低めのラストボールをストライクと判定されなければ。塩見が捕れていたら。1番山田にしていたら。日本シリーズでは無敵の内川が、元気で右の代打の切札としてベンチに居てくれたら。たらればは尽きないが、やはり1番大きく、全ての敗因は第5戦のマクガフ3失点だろう。普通にやってればあそこで王手だった。

一瞬でも夢を見させてくれたオスナに感謝。守備でもスーパープレーの連続で、文字通り孤軍奮闘だった。おかげで2015年ほどの敗北感はまだ来てない。これからかもだが。

長岡、木澤、内山、丸山ら、去年は出てないヤングスワローズが、この悔しさを胸に精進して、来年また日本シリーズに出て勝ってほしい。


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2022日本シリーズ第6戦の感想

2022-10-30 07:23:00 | スポーツ



塩見の1安打だけじゃ勝てるわけがない。その1回裏、青木の併殺打で終わった訳だが、エンドランなり盗塁なり思い切って動いてもよかったのでは。早く点を取らないと宇田川、吹田の主婦ら剛腕リリーフが出てくるんだから。

6回表二死一二塁。杉本はファーストストライクをほぼ振るのに、初球のインコースをぴくりとも動かず見送った。右へおっつける気なのは見え見えだった。外の球は全部ボールで、ストライクはインコースだけにすべきだったのが、外でも内でもないようなチェンジアップを右へ軽打された。小川の失投はあの一球だけだったので悔やまれる。

6回裏、宇田川から二つの四球で二死一二塁のチャンス。オスナへの初球は、オスナがお腹を引っ込めて避けるようなインコース。それをストライクと言われ、オスナが冷静さを失って三球三振。あそこが唯一の得点機だったのだが。オスナの確変が終わったのが痛い。

マクガフについては、送球イップスになりかけてると思う。また先頭に打たれたし、投球も不調だが、投ゴロ、投前バントの処理がほぼ無理だと思うので、もう出さないでほしい。信頼とかの話ではないです。マクガフが登板したら、オリックスは無走者でもバントしてくる。僕が中嶋ならそうする。

第4戦と第6戦で、1点でも勝ち越して中盤まで凌いで、あとはリリーフをつなげるという、ヤクルトに勝つ方法を知られてしまった。ので、第7戦はとにかく前半リードして折り返すこと。そのためには、あと一本出ればという場面で何か頭使って工夫してくれ。漫然と、打席に入ってる打者が打てるかどうかの勝負してたら、同じように無得点で終わるぞ。

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サブ子の旅(35)

2022-10-29 16:33:00 | デジタル関係




珍しく間が空いてしまったが、FFXIVセカンドキャラクター通称サブ子の冒険譚35話です。

■無人島開拓その後

スローライフを謳う新コンテンツ無人島開拓は、うたい文句とは裏腹に忙しいやつだった。島中を駆けずり回って5秒に1個くらいのペースで素材を集めまくり、ほぼ決まった道筋で島の施設を建築し、畑に種をまいて水をやり、牧場に集めたモンスターに餌をやる。集めた素材で「島産品」を作る工房の稼働スケジュールを立てる。毎日これくらいはやらないとまずい、という日課のようなものがあるコンテンツなのだった。


島の素材は採集すると消えたり切れたりする。木を切ると切り株になる。

素材集めは島内だけで使えるスプリント(ダッシュ)と、マウントで移動しながら行う。マウントは使えるが飛べなくて、遠いところにある素材を取るのが面倒。山頂なんかはそもそも行けない。とにかく飛べるようになりたい。楽に素材を集めたい一心で、可能な限り早く施設を立ててランクを上げるというのが無人島開拓だった。

高速でストレスなく素材を数千個集めなきゃならないのだが、そのためにはマウントの乗降時間が重要なのだった。今までそんなに気にしてなかったけど、チョコボなんかは飛行中の小回り性能は高いのだが、降りるときにピョンと飛び降りるので、降りて歩き出せるまでが長い。1.2秒くらいかかる。マウントの乗降時間にシビアなギャザラーガチ勢に言わせると、圧倒的に速いのはスノーマン(クリスマスイベントでもらったやつ)だというので、サブ子も島内での移動はスノーマンに切り換えた。

島の海岸を疾走するスノーマン。

スノーマンは乗降時間最速。降りるというより、雪だるまが消えるだけなので、タイムラグは実質ゼロ。素晴らしい。だが、地上走行時にピョンピョン跳ねるという問題があった。島の採集活動では、起伏の激しい地形を、素材を探して目を光らせながら長時間高速で走り回る。そこで上下動が激しいと疲れるのだ。

島のランクを最大まで上げるとガーロンドGL-IIというオートバイのマウントが交換品リストに並ぶのだが、先行勢が言うには乗降がスノーマン並みに速いとのこと。これがモチベーションとなって、サブ子もメイン子も、なんとか時間をやりくりして最終段階まで進め、バイクをゲットした。実際にはスノーマン並みの乗降速度ではなかったのだが、後ろから見たときの投影面積が小さくて視界が広く、小回りも効くし、変に光ったり、ジェットの噴射炎が大きかったり、キラキラ成分を撒き散らして目が疲れることもないので、チョコボ出してないときは基本的にこのバイクに乗っている。


ガーロンドGL-II。後輪の泥除けが大きすぎる。前輪に泥除けがないので顔に泥被ると思う。

島の貨幣で貰えるアイテムとしては、バイクのほかにも髪型やミラプリ(おしゃれ)装備があって、それらも全部手に入れたので、今は牧場も農場も閉鎖している。牧場はレア動物だけ委託で餌をやり、農場は完全に休耕状態。餌をもらえてないノーマル家畜たちは機嫌悪くなってると思うけど、知ったこっちゃない。日本シリーズがあるので、サブ子の中の人は今忙しいのだ。

完成したサブ子の島。

■パンデモニウム煉獄編

因果武器を手に入れるために4層だけは毎週やっていた。のだが、タンク装備の強化のために途中から1層と2層もやることにした。煉獄編でもらえる装備はIL610で新式と同じだが、以前と違ってタンク用に新式を揃えるほどの用がないというか、紅蓮編までの、制限解除ガンブレイカーでやらないとならないヤツは、あらかたクリアしてある。漆黒編以降はリアルタイムで最前線にいたし、コンテンツサポーターでソロでもやれる。タンク用の煉獄装備は背中にエヴァンゲリオンみたいな光輪を背負うので、一部のプレイヤーに人気で、手に入れておこうか、というのもあった。

要は、タンクの装備に金を使う必要はないけど、一応IL610にしておこうかということである。3層は苦手なのでやらないが、やらなくても装備を揃えることは可能。24人レイドはドロップ装備にジョブの縛りがあるのだが、8人レイドにはそれがない。数周でタンク用の煉獄装備が揃った。

光の輪を背負って飛び立つサブ子。神々しいぜ。

■エキサイティングルーレット

苦手なレムナントがエキスパートルーレットの対象から外れ、アルダザールとトロイアだけになった。アルダザールで唯一苦手な1ボスの2本触手潜行は皆も苦手だし、トロイア2ボスのツイン魔眼も避け方が分かったので、どちらに当たっても負荷が少ない(メイン子と合わせて人の二倍やるとしても)。毎週4回回してトークン因果をカンストさせている。エキルレ4回で360個、アルカソーダラ族クエ6日分やると90個。それでちょうど週制限の450個になる。

■アレキサンダー零式天動編

フロントラインデイリーチャレンジの経験値受け入れ先を忍者にしているため、サブ子もいつの間にかレベル60になっていた。今までなら60代中盤まで最強の詩学装備(イディル装備)をそろえるところだが、詩学の稼ぎどころだったメインクエストルーレットが大改修されて、気軽に周回できなくなってしまった。困った。

先にイディル装備が60代中盤まで最強と書いたが、実はもっと強いのがある。蒼天編(LV60まで時代)の高難易度コンテンツ、機工城アレキサンダー零式天動編の装備である。紅蓮編、漆黒編もそうなのだが、詩学装備の最強よりちょっとだけ強いのが、その時代最後の零式とかで手に入るようになっている。高難易度に挑む戦闘大好き勢がカジュアル勢との差別化のために挑むコンテンツなので、そういう差があるものがもらえるのだ。

というわけで、詩学より強い装備を無料で手に入れるべく、制限解除でアレキ零式天動編に挑戦したのであった。80時代はノーマルですら4層のソロは厳しかったが、レベル90になったんだから行けるのではないかと。

1層と2層は簡単だった。さすが90ガンブレイカー。だが3層が難しかった。9割くらいのHPを一瞬で削ってくる連続攻撃があり、そこがなかなか越えられなかった。幸い戦闘の序盤でそれがくるので何度も練習ができ、無敵技のボーライド(HPが1になるがダメージを一定時間食らわなくなる)をうまく使ってしのげるようになり、なんとかクリアした。


アレキサンダー零式3層。敵のビジュアルはノーマルと同じだと思うが難易度が全然違う。

4層はもっと難しかった。さすが古くても零式である。終盤、敵の中にワープして次々に雑魚を倒すところが時間切れになる。時間停止ギミックやらナントカの制裁やらおっかない攻撃を耐えながら与ダメのでかいスキルを温存し、ソイルを貯めてそのフェイズに入って何とかクリア。かなりギリギリの勝利だったと思う。メイン子もいつかはやろうと思うが、今はやる気が出ない。というくらいシビアな戦いだった。

アレキサンダー零式4層。敵がデカすぎて距離感がおかしい。

アレキ零式天動編全層クリアでIL275というイディルより強い装備が揃い、ジョブクエストもそこそこ楽に突破できるようになった。サブ子の忍者は現在レベル65である。

※(2022年11月3日追記)アレキサンダー零式で貰える装備でIL275なのは武器だけだった。が、当時IL275だと思い込んで頑張っていたので文章はこのままでいく。

島のモンスター牧場に沈む夕陽。この絵だけ見ればスローライフだが、毎日20匹に餌やって毛皮剥いだり乳搾ったりするのは非常に面倒くさい。

まさかFFでトマト作ることになるとは思わなかったよ。

ストロベリーフィールズフォーエバー♪

ガーロンドGL-IIはV型4気筒の青燐機関を搭載している。馬力や排気量は不明。


某サーバーで催された演奏会を鑑賞。FFXIVの楽曲が演奏された。それ以外の曲は著作権的にNGなのだ。FFXIVほどの規模になるとゲームでも公共の場という法解釈なのが興味深い。


守護天節のハロウィン的なスポットで撮影。今年はマッチングしてやるイベントじゃなくて楽だった。


オミクロン族デイリークエスト初日。みんなのスニークの光球が綺麗。パッチ6.28の話は次回書きます。



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2022日本シリーズ第5戦の感想

2022-10-28 08:08:00 | スポーツ



今日は厳しいですよ。

プロ一年目で一軍で二試合しか投げてない山下が先発。5回投げ切って3失点。木澤が156キロを表示するほど甘い京セラドームのスピードガンでも140行くかどうかで、調子は良くなかったと思う。1点取られた所で交代すべきだった。そのために原樹理をベンチに入れていた訳だし。

ところが続投して同点。さらに吉田正尚から被弾。経験を積ませようとしたのだろうか。明らかに継投が二手、三手遅い。僕は北京五輪のG.G.佐藤を思い出した。

準決勝の韓国戦で致命的な落球をやらかした佐藤を、星野仙一は3位決定戦のアメリカ戦でもレフトで起用した。「このままでは佐藤の野球人生が終わる、雪辱の機会を与える」と言って。佐藤は本職の左翼手ではなく右翼手である。佐藤はまた落球して日本はメダルを逃した。

山下の日本シリーズ体験なら、4回終わった所で十分だった。3回まで無失点で自信をつけ、同点に追いつかれて怖さも知った。本人も納得だろう。なのに、高津は山下の将来のためか、オリックス打線を舐めたのか続投させて被弾。三回り目でオリックス打者も目が慣れ、山下本人の制球も乱れ始めてたので、あそこは必然の被弾だった。

7回表、一死一三塁で中村が落ちる球に手を出して投ゴロ。ゴロゴーがかかっていたのか突っ込んできた三走村上君本塁憤死。犠飛でいい場面で、なんで低い球を振るん? スクイズでも良かった。あそこは無策すぎた。

そしてマクガフ。昨年の日本シリーズでも2回やらかしている。でも高津の信頼は揺らがず、マクガフもそれに応えて最後は魂の3回跨ぎで締めた。だが、その経験を全く活かさず、彼は成長してなかった。先頭に四球出して悪送球して同点。カッカして投げたらスプリットが抜けて吉田正尚に特大サヨナラツーラン。

監督が選手を信頼して、普通なら代えるところを代えずに使い、選手もそれに答えて成長して結果、リーグ連覇した。うまく行ってるうちは名将と讃えられるが、選手が(時には過剰で不適切な)期待に応えずに失敗したら、五輪の星野と同じ敗退行為である。この日本シリーズを落とすようなことがあれば、高津は結局愚将だったねという評価になるし、マクガフは帰国することになるだろう。

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2022日本シリーズ第4戦の感想

2022-10-27 07:57:00 | スポーツ



第4戦は、去年から続くオリックスとの戦いで、初めて中嶋監督にやられた試合だった。

チャンスは作るものの打ちあぐねていた山岡を5回途中で諦めて宇田川にスイッチ。うちは点取れないから、絶対に1点を守り抜くという覚悟の継投だった。さらに山崎颯にチェンジ。二人とも160キロに迫る剛球でヤクルト打線を捩じ伏せた。1番いいリリーフから出して行っても、最後ワゲスパックが残っており、計算通りの完封リレー。完敗ですわ。

宇田川と山﨑颯は共に回を跨いで35球くらい投げている。宇田川は肩で息してたし、山﨑颯は汗びっしょりだった。高津のゆったり投手運用に慣れたヤクルト脳では、第5戦使えないのではとも思うのだが、明後日は移動日なので使うだろう。ヤバいな。

ヤクルトとしては、5回表一死三塁を活かせなかったのが痛かった。宇田川を打てないならスクイズのフリするとか工夫してほしかった。山崎晃太郎はそういう打者だと思っていたのだが。6回表の一死三塁も同じ。青木だろうがスクイズのフリさせるべき。やれと言ってるんじゃない。偽装でいい。宇田川と山﨑颯は長身で足が長く、フィールディングは上手くなさそうだから、打てなくてもそういう崩し方をして欲しかった。今後のためにも。

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