曖昧批評

調べないで書く適当な感想など

サブ子の旅(18)

2021-01-29 15:23:00 | デジタル関係



毎週火曜日、「希望の園エデン・再生編」の第4層のみ参加するというルーチンの5回目のこと。後半の凍って滑るフェイズから崩れ始め、岩が落ちてくる頃には全滅、リトライを何度も繰り返すパーティーに当たった。サブ子も何度か死んだが、ヒーラーがそれ以上に死に、毎回謝っていた。回復が速くてこちらは助かると思っていたけど、回復優先でギミック処理が間に合わない系の人だったのかもしれない。

何度やっても全滅するので、誰かがギブアップ投票を出した。いやもう5週目だし、今までそんなことなかったし、と思って、サブ子は当たり前のように続行に投票したが、多数決でギブアップが採択され、すぐ外に出された。

ギブアップ機能は知ってたが、本当にギブアップになったのは初めてだった。しかも、皆そこそこ慣れてきてる5週目で。

うーむ。赤か召がいればなあ。

蘇生は基本的にヒーラー(白魔道士、学者、占星術士)の仕事だが、DPSの赤魔道士と召喚士も蘇生魔法を使える。特に赤は、連続魔を利用すれば、本来詠唱時間が長い蘇生魔法を詠唱時間なしで使える。経験上、赤がいるパーティーは半壊しても立て直せる率が高い。ギブアップしたパーティーには赤も召もいなかった。

じゃあ自分でやるか。

ふとそう思ったのが始まりだった。

その日、サブ子はもう一度機工士でマッチングして四層をクリアしたが、その後にログインしたメイン子はキャスター(赤召黒)用の新式装備(エクサーク装備)を全部買った。ちなみに、落ち着いてきたとはいえ一部位8〜15万ギルで12箇所かな。


全身新式装備かつ赤カンストかつ剣はAFをミラプリ。

ここでまた装備の話。興味ない方には分かりにくくて面白くない話だが、させてくれ。

前のパッチでは

新式(IL480)ネオイシュガルディアン装備
エデン(共)装備(IL480)エデンコール装備
強化新式(IL490)ネオイシュガルディアンRE装備
奇譚装備(IL490)クリスタリウム装備
強化奇譚装備(IL500)クリスタリウムRE装備

となっていた。クラフターが製作して市場に出すのは新式だけで、他は討滅戦でのドロップやトークンを集めて入手する。入手経路はともかく、普通に流通するのは新式なので、前パッチではIL480が基準だった、480あれば、まあOKだった、ともいえる。

で、パッチ5.4xになってどうなったかというと、

新式(IL510)エクサーク装備
エデン(再)装備(IL510)エデンマーシー装備
黙示装備(IL520)クリプトラーカー装備

となっている。強化素材はまだ出てない。零式とかに行けばあるらしいけど、ライト勢的にはまだ出てない。見ての通り、IL510が基準で、まあそれくらいあれば今パッチはやっていける、ということになる。

ところが、実装直後の新式は高い。エデン装備もドロップアイテムを集めて交換なので、すぐには揃わない。黙示は1週間に450までという入手制限がある。胴だけで825個も要るので、これもすぐには揃わない。

お金がある人はすぐ新式を買う(または自分で作る)。ない人はエデンで凌ぎつつ、新式の値下がりを待ちつつ、黙示を貯める。のが普通だと思う。のだが、僕はサブ子の旅17で書いたように、今回エデンは4層以外やらないことにしていた。

黙示が揃うまでは旧装備で戦えるように、奇譚装備の強化版を頑張って揃えて全身IL500を達成したのに、それらを捨てて交換していくのは辛い。勿体ない。

しかし、エデンやってないので、機工士のILが504とかで、徐々に世間から遅れつつある。クリプトラーカーは胴体と靴とアクセ2個くらいしか替えられてない。5週目にも入ると新式が結構普及してるので、パーティー内でのサブ子のHPが下位になってきている。その現象は、同じ装備戦略を採るメイン子も同じだ。

それと、先の万一の蘇生係として、というのもあって、機工士の黙示装備が揃うまで、メイン子は赤魔道士でエデンに参加することにしたのだ。価格が落ち着いてきた新式を一気買いして、ILは510である。

しかし、ギミック処理が一番楽な機工士で行っても死ぬ僕が赤で大丈夫か?

大丈夫かどうかは分からないが、多少ミスっても、赤魔道士は自力で回復ができる。ヴァルケアルは回復350で、本職ヒーラーの回復力には遠く及ばないが、連続魔を使えば二連打できるので、一度に700回復。具体的には約109000のHPのうち、約18000×2を回復できる。

なにより、赤でも最新レイドに参加するということに、なぜがワクワクしてしまった。赤の連続魔は、詠唱時間のある魔法を一つ撃つと、次のは瞬時発動になるという特性なので、臨機応変に魔法の組み合わせを変えるのが面白いのだ。ジョルラ>ヴァルエアロのつもりが、被弾したので咄嗟にジョルラ>ヴァルケアルにチェンジ、とか。



というわけで、今後は新式のILがアップしたら、まずその前の装備を最強にしているメインジョブである機工士で新レイドを4週くらいやる。そのころは新式の値段が落ち着いてるので、赤の新式を揃えて赤で新レイドを7週までやる。7週で終わる理由は、新トークン武器の交換アイテムが7週で集まるから。それ以降はレイド(今ならエデン再生編)をやる必要がそもそもないのだ。

この装備戦略の転換により、メイン子は6週目からエデン再生編4層を赤でやるようになった。今まではミスして被ダメアップが付いたり、HPが半減してもヒーラーさん次第だったのが、自分のタイミングで回復できるので、死亡回数は減った(ゼロではなかった)。何より自力回復できるのは気分的に楽だった。

で、サブ子は赤がまだこの時点でカンストしてなかったので、大急ぎでレベル上げを開始した。召喚はカンストしてるので、新式キャスター装備は揃えたが、召喚士の回復魔法フィジクは80だと使い物にならないので、6週めは機工士で出撃。7週目でようやく赤がカンストしたので赤で参加した。死亡回数は減ったような気がするが、蘇生する機会はなく、敵のヘイト順(貢献してる順)は8人中6か7だった。やはりまだ忙しくなるとスキル回しが怪しくなる。

7週終わったのでクリプトラーカー銃をゲットした。交換アイテム7個の他にトークン黙示も1000個必要なので、貯めてた黙示をほとんど使ってしまった。クリプトラーカー装備が揃う日は遠い。


赤魔道士ジョブクエストの登場人物たちと。左が師匠で右が後輩。

第4次イシュガルド復興にも参加した。ギャザラー、クラフター全ジョブカンストしているので、狙いは復興券。まずエモート「掃除をする」を入手したい。ホウキで掃く動作を繰り返すエモートで、面白みはないが、サブ子が黄色いエプロンを装備してやると、以前書いた「めぞん一刻」の音無響子そのものではないか。そんなジャストなものを実装してくるなんて、運営はこのブログを見ているのかと思った(見てない)。

本当はギャザラーだけで済ませたいところだが、今回はクポフォーチュン(くじ)でもらえるカジュアルチェストも欲しい。肩を出してだらっと着たパーカーと、ボディバッグ、半ズボン、チェケラ、みたいな装備だ。はっきり言って好みではないし、FFXIVの世界観とも合ってないが、そんなこと、もうどうでもいいっていうか、すごく流行ってるので、着てないと、おっくれてるー、みたいな雰囲気なのだ。

クポフォーチュンは、レベルに合った復興アイテムを製作・納品すると貰える。つまり、ギャザラーだけでなく、クラフターとしても労働しなきゃならなくて、しかもレベル80のを作らないとならない。全ジョブカンストが裏目に出た。

今まで殆どやってなかった収集品納品をやって白貨を貯め、ギャザラー、クラフター共に新型のセイント装備に更新。これで少しは作業効率が上がるはず。ディアデム諸島で材料を集めて「第四次復興用のオーニング」を作りまくった。

しかし、全く当たらない。そもそも当たりにカジュアルチェストが入ったクポフォーチュンが出てこない。10枚くらい引いて2回出たけど2回とも外した(確率8%らしい)。当たる気がしなくなって、今はちょっと休憩中。

たくさん作ったので復興券は貯まって、ホウキで掃くエモートはゲットした。


自宅玄関前を掃く。

話は前後するが、赤魔道士の70以降のレベル上げで南方ボズヤ戦役に復帰した。ここで貰える装備はIL495だし、強化してもボズヤ内限定の効果なので、閑散としてると思いきや、人数振り分けアルゴリズムを見直したのか、いついってもほぼ満員だった(72名)。でもやはり攻城戦に行こうとする人は少ないらしく、まだクリアしてない人が「皆さん攻城戦行きませんか!!!(必死)」などとシャウトしてた。

ボズヤのスカーミッシュで稼ぐ場合、今まではガンブレイカーで行くのが一番いいと思っていた。NPCが強すぎてすぐ終わるやつなどは、いかに短時間で多くの敵に攻撃できたかで評価が変わる(と僕は思っている)ので、敵をターゲットしなくても範囲攻撃、しかも360度円形範囲のを撃てるガンブレイカーが最適なのだ。まだ死んでない敵を見つけて1秒でタゲってスキルを放つ、のを五連続でやる、みたいな操作は難しい。

ボズヤでの赤魔道士は、というと、範囲攻撃は弱い。ちゃんとまだ死んでない敵をターゲットして、前方扇状範囲のムーリネを撃つか、キャストタイム2秒弱のヴァルエアロラ/ヴァルサンダラ、からの連続魔インパクト、になる。ムーリネは弱いし射程も短い。後者のコンボは2秒がもどかしい。その2秒で誰かが倒してしまう。

なので、瞬殺系のスカーミッシュは苦手だったが、ガンブレイカーでは時間がかかる敵硬い系のは、まあまあ向いてた。帝国の機械兵器は魔法に弱いのか、なかなかの速度で削れた。カンストしてなくても赤最強魔法のスコーチと、マナコスト最良の速射砲、エンルプリーズが使えるのが嬉しい。以前とはプレイヤー層が変わったのか、一人で奮闘してると助っ人に入ってくれる人が多く、やってみたら赤でも行けた、という感じだった。いつのまにかボズヤ古銭が溜まって、アイテムレベルは今時にしては低いけどミリタリー風味がいい感じのヒーラー用ボズヤン装備を入手した。

その後、パッチ5.45がもうすぐで、ボズヤの続編、グンヒルド・ディルーブラムの情報が公開された。あっ、古銭取っておけばよかった、より強い交換装備が追加されるかもしれないのに、と軽く後悔した。





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iPhone 11 ProでHipstamatic 〜 EDGEWOOD HIPSTAPAKの巻

2021-01-28 07:48:09 | カメラ
ずいぶん遅くなってしまった。1月配信ギア「Edgewood Hipstamatic」のご紹介。今回は久々にすぐ買えたんだけど、緊急事態宣言で僕の職場が全日テレワークになってしまって外に出る機会が激減。作例がなかなか撮れなかった。

Mary Lou 22レンズは「Clean warm tones」なスタイルで、「Add interesting contrast in the warm tones with this clean lens.」とある。いつものやつだ。もう写真のエフェクトを表現する語彙が尽きたのかもしれない。

Poncey BWフィルムは久々のモノクロ。「A new release in the Poncey first-frame films, this rich black and white is an elegant addition to your collection.」とある(スタイルは何故か空白)。昨夏のPoncey 96フィルムのモノクロ版で、右か左の端からランダムな範囲が焼けた空白(変な表現)になる。1コマ目の端が露光した状態を再現しているらしい。

前回も書いたけど、フィルムのそういう現象は、巻き上げの方向によって左だけのはずだが、このフィルムは右からの露光もある(ランダム)。この半年の間に誰も気づかなかったのか。それとも僕が勘違いしているのか。

このフィルムでMery Lou 22レンズを使うと、確かにウォームなトーンになる。条件は不明だが、白い部分が時々ピンクや水色っぽくなる。カラーで撮ると、全体的にやや青緑っぽくなる。特に使いたい特性ではない。フィルムはひどい時は40パーセントくらい空白になるので、前回同様まず僕は使わない。

Mery Louは「オン・ザ・ロード」のヒロイン、メリールウと綴りが同じだが関連性は不明。

作例は全てEdgewoodパックの組み合わせ。











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中田敦彦、エヴァを大いに語るも再延期

2021-01-22 00:06:56 | デジタル関係
最近僕は中田敦彦のYouTube大学から遠ざかっていた。自己啓発と金儲けの動画ばかりだし、好ましからぬ人たちとつるんでるから。
 
しかし、ついにやってくれた。「新世紀エヴァンゲリオン」について思う存分語る約5時間の動画がアップされた。
 
エヴァを見たことがないとうオンサインサロンのスタッフ?相手に軽くエヴァを語る動画が前からあって、それだけでも結構面白かった。今回のはもうとにかく長い。そして熱い。

【エヴァンゲリオン①】アニメ版を全力一挙解説!(EVANGELION)

【エヴァンゲリオン②】旧劇・新劇一挙解説!そして最新作への考察(EVANGELION)

 
 
見どころは「奇跡の価値は」の初号機の走る真似、「男の闘い」での初号機のパンチ、血を浴びても動かないゲンドウなど多数。カラーから許可が下りなかったとかで映像が使えず、すべて身振り手振りで表現してるのだが、練習してきたのかと思うほどうまい。さすが動きネタの武勇伝をやってただけある。
 
Qについては僕もよく分かってない、分かりたくもなかったのだが、あっちゃんの説明でよく分かった。初めて理解した。
 
僕はあっちゃん同様、一気再放送の時にエヴァを見て、春エヴァ(シト新生)を封切り日に朝から並んで見た。夏エヴァ(Air/まごころを君に)を今はなき渋谷東急文化会館で見た。見終わった後、僕を含めて皆目が死んでいたのを今も覚えている。
 
この動画を見て、シンエヴァ見に行きたいかも、なんて思ったが、夏エヴァもそうやって期待して見に行って鬱になったのだ、と思い出したら冷静になれた。
 
とはいえ、この動画は面白い。中田敦彦の最高傑作かもしれん。

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ローソンの「浅草ヨシカミ監修 ビーフシチューのお弁当」の感想

2021-01-18 17:44:26 | グルメ

先日、ローソンの「浅草ヨシカミ監修 ビーフシチューのお弁当」を食べた。いつかのジョブチューンで見て気になっていたやつである。なんと税込で800円もする。コンビニ弁当としてはあり得ない高価格である。



「うますぎて申し訳ないス」という煽りコピーと値段から、「ハードル上げてきてんなあ」「これで美味くなかったら曖昧批評で叩いてやる」と思いながら食べた。

結果としては美味かった。僕はそんなにビーフシチューをたくさん食べてきたわけではないが、これは生涯で食べたビーフシチューで一番美味いかもしれん。

ちょっと甘め。ちょっと酸味。ものすごいコクがある。本当はかなり複雑な味になってるんだと思うけど、普通においしいというか、ビーフシチューの王道を行く味付けだなーと思った。

肉がゴロゴロ入っている。シチューの味がしみ込んでいてやわらかいけど、よくある口の中で溶けるような柔らかさではない。適度な歯ごたえ。ジャガイモやニンジンも適度にシャキシャキしている。

外食を控えなければならない情勢で、一流店の味をコンビニで楽しめるのはありがたい。ローソンの駐車場に停めた車の中で食べたんだけど、幸せな時間だった。見つけたら多分また買う。





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Ingressに復帰してみたのだが

2021-01-14 11:23:21 | デジタル関係

昨年夏以来、週3回テレワークをしている。つまり週に2回しか通勤しない。その出勤日も、自粛しなきゃと思って寄り道せず帰っている。コロナ禍前は1日9000歩くらい歩いていたのが、今は1日平均3000歩弱(iPhone調べ)である。

この運動不足を少しでも改善しようと、Ingressに復帰した。ここ3年くらいまったく触っておらず、iPhone 11 Proにはインストールすらしてなかったのだが。

Ingressは現在Ingress Primeという名前になっている。前のとはかなり違っている。Primeになってからほとんどやってないので、その変化に驚いた。



グラフィックの違いは、TVアニメを見てたのでわかっている。UIがすごく使いづらくなっている。メニューの階層が深くて細かいし、タップしてからの反応のテンポが遅い。iPhone 11 Proでも遅いんだから、根本的に遅いんだろう。

地図が常に端末の向いてる方向を向くようになった。iPhoneのGPSやセンサーの精度がXperiaより高いせいかもしれないが、前は自機マークが、もうでたらめな方向を向いてた。地図が真上から見た時に見やすいのは数少ない良い点。

クァンタムカプセルでVery Rareのアイテムが増えなくなったらしい。僕はやめてる期間にウイルス(一発でポータルを取れる激レア超強力な武器)を40発ほどもカプセルで増やしていた。今後もその手で地味に増やしていこうと思っていたのに残念だ。

App Storeのレビューで、攻撃側が有利になったと怒っている人がいるが、あるポータルを落とそうとしたら猛烈にチャージしてきて(チャージされた具合もわかりやすくなった)落とせる気配がなく、結局ウイルスを使う羽目になった。廃人勢が全力で守ろうとしたら、やっぱり落とせないのは同じだ。動きがもっさりになったので、パワーキューブでのXM補給が間に合わないことを考えると、必ずしも攻撃側が有利というわけでもない。

一番びっくりしたのはエンライテンド(緑)が圧倒的に優勢になってることだ。少なくとも日本の関東エリアは緑がずーっと上で、うちの近所も職場の近くも緑の大草原が広がっている。

緑で本数が分からないくらいのリンクが集中しててシールドも山盛りなポータルが最寄り駅近くにあり、それを見た瞬間、また辞めたくなった。レゾのオーナー名も近所の緑ガチ勢がずらりだし。ウイルスで落としたら刺されそうだし。

なんでそんなに守りたいのかなあ。ある種の人間の何かの遺伝子からくる習性とかなんだろうか。


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