曖昧批評

調べないで書く適当な感想など

ダイドーうまみ ストリートファイターVフィギュア

2016-04-28 22:01:26 | その他
ダイドーブレンド「うまみ」のストリートファイターVフィギュアをコンプリートしてみた。

僕はおもいっきりストツー世代である。格闘ゲームは得意でも好きでもないのだが、来客用に一本用意していた。スーファミ版を。

主にガイルかチュンリーを使っていた。一人用で、ようやくコンピューターのベガに勝てるかな、という程度の腕だった。昇竜拳のようなコマンド型の技は苦手だった。

これを見ると、反射的にストツーだと思ってしまうのだが、今のはファイブなんだね。


リュウの昇竜拳。うまみの缶じゃないけど勘弁してくれ。家にこれしかなかったのだ。缶は変だが、写真加工はVSCOを使っている。


春麗のスピニングバードキック。当時のCMでは水野美紀が演じていて、僕はファンだった。曲が筋肉少女帯で、シングルCD買ったよ。


バルログのフライングバルセロナアタック。敵としては手強いが、自分で使うとひどく弱いキャラだった。


キャミイのキャノンストライク。このフィギュアを見るまで存在を忘れていた。


ベガのアルティメットサイコクラッシャー。この技で横に飛んでくるときの当り判定がわからなくて、よく死んだな。

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「真田丸」第16回「表裏」

2016-04-25 22:02:11 | 大河ドラマ


いきなり悪いニュース。上杉景勝が信繁を大坂に置いて越後に帰った。信繁の処遇については言及せずに。

秀吉「何も言ってなかったよな?」
三成「言ってませんでした」

景勝が大坂を去るときに

三成「あの人質、連れて行かせなくていいんですか」
秀吉「わしに考えがある。ほっとけ」

みたいなシーンがあれば、言及なしも気味悪さを増したと思うのだが。

次に良いニュース。信繁が馬廻衆に採用された。黄母衣ってのは、腰にタオルを下げるように装着するのだと初めて知った。

茶々と見つめ合っていたゴンザが井戸に落ちて死んだ。その補充が信繁だった。ゴンザの死は事故ではなく、嫉妬した秀吉の命を受けた加藤清正の仕業らしい。

信繁は明らかに茶々に気に入られている。顔は好きなタイプだし、独身であることを確認もされた。馬廻リーダーの平野氏には、おまえ死ぬぞと言われた。

平野氏は本人との会話では丁寧だが、片桐且元が居なくなってから、彼の悪口を信繁に吹き込んだ。秀吉の身辺を警護する大事な役目だと言いつつ、いつも寝そべってスルメイカをかじっている。

三成は大谷吉継と利休排除の相談をしている。秀吉には知られずにやる気らしい。

秀吉は、信繁の意見「家康は本心を書いてない」を信じたふりをして、家康に真田討伐の許可を出した。

今回のタイトルは「表裏」だ。最初は真田昌幸を評した秀吉の言葉「表裏比興の者」のことかと思ったが、豊臣家の表と裏のことだった。

井戸をのぞき込んでいた信繁は、清正に殺されかける。清正の腕を後ろ手に捻って勝ったと思ったら、そのまま持ち上げられた。このキャラだと新井浩文は加藤清正ではなく福島政則ではないのか。

そのピンチを救ったのは豊臣秀長だった。豊臣家は急激に大きくなりすぎ、心が付いてきていないという。この人だけは裏表がなかった。兄貴も天才かもしれんが、弟も百姓から超短期間で大名らしくなり、それも名将と言われるレベルまで成長してんだから、母親のなかさんの遺伝子恐るべしである。

未来の信幸の嫁が、ちょっとだけ登場。打倒真田に燃えていた。戦争の中、宿敵同士がいかに夫婦になるかをアクションありロマンスありで描くんですね分かります。しかし、吉田羊はジャニーズに手を出して今炎上している。ジャニーズに消されるんじゃないかという噂もある。撮影が終了するまで芸能界にいられるかどうか…。

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SONY BRAVIA W870C ファーストインプレッション

2016-04-23 11:56:25 | デジタル関係
8年くらい前に購入した37インチ液晶テレビAQUOSがぶっ壊れた。突如いろんなものの輪郭や影の部分が赤くなった。どうやらRGBのGチャンネルが死にかけているらしい。うちの奥さんはTV大好きっ子で、四六時中つけていたので、いつかはこうなると思っていたのだが、その日が来てみるとあっけなかった。

早速後継機の選定を行う。電気屋で画質や筐体の強度などをチェック。パナソニックは色が浅い。シャープは自然で好きな絵作りだが(慣れてるし)、買収されたので将来が不安。テレビは10年くらい使うものだから。東芝も会社がヤバそう。10年後にTV事業やってるかわからん。黒がパッキリしていると嫁には高評価だが。ソニーは異常に薄い。下部は普通だが、上部は薄くて、裏面が押すと凹む。うちはブルーレイレコーダーがソニーなので、連携を考えると揃えた方がいいのだが...。

一晩嫁とカタログを睨みながら検討会。東芝ほどくどくない引き締まった黒と、連携を考えて、ソニーの2K43インチの870Cを本命に決定。評判の良くない操作レスポンスを試してみて、ダメだったら東芝のJ10かも?という結論。

翌日、量販店を3つ回った。実機をいじり倒した結果、870Cの操作レスポンスは無問題だった。さらに、華奢だと思っていた背面は金属で、しっかりしていた。最初に見たのは700Cだった模様。

そういうわけで、某田電気でソニーブラビア43W870Cを購入した。値段は秘密。

びっくりするほど電気屋のテレビは4Kばかりだったが、敢えて2Kを選んだ。そんなに高精細な映像を求めていないし、ブルーレイレコーダーが古めで、普通のハイビジョンだから。実際に使ってみると、何の不満もない。

多機能なテレビだが、配線は簡単だった。前のテレビのケーブルをそのまま付けてOK。特に不足はなし。

リモコンが二つある。片方はふつうのボタンの奴。もう片方は静電容量式タッチパネルとマイクが内蔵されている。タッチパネルはフリックしてメニューを行き来するのに使う。マイクは音声検索に使う。

タッチパネルは反応など悪くないが、スマホとかと違ってタッチしたところが視覚的に変化しないので、ダイレクトな操作感ではない。これで手書き文字入力ができたらな、と思わなくもないが、なにげにマイクを使った音声検索が賢い。やたら検出精度が高く、早口で聞き取りにくいといわれる僕の声でも、ほとんど間違わず、一発で決まる。Siriや執事の羊くんよりもいい耳とカンをしている。

価格コムなどでは操作の反応が遅いとかフリーズするとか酷評の嵐だが、今のところまったく問題ない。チャンネルの切り替えは一瞬ではないが、待つほどでもない。遅いときでも0.5秒くらいだ。

音質もよく言う人がいない。確かにスピーカーが中にあって、外向きに穴が空いてないんだなと感じる籠もった音ではあるが、ホームシアター的に本気で視聴するわけでもない我が家では、誰からも文句は出ていない。こだわる人は外付けで好きなスピーカーを繋げればいいのだ。

Android TVが実装されている。わざわさそういういかにもOS的なものがなくても、今のテレビはYouTube見れるのが当たり前のようだが、一応Androidなので、テレビ版限定だけどGoogle Playから好きなアプリを入れられるし、入っている奴の更新も可能だ。

それらAndroidアプリを使うときに、音声検索が威力を発揮する。YouTubeやニコニコ動画の検索では、使いやすいとは言い難いソフトウェアキーボードより、音声入力の方が断然楽で速い。うちの子供たちでも使えている。というか、時々親が覚えのない動画がおすすめに上がっているので、奴らは勝手に使いこなしている。

面倒なのは、アカウントを作らなければならないアプリかな。Google Playのために一つ必要なのに、さらにニコニコ動画のためにもう一つ作るとか、GyaOもあるし、とか。アカウント設定は音声使えないとか、パソコンが必要だったりする。ニコ動はパソコンで新しいのを一つ作った。自分のを使うと過去の履歴やリストを家族に見られるので。

動画サービスはパソコンでも十分以上に視聴できるわけだが、大画面でみんなで見るのも結構いい。何もおもしろい番組がないときなんかは、特に重宝する。改編期で薄めて伸ばしたスペシャルばかりの日や、災害情報ばっかりの日とかは…。

ブルーレイレコーダーとの連携は、レコーダーが古いせいもあるが(A750)、テレビリモコンでの操作が完全にはできていない。レコーダーの電源が連動するとか、起動時間が半分になった(たぶん機器の認識が速い)という恩恵はある。画質も前よりよくなったと感じる。テレビが新しいからというのもあるが、ソニーのテレビは、ソニーのブルーレイレコーダーに合わせてチューニングをしてあるんだな、当たり前だけど。と改めて気づく画質。

テレビなんて、地デジが映ってdボタンを使えてフルハイビジョンなら、もう付け足すものはないと思っていたが、最新のBRAVIAは、テレビ以上の何か凄いモノになっていた。


繋げると勝手に設定してくれる感じ。


色々あってワクワクする。


YouTubeを居間の大画面TVで見る日が来るなんて。


気取った電源ランプ(LED)の見にくさはソニーの統一仕様。おしゃれすぎるスタンドは不安定に見えるが、付属の耐震用ベルトでラックに固定している。


全金属製で結構硬いが、薄くてびっくり。下部はそれなりに分厚いが、全体的に軽くて、一人で持てる。

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「真田丸」第15回「秀吉」の感想

2016-04-18 07:00:32 | 大河ドラマ


熊本地震の速報枠が表示された状態での視聴だった。

信繁は秀吉が吉野太夫のところに行くのに無理矢理付き合わされる。秀吉は太夫に懸想しており、一晩だけでも共に過ごしたいなどと迫るが、やんわりと拒絶される。関白といえども祇園の太夫=京都の伝統的文化的権威を自由にすることはできないのだな。

面会を後回しにされてしまった上杉景勝は、秀吉を「会ってみたら、ただの騒々しいオヤジ」と評していた。

真田の郷では昌幸が「ここまできたらもう少し様子を見たい」と上洛を先延ばしにしていた。

作兵衛がスエに自分の乳を含ませてみた、などと変態的なことを言う。領主の若様の御息女におっさんの乳首を吸わせていいのか? だが、落ち込んでいる信幸は「やめたほうがいい」と普通に返した。

佐助が出浦氏と手品の練習をしていた。火遁の術の練習で庭が火の海になっているのに、凹んでいる信幸は無反応…というギャグ。

前の嫁との子供のDNA鑑定がなんとかで話題の大谷刑部愛之助吉継が登場。友情のために命を懸けた名将が彼でいいのか? この時点では目が見えるんだね。普通に顔を出していた。

その吉継が三成を「相手の立場が変わると態度が変わるが、本当はいいやつ」と爽やかな笑顔で言う。全然褒めてない。

福島正則も登場。いかにも脳筋・前衛ジョブって感じ。加藤清正も三成宅を訪れたが、映像としては先週の絵がもう一度出たのみ。あんたが作った城が、いま地震で大変なことになってます。

秀吉が景勝に真田に肩入れするなと命令。秀吉は基本命令口調。守護大名でも源氏の子孫でもない彼は、他の大名に対して丸め込むとかおだてるとか、ちょっと違う方法を使うような気がするのだが。しかも景勝を謙信の嫡男だと勘違いしていたし。

このドラマでは、神経衰弱で負けそうになったらぐちゃぐちゃにするとか、大野治長らしき人物と茶々が視線を絡ませているのをジト目で見つめるとか、天真爛漫天然ボケかつ猜疑心が強い人物として設定されているようだが。

検地についての会議にて。

秀吉「検地で何がわかる?」
秀次「いろいろなことがわかります」
三成「土地の値打ちを測ることができます」

秀次は秀吉に子ができたから邪魔にされて消されたと思っていたが、アホの子だからかもしれん。

利休が桂三枝。微妙に関西イントネーションなのはいいのか?

豊臣家の一族の団らんシーン。おっかさんが汚かった。イメージ通りだけど。そして、そこだけしか映らないので、大坂城の巨大さとか豊臣家の兵力とかスタッフ数は脳内で補完。そこだけ見ると、ただのファミリー団子パーティー。

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「真田丸」第14回「大坂」の感想

2016-04-12 17:58:55 | 大河ドラマ


第一次上田合戦の勝利後、春日山城に戻った信繁は、上杉景勝に「上田にいてもいい」と言われる。梅をなくしてそういう気分じゃないと言うと、では好きにするがいいと言われる。

さらに、秀吉の呼び出しで上洛するから一緒に来てもいいぞと言われる。自宅に帰ってもいいし、いつまでも此処に居てもいいし、旅行についてきてもいい。どんだけ好待遇な人質なんだ。

真田攻めに失敗した鳥居元忠は、家康にひどく叱られた。本多忠勝が第二派として出撃することになった。

と、思いきや、徳川軍の機密を知る軍師・石川数正が秀吉のもとへ出奔。真田攻めどころではなくなり、中止。そうなるように、牢にいる真田信尹が石川数正を唆したらしい。信尹は智謀85はありそう。さすが真田チート一族。家康に仕えることになったが、どこまで本気なのか。大坂の陣では徳川勢のはずだが…。

真田昌幸にも秀吉の召喚状が届いた。

父上は大名でもないのに。父上は大名でもないのに。父上は大名でもないのに。

と、信幸が三回繰り返して「うるさいわ!」と叱られた。一国を丸ごと支配してはいないが、信濃北部と上野北部を合わせれば、大名を自称してもよい規模だとは思うが…。

信繁は、結局景勝と上洛する事になった。それを知った昌幸は大喜び。あいつに秀吉の真意を探らせよう。あいつは人の懐に飛び込むのがうまい。あいつは使える!

それでいじけた信幸が嫁の膝枕で愚痴ったら母親だったというコントあり。

景勝一行のお世話係は石田三成。ただでさえ僕の中では評価が低い俳優なのに、信繁を冷たく扱って
「人を不快にする何かを持っている」と評されていた。

上洛は京都に上ることなので、一行は大坂ではなくいったん京都に行く。大坂行きを表す用語もあればいいのにね。

石田三成と加藤清正が仲良かった。豊臣家の衰亡の原因の一つは、三成の文治派と清正ら武断派の対立だったわけだが、若い頃はああだったのだろうか。

大坂についた信繁は、いきなり茶々に「好きな顔」と言われる。竹内結子は好きな女優だが、やや無理のあるぶりっこな演技だった。うちのフルハイビジョンテレビだと目尻の皺がはっきり見えたし。

片桐且元の計らい?で秀吉と遭遇。且元が具合悪そうなのが気になったので調べたが、この時点では病気とかはなさそう。次のコント展開の布石か?

・・・・・

軍師官兵衛のときから気になっていたのだが、大河ドラマは画面に映る家臣や兵が少ない。

上杉景勝が上洛するとき、あんなに少人数だろうか。江戸時代の大名行列とまではいかないだろうが、護衛の兵が百人以上いたのではなかろうか。一応天下統一なったとはいえ、越中、加賀、越前と、かつての敵国の中を通過するのだから。

それなのに、上杉景勝、直江兼続、真田信繁、きりの四人で旅しているようにしか見えない。見えないけど、護衛の兵が百人以上いるんだと、視聴者が脳内で補完しなければならない。

豊臣家もそうだ。大坂城にいたのは秀吉、茶々、且元プラス数人だけ。だが、城内には他に数千人の家臣や兵や侍女などがいるはず。だが、映らない。そんなに役者いないから。

徳川家だって、家康、阿茶の局、本多正信、本多忠勝しか画面に映らない。画面だけ見れば、一兵もいないのに天下を論じているつもりになっているかわいそうな人たちである。駿河遠江三河に点在する三万人くらいの徳川兵を想像して、ようやく、ああこの四人は徳川家の首脳陣なのだと思うことができる。

ここへ来て、ようやく僕は気付いた。大河ドラマは劇なんだと。

例えば、合戦の様子を描いた背景画の前で、両軍の喚声とか剣と剣が激突する金属音とか、その手のノイズがスピーカーから流れる舞台で、三人くらいの役者がいる。そのうちの一人は将軍で、伝令の戦況報告を聞いている。傍らには副官がいる。舞台で動いている人間は三人しかいないが、観客は数万人対数万人の合戦として、そのシーンを見ている。大河ドラマは、そういう劇と同じなのだ。

つまり、背景や環境はリアルに作っていないけど、察しろと。出てくる人物はせりふのある奴だけだけど、見えない大軍を心の目で見ろと。舞台でやる劇のように。

という風に鑑賞するのが正しい大河ドラマと、その他多くのドラマの楽しみかたなのだろう。この歳になってようやく気づいた。みんなそういう暗黙の了解の上で楽しんでいたんだな。

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