曖昧批評

調べないで書く適当な感想など

セブンイレブンの赤坂四川飯店監修「坦々麺」

2023-07-30 20:12:00 | グルメ



セブンイレブンが世界のグルメフェアとかいうキャンペーンをやっている。それで例の赤坂四川飯店の麻婆炒飯が復活し、また何回か食べたりした。

そのキャンペーンの新商品(だと思うけど)、赤坂四川飯店監修の坦々麺を食べた。

コロナ前までの数年間、某メーカーに出向していた。そこの社食で月イチくらいの頻度で陳建一監修の坦々麺が食べられた。ご存知の通り故・陳建一氏は赤坂四川飯店のオーナーシェフであり、セブンイレブンのと社食のは同じではないかと思われた。

思った通りだった。どろっとした重たいスープは、かなり甘くて濃厚。やはり癖になるスープだ。麺だけ違う。太めで柔らかい。社食のはもう少し細くて硬さ普通だった。






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映画「君たちはどう生きるか」の感想(ネタバレあり)

2023-07-23 20:56:57 | テレビ・映画
宮崎駿の「君たちはどう生きるか」を見たので感想。

ネタパレするので注意してください。



すごく見たかったわけでなかった。見たいアニメ映画なら「響け!ユーフォニアム」の新作のほうだった。ユーフォは娘たちが両方受験生で我慢してるのに、親父が行くわけにはいかん。じゃあ、宮崎駿のあれ行くかと。

なんの情報も持たずにジブリ映画を見に行くなんて貴重な体験と、誰かが書いていたが、僕自身の経験で言えば、「ハウルの動く城」は無情報だった。行く気なかったのに、友だちに誘われて急遽行ったため、全く内容を知らずに見た。情報がないことの効果は何もなかった。

だが、今回はレベルが違う。あの鳥の絵とタイトル、菅田将暉やキムタクが声で米津が歌という以外、全く情報がない。「ハウルの動く城」は無情報とは言っても予告編とかは目に入ってたので、そういう時代感と世界設定の話ね、くらいは把握していた。それすら今回は一切ない。

今度こそ宮崎駿の最終作品になる可能性が高い。これ書くと歳がばれるが、こちとら「未来少年コナン」の本放送で宮崎アニメの洗礼を受けた人間だ。今どきの若い連中とは年期が違う。最後がどんな作品なのか気になるじゃないか。その最後のやつが、袋とじになっている。それは開けなければ。

動機が長くなった。感想に移る。

僕の結論は、これは宮崎駿が少年時代にこんな夢を見たな、というのを今の年齢で再現したもの、である。夢と言っても寝ながら見るやつ。なので、支離滅裂である。

過去の作品で似てるのは、千と千尋かな。ハウルもちょっとあり。普通の少年がヘンテコ夢世界に転移して訳わからん大冒険して現実に帰ってくる話だ。

集大成っていう評を見るけど、そうかなあ? エンタメの集大成はラピュタで、啓蒙のはもののけ姫だと思うぞ。力の入り具合、作品の重さからいって。今回は変化球な感じがする。最後かもしれないのに変化球。

カリ城で飛んで渡るローマの池の石や、豚でジーナが待ってる東屋そっくりなのが出てきて、今までに使ったものがちょいちょい出てくるってのはあったけど。

ヒメが「ここでは私の力は制限される」っていうところで、ここでピンチを作るためにそういう設定を今差し込んだ感がして、巨匠にしては今どきの量産異世界ものみたいな雑さだなと思った。せめて伏線張ろうや。

産屋の前で倒れて、大おじのところに行ったと思ったら鎖で繋がれてたとこ。いくら夢でも繋がりおかしいぞ、と思ったのだが、意識失ってるときに見た映像なのかね。次のシーンでヒメも捕まってたし。っていうように、夢の中っぽさを言い訳にして繋がりが分かりにくいとこ、いくつかあるよ。

新海誠もそうだし、細田守もそうだし、村上春樹も最近はそうだし、そうでなければならない必然性が薄い異世界を作って、他人にはよくわからんものを表現しようとする作品、最近多くないすか。そしてそれを、真剣に読み解こうとする人達がいて。椅子のキャラは◯◯の暗喩なんだ、とか、オオカミ男はあれを象徴している、とか、包丁持ったインコはあれを意味してる、とか、作者はいちいち設定してんのかね。作者としてはこうだけど、違うふうに解釈してもいいよ、いろいろ考えられるようにしておいたよ、って作ってるのかね。作者以外には理解しがたい暗喩らしきものたちを。

「君たちはどう生きるか」は、そういった仕掛けられたのか自然に出てきたのか分からん奇想天外な設定が、ジブリ史上最も全面に出された作品だ。つながりの悪さや、父の再婚相手が母の妹という関係含めて、これから検証されていくんでしょう。

ただ、僕はこの作品結構好きである。疎開先の屋敷で何もかも分からん環境に置かれる気分がリアルに感じるし(流石)、下の世界の景観もいくつか気に入ったところがある。ヒメの家の窓から幻影?の船がたくさん見えるとことか、最後の王様インコに尾行される長い回廊(高級リゾートホテルみたい)とか。好きなところを切り取って鑑賞したい作品だな。

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Xperia 5 IIのカメラ

2023-07-17 10:58:00 | デジタル関係
中古で購入したXperia 5 IIのカメラを軽くテストした。あくまで曖昧批評的に軽く。

Xperia 5 IIのカメラは力が入っている。ソニーのαシリーズと同じ?設定操作画面のPhoto Proモードを搭載している。レンズはカールツァイスの認証を受けていて、「T*」の銘が付いてる。日本光学のニッコールレンズばかり使ってきた僕にとって、人生初のツァイスである。


Xperia 5 IIで撮影。レンズは望遠(70mm)。


同じ位置からiPhone 14 Pro望遠で撮ったもの。77mmなので、少し寄ってる。


Xperiaの16mmで撮影

24mmで撮影

70mmて撮影

70mmからデジタルズーム最大で撮影

・・・・・

iPhoneのカメラのCMOSはソニー製なので、違いは味付けというかチューニングということになる。iPhoneは記憶色重視でかなり作るので鮮やかに見える。Xperiaは相変わらず解像感をいじらないというか、ナチュラル。レタッチ前提の、いわゆる素材重視…なのか?


期待のPhoto Proは、設定がカメラっぽくて僕みたいなのにはわかりやすいのだが、シャッターボタンが物理ののみなのがやりにくい。画面上のボタンも欲しかった。あと、このモード時はホームボタンが表示されないので、余計なところを押さないように、このへんかな、と画面下部をフリックさてホームボタンを出すことになる。結構ストレス。

iPhone14Proでは、メモ的なやつとかどうでもいい写真を撮って内部メモリーを汚したくないので、Xperiaでその辺をカバーしたい。そのためには十分な性能だが(3眼だし)、Photo Proは設定を追い込みたい時だけかな。しかし、そういう写真はiPhoneで撮りたいというジレンマが。


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陳麻婆豆腐の「陳麻婆豆腐」

2023-07-09 20:16:50 | グルメ



先日、Xperiaの中古を探しに新宿に寄った。京王モールを歩いていると、「陳麻婆豆腐」という店があった。

あの惜しくも閉店してしまった菜根香の陳麻婆豆腐の味を残したいという店なのか? 前はここロッテリアだったよな…?

調べると、陳麻婆豆腐は、そういう名前の店だった。チェーン店らしく、他にも店舗があった。19世紀の四川省で、麻婆豆腐というものを最初に作ったお婆さんの店だとか。

なんじゃそれ。菜根香=赤坂四川飯店の麻婆豆腐こそが「本物」だと思って生きてきた僕の認識はどうなる。

更に調べると、「陳建一麻婆豆腐」という店があるではないか。なにこれ、どっちが元祖か争ってんの?

これは見過ごすわけにはいかん。

というわけで、まずは「陳麻婆豆腐」府中店に行ってきた。

頼んだのはスタンダードと思われる「陳麻婆豆腐」。そのままだ。ご飯と小鉢と卵スーブとザーサイがついてくる定食である。より辛く、少し高価な「正宗陳麻婆豆腐」というのもあった。正宗って中国語にもあるのか?



で、お味のほうだが。

辛さはまあこんなもん。痺れのほうはけっこうビリビリ来る。牛肉の主張が強くて、ビーフ感ある。ネギではなくニンニクの葉だそうだが、それはあんまり。存在感なくて気づかない。それより豆腐が大きめ。

写真では赤くて透明感あるように見えたけど、ラー油少なめで、そんなでもなかった。そして、菜根香のような衝撃はなかった。菜根香のは、何回食べても「これだッ!!!」という刺激が、脳を直撃したものだが、そういうのはない。普通に美味しかったです。

ていうか、世の中のそれなりに美味い麻婆豆腐は、この味を目指してるんじゃないかなと。世の中の麻婆豆腐の元祖にして頂点が陳麻婆豆腐で、それとは別個に、孤高の存在としてあるのが陳建民〜陳建一〜赤坂四川飯店〜菜根香の麻婆豆腐なのかな、と。

「陳建一麻婆豆腐」のほうは、多分立川店にいつか行く。赤坂四川飯店に行くのが一番いいんだろうけどね…。


このお婆さんが麻婆豆腐を発明したらしい。


最終的にご飯にかけろとあるので、僕もかけて食べました。普段はしないんだけど。


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Xperia 5 IIを買った

2023-07-06 20:47:58 | デジタル関係



ウォークマン代わりに使っていたXperia XZか突然止まった。電源キーと音量キーを長押ししても起動せず、充電ランプも点かず、PCにつないでも見えない。どうやら完全にお亡くなりになったらしい。

ほぼ引退していたXperia Z5を急遽現役復帰させた。なんで中古で買ったこっちのが安定してるんだ。だが、ソニーのVideo and TV Showが非対応になっていた。いつかのバージョンアップで、Android 7以上が必要になっていたらしい。

あれが使えないとブルーレイレコーダーの動画が見れない。あれ転送すると負荷高いから、iPhone 14 Proは予約だけ使いたいんだよな。

というわけで、「けっこう安い」某中古ショップで中古のXperiaを買うことにした。

最初は11800円の10 IIにしようと思ったのだが、動きがモッサリしてるという評価が多くてやめた。Xperia 5 IIを購入した。23800円だった。中古で買うにはちょっとギャンブルな値段だったが、ランクBを信じることにした。

色はピンクしかなかった。ピンクの中でも、男はまず選ばないタイプのくすんだピンクだが、それが逆にいいかもと思うことにした。前のオーナーが女性なら、そんなに乱暴に使ってないのではと。実際傷一つない。



まだ一日しか経ってないので、ちゃんとした評価はできないのだが、とりあえず字が小さくて老眼にはきついです。auの初期設定やれやれってうるさいです。

Wi-Fiのつかみ、BluetoothのつかみがXZより全然うまい。つるつるしてて落としそう。カバーつけないと、出っ張ったカメラが傷つきそう。5 IIのあとにiPhone 14 Proをいじると画面が幅広くてびっくりする。

まだ3年経ってない準フラッグシップだし、あと5年はこれで戦えそう。戦ってくれないと困る。でもAndroidを12にするかどうかで悩んでる。

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